雨は鬱陶しいですね。雨の日に仕事のストレスなんかが加わると、人間ですもの、時に “しかめっ面”したくもなります。

 

“も~、さっきもメールしたっちゃ!”(アンニュイモードなH&T主任)

 

自分は、帰宅してからも資格のお勉強などしてるので、運動不足とストレス解消のためにも身体を動かしております。

 

特に最近やっているのはラテン系の友人兼先生に教わったサルサ・ダンス。かつてヨガにはまった姉が、中古住宅の一階、10畳弱の一室を全面フローリング、簡易防音も施したので、サルサの練習には格好の場所です。

 

“サルサ、我ながらかなりの上達ださっ”(真剣に自己検証するH&T主任)

 

サルサ気分の波に乗り、さっそく先日、“雨の日に相応しいサルサ”をYouTubeで検索すると、ありました。かなり昔の楽曲ですが、3億越え再生回数を誇るエディー・サンティアゴ(Eddie Santiago)”雨“(原題は”Lluvia“)がそれです。

 

 

エディー・サンティアゴはプエルト・リコ出身のサルサ・シンガー。”Lluvia“の他にも、”Que Locura Enamorarme de Ti(「愚かにもお前を愛してしまった」の意)“(1987)などヒット曲多数あり。


☟ちなみに、今まさにこんな感じで練習してます(イメージ)

 

 

 

しかしながら、姉貴に真顔で次のように指摘されたときは正直凹みましたガーン

 

“ちょっとあんた!何、溺れ蛸の真似なんかしちゃって!”

「溺れだこ」って何だかわかりませんが、いや~な気分になりましたです。

 

それはさておき、拙訳ながら歌詞を紹介させて頂きます。実のところ、最初は真剣に詞と向き合ってましたが、次第に、“あんらぁ、やんだぁ、ポ~(赤面)”しちゃいました。

 

 

エディー・サンティアゴ(Eddie Santiago) Lluvia(雨) (1988)

*綺麗な映像が数少なく、画質が悪いですがお許しくださいねビックリマーク

 

 

No me digas nada ya lo sabía

何も言わないで、分かっていたから

Que nuestro romance acabaría

ロマンスは終わるんだよね

No me digas nada no quiero más palabras

何も言わないで、聞きたくはない

Porque aún siendo tuyas me lastiman

(愛する)お前の言葉でも、俺は傷つくから

 

No me digas nada y márchate

何も言わず、出て行ってくれ

No llames amor a tu hipocresía

偽善を愛などと呼ばずに欲しい

No me digas nada, el tonto aquí he sido yo

何も言わないで、ずっと俺が馬鹿だった

Me dañaron rosa tus espinas

俺はお前の棘に傷つき痛み苦しむ

 

Lluvia (lluvia) tus besos fríos como la lluvia

雨(雨)お前の冷たい口づけ、まるで雨のようだ

(Lluvia) que gota a gota fueron enfriando

(雨)降るほどに冷たくなって

(Lluvia) mi alma mi cuerpo y mi ser

(雨)俺の身も心も、そして、俺のすべてが

Lluvia (lluvia) tus manos frías como la lluvia

雨(雨)お前の冷たい手、まるで雨のようだ

(Lluvia) que día a día fueron enfriando

(雨)降るほどに冷たくなって

(Lluvia) mi ardiente deseo y mi piel

(雨)燃える想い、俺の肌をも焦がす

 

Ahora tengo que olvidar

でも、忘れなきゃ

Ahora tengo que escapar de tus recuerdos

もう、お前の記憶から逃れなきゃ

Y tratar de ser feliz con otra

他の娘(こ)との幸せを見つけなきゃね

Que no me trate como tú

お前みたいな仕打ちはしない娘(こ)と

Y que me ame como tú nunca amarás

お前には出来ないくらい俺を愛してくれる娘(こ)と

 

No me digas nada y márchate

何も言わず、出て行ってくれ

No llames amor a tu hipocresía

偽善を愛などと呼ばずに欲しい

(Na na na na na na na na)

(Na na na na na na na na)

Me dañaron rosa tus espinas

俺はお前の棘に傷つき痛み苦しむ

Lluvia (lluvia) tus besos fríos como la lluvia

雨(雨)お前の冷たい口づけ、まるで雨のようだ

(Lluvia) que gota a gota fueron enfriando

(雨)降るほどに冷たくなって

(Lluvia) mi ardiente deseo y mi piel

(雨)燃える想い、俺の肌をも焦がす

Lluvia (lluvia) tus manos frías como la lluvia

雨(雨)お前の冷たい手、まるで雨のようだ

(Lluvia) que gota a gota fueron enfriando

(雨)降るほどに冷たくなって

(Lluvia) mi ardiente deseo y mi piel

(雨)燃える想い、俺の肌をも焦がす

Lluvia (lluvia) tus besos fríos como la lluvia

雨(雨)お前の冷たい口づけ、まるで雨のようだ

(Lluvia) que gota a gota fueron enfriando

(雨)降るほどに冷たくなって

(Lluvia) mi ardiente deseo y mi piel

(雨)燃える想い、俺の肌をも焦がす

 

Chica, mi ambición fue poseerte y quererte

あのね、俺の夢はお前を手にし、愛することだったんだ

Sí, sí con mi locura de amarte

そう、そうだよ、愚かな愛ってやつ

(Lluvia tus besos fríos como la lluvia)

(雨、お前の冷たい口づけ、まるで雨のよう)

Y derramarme en tu cuerpo

でもお前へと降り注ぎたい、そう願った

Y siempre amarte, amarte, amarte y amarte

ずっと、愛し、愛し、愛し、愛し続けたいと願った

(Lluvia tus besos fríos como la lluvia)

(雨、お前の冷たい口づけ、まるで雨のよう)

Yo quería tenerte *saciarme de ti y no me dejaste

お前を味わい尽くしたいと願ったけど、許してくれなかったね

saciarというのは動詞で「堪能する、食べつくす」の意(キャー)

 

Tú no has podido quererme

お前は俺を愛せなかったんだ

Y simplemente porque no has querido intentarlo

いや、俺を愛してみようと思わなかったからだ

(Lluvia tus besos fríos como la lluvia)

(雨、お前の冷たい口づけ、まるで雨のよう)

*Socavar tus adentros quería

俺はお前の奥深く入り込みたかったけど

Sin embargo no me comprendías

お前は理解してくれなかった

Socavar というのも動詞で本来「~の下に穴を穿つ」の意(キャー、失神しそう!)

(Lluvia tus besos fríos como la lluvia)

(雨、お前の冷たい口づけ、まるで雨のよう)

Trataré de ser feliz con otra

他の娘(こ)との幸せを見つけよう

No me digas nada y márchate

だから何も言わず、出て行っておくれ

 

ピンクマーカーの箇所、聴き手の解釈次第では、映倫R-18指定ぐらい、“ピー“になってしまうのですよ。

 

 

音譜 音譜 音譜 音譜 音譜

 

 

編集後記:

1978年6月25日、H&T主任の大好きなサザンオールスターズが、「勝手にシンドバッド」で メジャー・デビュー。多くのブロガーさまがたが素敵な曲の紹介とともに教えて下さいました(感謝です)。

 

サザンオールスターズ(デビュー当時)

 

サザンオールスターズ(現在)お祝い46周年お祝い

 

今回のサルサ“Lluvia”の曲中表現、Hでした。「しかし」です。サザンオールスターズも「Hさ」にかけては、なかなかです。例えばこの1曲。歌詞に傾注くださいね(特に桑田さんの英語部分

 

サザンオールスターズ C調言葉にご用心(1979)

作詞・作曲:桑田佳祐 

 

*絵里ちゃんねる メーテルさま、いつもかっこいい動画有難うございます。

 

 

でも、なぜか隠秘なところが全くありません。何故でしょうね?

 

桑田さんが早口で聴き取りにくいから? 違うなぁ。

 

原坊(女性)がいるから? それも違うみたい。

 

ではなぜ?・・・少し分析しました。

 

今回のサルサ“Lluvia”はカラっとしたラテンの明るいリズム。でもそれを一旦無視して歌詞に集中すると、H表現がサザンに比べ直截的でなく、暗喩というか、若干オブラートに包んでいるのが分かります。だからこそ、「むっつり感」が漂い、余計Hに響いているように思えます。

 

「”桑田さんがHをあまりにあっけらかんと表現することで、かえってHでなくなる”そんなパラドックス(矛盾)現象が生じた」それがH&Tの出した結論です。(あまり深入りはやめておきますね、あっ、でもご意見、コメント是非お寄せくださいねウインク

 

 

“ちょっと、も~、あたしのことH評論家と呼ぶの、やめてけさい~ん!”てへぺろ

 

 

流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星

 

 

“身も心も夏支度”、体調崩さず、本格的な夏をお迎えくださいねラブラブ(by H&T主任)

 

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