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今日はヒーラー要素ゼロでお届けします。
上の自己紹介には書いていないけど、実は、ちょっとだけ古文好きです。
ちょっとだけ??
国文学科で学ぶくらいだから、好きなんだと思うけど、「好き」=「院生みたいに熱心」→「そこまでの興味はない」→「ちょっとだけ好き」と言っています。
国文学は、ちょっと好きなくらいで行くところじゃなかったな。
研究するよりも、物語として読むだけとか、研究した人の話を聞く方が好きです。
でも専門的すぎると眠くなります(笑)
高校の時、模試の古文の続きが読みたくてたまりませんでした。
大人になってから、古文+訳付きのをいろいろ読みました。
「落窪物語」
「古今和歌集」
「万葉集」
「更級日記」
「伊勢物語」
「とりかえばや物語」
「源氏物語」
「蜻蛉日記」
「竹取物語」
「土佐日記」
など
高校の時は、「蜻蛉日記」は夫が他の女のところに行くのを嫉妬する妻の話と習っていて、ドロドロな感じだと思って好感度低めでした。
「更級日記」は、「源氏物語」を読みたくて祈り続けて叶った少女の話。
簡単に手に入らない物語に憧れて、都会に行きたいのが叶うというところにすごく共感していました。
大人になって読んでみたら、この二つの好感度が逆転!
「蜻蛉日記」の作者、ドロドロじゃなかった!
古文のまま読んだときの、透き通るような風景描写が好きー。(訳も見るけど)
才能ある女性の、透明な美しいエネルギーを文章から感じました。
「落窪物語」は継母にたくさんの縫い物を言いつけられているところを模試で読んでいたけど、救い出されて結婚して、継母たちに復讐するところのほうが長くておもしろかったです。
結婚相手がどんどん出世して役職が変わるから、慣れるまで「この人誰?」ってなりました。
慣れた頃に出世してまた役職が変わるから、迷惑~(笑)
「伊勢物語」は読んでみたけどあんまりおもしろくなかったな~(笑)
ちょっとおっさん的な空気。
でもね、避難所で食べたアルファ米!!
「伊勢物語」に出てくる「乾飯(かれいい)」
※ご飯を乾かして旅のときに持っていく。ふやかして食べる。
※伊勢物語では、旅をしていて、歌を詠んで涙でふやける(笑)
私、「かれいい」を食べたの?!
ひゃー♡♡
避難所で夜中にひとり、ちょー興奮。
周りに「かれいい」通じる人いないし!
この興奮をどうしてくれる。
「かれいい アルファ米」で検索したら、「近い」と書いてありました。
Facebookの高校の同級生は分かってくれました♪
ヒーラー要素ゼロでお届けするつもりでしたが
古文ではよく病気になったら祈って治そうとしていて、高校のときはそれを「昔の人ってバカねぇ」と思っていたけど、一種の遠隔ヒーリングでは?
現代人なのに平安人みたいな体験をしてみたい方はぜひご利用ください。
癒しの空間Magentaヒーラー・講師
かなえ(外尾佳苗)