夏も盛り帰省やご旅行の方も多いと思いますが、どうか自然災害には細心の備えをなさってくださいね。
さて、夏といえば向日葵、青い空、海へと続く坂道、冷たいラムネと西瓜、蝉時雨と夕立・・・あ~、もうこれ以上は駄目。H&T主任、郷愁を掻き立てられ、資格のお勉強どころではありません。
夏は五感で楽しみたいですね。でもいま一番味わいたいのはズバリこの「つぼ市製茶本舗」の濃厚抹茶かき氷。
夏のノスタルジーとくれば、特に陽水(フォーク・シンガー井上陽水さん)の「少年時代」透明感あるあの歌声と、絵画的なイメージが心に響きます。
夏は本来趣(おもむき)多き季節。しかし、H&T主任の今夏には余裕がありません。残念ながら五輪すら楽しめず、お盆休みもストイックに図書館で資格の勉強(泣)あっ、でもアスリートたちの投げ出さない姿勢からはしっかりとパワーを頂きましたです。
とはいえ、やはり、OL稼業しつつお勉強という今の状態からは一刻も早く逃げ出したい心境です。
ついつい身だしなみなど、ど~でもよくなってしまい・・・(恥ずかしいので削除確定)
徒然にそんな思いでいると、頭をよぎったのは、やはり「あの曲」そう、ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)の Runaway(邦題;夜明けのランナウェイ/1984)です。
曲自体よく知ってますが、歌詞には恥ずかしながら注目してませんでした。しかし、今回訳詞すると、歌に登場する少女が、「やり場もなく閉鎖的な気分から逃避しようともがいていた、蛍雪時代の自分」とどこか重なり、愛おしく感じました。
Bon Jovi(ハードロック、ヘヴィメタル)のリーダーでヴォーカルのジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi/1962-)
元Bon Joviメンバーのリッチー・サンボラ(Richie Sambora/1959-)
Bon Jovi Runaway(1984)
MV対応で「完全」版の拙訳をお届けいたします。
※ヴォーカルのジョン・ボン・ジョヴィは、歌の中の少女を二人称「お前」、三人称「あの娘・彼女」と効果的に使い分けて歌ってます。
On the street where you live
お前の住む街の
Girls talk about their social lives
娘たちの話題は人とのお付き合い
They're made of lipstick, plastic and paint
口紅とか、お化粧とか、そんなのばかり
A touch of sable in their eyes
そして、毛皮のことなんかも
all your life all you've asked
お前が、ずっと問い掛けていたのは
When's your Daddy gonna talk to you?
パパがいつ話し掛けてくれるかってこと
But you were living in another world
でもお前は、別の世界に生きていたね
Trying to get your message through
メッセージを伝えたいと願いつつ
No one heard a single word you said
でもお前の言葉は誰にも届かなかった
They should have seen it in your eyes
みな、目を見て感じてやるべきだったのに
What was going around your head
お前の周りに起きていることをね
Oh, she's a little runaway
Daddy's girl learned fast
All those things she couldn't say
全部理解したけど表現できなかっただけ
Ooh, she's a little runaway
A different line every night
毎晩のようにあれこれ試している
Guaranteed to blow your mind
刺激があるのが分かっているから
I see you out on the streets
街で見かけるお前には
Calling for a wild time
羽目を外すことしか頭にない
So you sit home alone
だから一人、うちに居ても
'Cause there's nothing left that you can do
することなど何もなく
There's only pictures hung in the shadows
暗がりに飾られた写真たちが
Left there to look at you
お前を見つめているだけ
You know she likes the lights
そう、あの娘は、キラキラした光や
At night on the neon Broadway signs
ブロードウェイのネオンが好き
She don't really mind
でも、本当は分かってない
It's only love she hoped to find
自分が求めたのは、愛だけってことを
Oh, she's a little runaway
そう、あの娘は、小さな逃亡者
Daddy's girl learned fast
ダディーの愛娘はすぐに理解した
All those things she couldn't say
全部理解したけど表現できなかっただけ
Ooh, she's a little runaway
あぁ、あの娘は、小さな逃亡者
(ギター間奏)
No one heard a single word you said
でもお前の言葉は誰にも届かなかった
They should have seen it in your eyes (seen it in your eyes)
みな、目を見て感じてやるべきだったのに
What was going around your head
お前の周りに起きていることをね
Oh, she's a little runaway
そう、あの娘は、小さな逃亡者
Daddy's girl learned fast
ダディーの愛娘はすぐに理解した
All those things she couldn't say
Oh, she's a little runaway
あぁ、あの娘は、小さな逃亡者
Daddy's girl learned fast
ダディーの愛娘はすぐに理解した
Now she works the night away
いまじゃ彼女、一晩中忙しそう
Oh, she's a little runaway
そう、あの娘は、小さな逃亡者
Daddy's girl learned fast
ダディーの愛娘はすぐに理解した
All those things she couldn't say
全部理解したけど、表現できなかっただけ
Oh, she's a little runaway
あぁ、あの娘は、小さな逃亡者
Daddy's girl learned fast
ダディーの愛娘はすぐに理解した
All those things she couldn't say
全部理解したけど、表現できなかっただけ
Now she works the night away
間奏のギター、最高!スカッと致しました
ところで、今日の拙訳、Runawayには60年代オールディーズの同名曲で、デル・シャノンによる超ヒット、Runaway(邦題:悲しき街角)がありますね。
自分はデル・シャノンのRunawayも好きですが、DEREさまのブログにとても素敵なR&Bカヴァーの紹介があったので、リンク貼らせて頂きます。
さて、デル・シャノンのオリジナル版(もろオールディーズな)Runawayからは、どうしても、日本のドゥーワップ/ソウルの黒塗りコーラス・グループ、ラッツ&スター (RATS & STAR) の「ランナウェイ」や「街角トゥワイライト」を連想しちゃいます。
ファルセット(裏声的な歌唱法)の効いたデル・シャノンのRunaway(邦題:悲しき街角)。誰しも一度は耳にしたことがありますよね。
ボンジョビとの関係は「全くなさそう」ですが、デル・シャノンとラッツ&スターは何となく関係ありそう。 時空を超えた両者の関係性、今度改めて調査したいと思います。
ラッツ&スター。強烈過ぎます、彼らの個性!でも黒過ぎて誰が桑マンで誰がマーシー!?
編集後記:
皆さまには、少年・少女時代に戻りたい、そんな願望はおありでしょうか?
そしてまた、少女・少年時代、いったいどんなタイプに憧れ、あるいは理想としてましたか?
拙ブログ、一応音楽レビュー・ジャンルなので、今回登場の楽曲などをキーワードに、しばし、不安だけども何もかも輝いていた「あの頃」に想いを馳せてみてくださいね。(あっ、今もキラッキラですよね。大変失礼いたしました)
井上陽水「少年時代」(作詞:井上陽水 作曲:井上陽水・平井夏美/1990)
貴女:ねぇ~○○君、週末、うちで物理教えてくれない?お礼にケーキ作るからぁ。
貴男:じゃあ俺、陽水のLP持ってくから勉強終わったら一緒に聴こうな。
ということで、タイプその1:
一見優等生風だけどプライベートも結構積極派だった二人。
ラッツ&スター「ハリケーン」(作詞:湯川れい子 作曲:井上大輔/1981)
※鈴木雅之さんとゴスペラーズのコラボバージョンです。
貴女:“ねぇマ~君、明日の中華街、マー坊豆腐、回鍋肉、青椒肉絲、そして最後、九蓮宝燈で決まりね。
貴男:お前、そんなんだから腹出るんだぞ。ところでさぁ、最後の九蓮宝燈って麻雀じゃねえ?!でも俺、中華料理と麻雀ゴッタ混ぜのお前のこと、愛してるよ~。
てなわけで、タイプその2:
受験前の夏期講習なんか二人してパス。夏を満喫、楽天家で陽キャだった二人。
森田童子「ぼくたちの失敗」(作詞-作曲 森田童子/1976)
※なぜかこの曲のみ季節が「春」になってしまい恐縮です。高校生のお子様には見せないでくださいね
貴男:H&T、お前、オフ・コースなんて聴いてるのか?
貴女:うん、小田(和正)さん3番目に好きだよ。で、2番目がスヌーピー、1番目は・・先生・・・かな(頬っぺたポ~)。
昭和ガールのお気に入りは絶対スヌーピー(ですよね?)
そういうわけで、タイプその3:
一見普通だけど、しきたりや常識にとらわれなかった二人。それゆえ傍からは「危ない」と映ることもしばしば。
もっと多様なタイプがありますが、それはまた次のお楽しみということで、よろしく、ね
“もう~前にも言ったべ!早く湘南さ夕陽見に連れてってけさいん!!”(by H&T主任)
お盆休みは、自然災害に十分注意しつつ、あの頃の夏を思い出すなどなさり、少しでもくつろいでくださいね
●日本政府を通じた東日本大震災義援金受付
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