Hola!こんにちは、こんばんは!
映画『Michael/マイケル』はもう公開ですね。H&T主任は一足先に先行上映を鑑賞しました。
前々回の拙ブログでも紹介させて頂いた、マイケルの原点ともいえる楽曲、“I'll Be There”は、劇中3回も流れ、3回とも胸が一杯になったH&Tでした![]()
映画にさらに深みが増しますよう、良かったら拙訳で歌詞も味わってくださいね。
ところで、マイケルといえば「キング・オブ・ポップ」実はラテン音楽にもキングと称されるアーティストはいます。
その一人が、キング・オブ・バチャータ、または、キング・オブ・メレンゲこと、ドミニカ共和国出身のファン・ルイス・ゲラさん。
ファン・ルイス・ゲラさんはバークレー音大でジャズ編曲の学位も取得した奇才でもあります。
バチャータもメレンゲも、サルサと同じくカリブ地域発祥の音楽&ダンス。メレンゲはサルサのテンポを速くした軽快なリズムが特徴的です。
ファン・ルイス・ゲラ氏は、かつて拙ブログでも意味深?な歌詞のバチャータを取り上げていますが、メロディに劣らず歌詞が印象的なのが特徴。H&T主任のこよなく愛すラテン・アーティストの一人です。
実は自分、某役付きの方に随伴し北米から、カリブ海(ドミニカ共和国)へ足を延ばし、とある商品の買い付け商談をお手伝いしたことがあります。
しかしその当時、首都の近代的なホテルを一歩出ると、そこはもう貧困そのもの。ハリケーンや洪水被害も重なって大変な状況でした。
首都サント・ドミンゴの夕暮れ。北米から近く、観光開発も盛ん(野球も大人気)。
サルサ、バチャータ、メレンゲはいずれも陽気なラテンのリズムです。しかし、ファン氏の作品の底流には「現実が貧しく荒んでいるからこそ、精神的にも物理的にも幸福な社会にしたい」そんなメッセージが隠れています。
そこで今回、雨の季節に相応しいファン氏のこの曲、“Ojalá Que Llueva Café(オハラ・ケ・ジュエバ・カフェ)”を皆様と読み解きたく思います。
歌詞の大意は、「空からコーヒーの雨が降ればいいのにな」コーヒーというのは豆の収穫で農家が潤い、珈琲を飲めば人々の気持ちが安らかになる、すなわち、繁栄と平和の象徴です。
都会や観光地の繁栄と裏腹に、地方の生活はまだまだ厳しいです。
発展途上国ゆえにつらい日常がある。だからこそ、人々の幸福を願わずいにはいられない。それこそがファン氏が陽気な歌に託したメッセージ。今回、拙訳のマーカー部分を読み解いてよく理解できました。
自分はサルサやバチャータなどラテン音楽のダンスも大、大、大好きですが、おうちで静かに歌の意味や背景を味わいつつ、時に陽気さの裏側に想いを馳せて胸が一杯になることがあります。
この曲も自分にとってそんな一曲です。
歌詞の背景を知り、踊りにも気持ちを込めたいです(サルサ教室の前、サイゼリアにて)
Juan Luis Guerra y 440(フアン・ルイス・ゲラとクアトロ クアレンタ)
Ojalá que llueva café(オハラ・ケ・ジュエバ・カフェ/空からコーヒーの雨が降ったらいいな)(1989)
作詞・作曲 フアン・ルイス・ゲラ
※今回H&T主任はドミニカ女性の気持ちに想いを込め、女性バージョンで訳出させて頂きました![]()
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降ればいいのにな
Que caiga un aguacero de yuca* y té
キャッサバ*やお茶の土砂降りもいいな
*キャッサバはタロイモ。カリブ海では主食の一つ。
Del cielo una jarina de queso blanco
空から白いチーズの小ぬか雨なんてのもいいな
Y al sur una montaña de berro y miel
南の方ではクレソンや蜂蜜も山ほど降っているの
Oh-oh, oh-oh-oh, ojalá que llueva café
あ~ぁ、あぁ、あぁ、あ~ぁ、コーヒーの雨が降ってくれないかな
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降ればいいのにな
Peinar un alto cerro de trigo y mapuey*
小麦とヤム芋*の高い丘を櫛けずり
*ヤム芋は山芋と同じ「ヤマノイモ科」こちらもカリブ海では主食の一つ。
Bajar por la colina de arroz graneado
米粒の山を駆け下りて
Y continuar el arado con tu querer
愛をこめて耕し続けるの
Oh-oh, oh-oh-oh
あ~ぁ、あぁ、あぁ、あ~ぁ
Ojalá el otoño en vez de hojas secas
秋になっても、枯葉じゃなくて
Vista mi cosecha es pitisalé
私のこしらえたピティサレが見たいし
Sembrar una llanura de batata y fresas
平地にはサツマイモとイチゴも植えるのね
Ojalá que llueva café
コーヒーの雨が降ったらいいのにな
Para que en el conuco no se sufra tanto, ay hombre
そうしたら村も楽になるのにね、ね、あなた
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降ればいいのにね
Pa' que en Villa Vásquez oigan este canto
ヴァスケスの村にもこの歌が届きますように
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降ればいいのにね
Ojalá que llueva, ojalá que llueva, ay hombre
降ればいいな、降ったらいいな、ね、あなた
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降ればいいのにね
Ojalá que llueva café
コーヒーよ、降ってちょうだい
雨の日も、落ち込む日も、このメレンゲのように陽気に生きたいと思います。
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降ればいいのにね
Peinar un alto cerro de trigo y mapuey
小麦とヤム芋の高い丘を櫛けずり
Bajar por la colina de arroz graneado
米粒の山を駆け下りて
Y continuar el arado con tu querer
愛をこめて耕し続けるの
Oh-oh, oh-oh-oh
あ~ぁ、あぁ、あぁ、あ~ぁ
Ojalá el otoño en vez de hojas secas
秋になっても、枯葉じゃなくて
Vista mi cosecha es pitisalé*
私のこしらえたピティサレ*が見たいし
*ピティサレは塩漬け干し肉、またはその料理。フランス語のPetit Saléが訛ったもの。
Sembrar una llanura de batata y fresas
平地にはサツマイモとイチゴも植えるのね
Ojalá que llueva café
コーヒーの雨が降ったらいいのにな
Pa que en el conuco no se sufra tanto, oye
そうしたら村も楽になるのにね、そうでしょ
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降ればいいのにね
Pa que en Villa Vásquez oigan este canto
ヴァスケスの村にもこの歌が届きますように
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降ればいいのにね
Ojalá que llueva, ojalá que llueva, ay hombre
降ればいいな、降ったらいいな、ねぇ、あなた
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降りますように
Ojalá que llueva café
コーヒーの雨が降りますように
Pa' que todos los niños canten en el campo
子供たちみんなが畑で歌えますように
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降りますように
Pa' que en La Romana oigan este canto
ラ・ロマーナの町にもこの歌が届きますように
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降りますように
Ay, ojalá que llueva, ojalá que llueva, ay hombre
あぁ、降ればいいな、降ったらいいな、ねぇ、あなた
Ojalá que llueva café en el campo
畑にコーヒーの雨が降りますように
Ojalá que llueva café
コーヒーが雨になって降り注ぎますように
☟以下囲みはスペイン語の勉強なのでスルーしても大丈夫です。
ラテン音楽に学ぶスペイン語レッスン(File No.02)
(レベル:入門者の皆さん)
タイトルにもある“ojalá(オハラ)”はとても便利な言葉(間投詞)。英語の”I wish”と同じように心の底から何かを願う時に使います。
「だといいね」、「そうならいいね」、そんな気持ちを表す時にこの“ojalá(オハラ)”を使います。
本来、“ojalá(オハラ)”には、英語の”I wish”の後に仮定法が続くように、英語の仮定法にあたる「接続法」が続くのですが、それはH&Tとゆ~っくり学んでくださいね (o^―^o)![]()
ところで、H&Tがスペイン留学時代、先生から「この言葉“オハラ”は、“オー、アラー”、『アラーの神よ』が起源と教わりました。
まぁ、スペインは15世紀末までアラビアの一部だったので、イスラム起源というのも嘘ではないのでしょうね。
スペイン語にはこの言葉以外にもアラビア語の名残が数多くみられます。特にalやaで始まる単語にアラビア語系が多いです。例えば以下。ね、意外と多いでしょ![]()
alcohol(アルコル/アルコール)
almacén(アルマセン/倉庫、デパート)
alfombra(アルフォンブラ/絨毯)
almohada(アルモアーダ/枕)
azúcar(アスカル/砂糖)
Alhambra(アルハンブラ/アルハンブラ宮殿)
※ちなみにalやaはアラビア語の冠詞(英語のthe)です。
アランブラ宮殿(スペイン、アンダルシア州グラナダ市)
や~、英語も良いですが、スペイン語も、¡Muy bien! (ムイ・ビエン)ほんと、良いですね![]()
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編集後記:
H&T主任が講師(雑用を含む)を努める社内英語研修、何とか講・座・崩・壊せず、皆さんとても真剣に取り組んでます。
講座の冒頭は、いつも「つかみ」を意識。前講はマイケルの映画の話、そして、梅雨の雑談です。「ねえ、皆さんもこの季節アンニュイな気分になりますよね」など、妙に人間味溢れる会話で場の雰囲気を和らげてます。
さて、皆さまには、アンニュイな雨の日にお薦めの邦楽、ございますか?
「あの人が許せない、でも雨の日は忘れられない」正直、そんな想いしたこともありました(H&T主任)
*自撮りの後あまりに寒く、早々に近くの喫茶店で熱い紅茶をがぶ飲みしました![]()
貴女、お姉さまは、そんな想いされたことありませんか?
えっ、「逆に相手にそんな想いをさせたわよ」
まあ、そんな!(自分は残念ながら、ふられた回数>ふった回数です
)
(雨に相応しい邦楽に話を戻し)、色々探しましたが、結論的には、自分的にはやはり徳永さんかと。
徳永英明 レイニーブルー(1986)
作詞:大木誠 作曲:德永英明
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“中古住宅に姉母子と同居、軽自動車利用、コカ・コーラ大好き、時に仙台弁丸出し、でも気分はセレブだっちゃ” (By H&T-庶民派セレブ-主任)
貴女も、貴男も、お姉さまも、お兄さまも、雨で気分が沈み勝ちな時こそ、不肖H&Tのブログでご一緒しましょうね。いいね、コメント、メッセージもとても嬉しいです。お待ちしてます![]()
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