春は、会計年度の切り替え、人事異動、卒業に入学。別れと出逢いの季節、気持ちも少し揺れ動いたりしますね。

 

卒業といえば、何事にも中途半端なH&T主任、高校時代に時めくような恋愛を経験できなかったことが、悔やまれてなりません。

 

そこで、年に一度、こんな場面を勝手に妄想したりします。

 

私:せんぱい、私、眼鏡はずして、素顔でお話ししても、いいですか?

 

モデル:H&Tさん(宮城県立○○高校2年という若干無茶な設定で)

 

先輩:ああ、いいけど・・どうした?

 

私:(ドキドキ)・・・

 

先輩:なんだよ、お前、急に。

 

私:先輩・・あの・・記念にください、ボタンを一つドキドキドキドキ爆弾

 

卒業の日、こんなセリフを口にされた、お姉さま方、そして、女子からこんなお願いをされたお兄さま方、絶対いらっしゃるはず。

 

私、H&T主任は、そんな皆様が、正直、羨ましい!

 

あっ、すみません、つい興奮してしまい・・・

 

音譜 音譜 音譜 音譜 音譜

 

さて、卒業といえばまず思い浮かぶのが1967年のアメリカ映画“The Graduate”「卒業」という方、多いはず。

 

“The Graduate”「卒業」(1967米)。花嫁(キャサリン・ロス)の恋人(ダスティン・ホフマン)が結婚式場から花嫁を奪い去る衝撃的シーン。

 

劇中流れるサイモン&ガーファンクル(S&G)の数々の楽曲たちは、以下の通りいずれも秀逸です(私ごときが秀逸などと僭越ですが)。

 

サウンド・オブ・サイレンス"The Sounds of Silence"

 

ミセス・ロビンソン"Mrs. Robinson"

 

スカボロー・フェア"Scarborough Fair"

 

4月になれば彼女は"April Come She Will"

 

H&T主任は、最後に挙げた、「4月になれば彼女は」"April Come She Will"が特に気になります。

 

というのも、この歌と同名の川村元気氏の小説「四月になれば彼女は」が劇場公開され、ぜひ観たいと思うからであります。

 

「四月になれば彼女は」(2024)佐藤健、長澤まさみ、森七菜らが共演。 S&Gのあの曲がどう関わるのか、H&T主任、興味深々です。

 

話を映画からS&Gの歌に戻しますと、この曲、「始まった瞬間からもう終わりに近づいている」みたいな、恋愛や人生の儚さを感じます。しかし同時にメロディーと相俟って、「ああ美しい」とも感じてしまいます。

 

こういう儚さ=美学みたいな感情、古今東西、共通かも知れません。例えば万葉の歌人、かの山部赤人もこう歌ってますね。

 

山部赤人(やまべのあかひと/奈良時代)。三十六歌仙の一人。

 

 

“あしひきの 山桜花 日並べて かく咲きたらば いと恋ひめやも”

*大意:山桜というのは、数日で散るからこそ、人は無性に恋しく思うんだね。

 

 

Simon & Garfunkel "April Come She Will" (1966)

 

 

 

April, come she will

4月、君は僕の前に現れ

 

When streams are ripe and swell with rain

川の水は雨で溢れる

 

May, she will stay

5月、君は僕のもとに居て

 

Resting in my arms again

また僕の腕に抱かれてくつろぐ

 

June, she'll change her tune

6月、君の気分はそぞろになり

 

In restless walks she'll prowl the night

夜も眠れず歩き回ったりする

 

July, she will fly

7月、君はついに飛び立ち

 

And give no warning to her flight

何の前触れも残さない

 

August, die she must

8月、君はもう戻って来ず

 

The autumn winds blow chilly and cold

秋風は凍えるほど冷たい

 

September, I'll remember

9月、君はもはや思い出となり

 

A love once new has now grown old

あの若々しい愛は、もう昔の話となってしまった

 

目 目 目

 

あれっ、楽しかるべき春なれど、もの悲しくなっちゃいましたか?

 

だとしたら、すみませんでした。

 

それにしても、別れなどないに越したことないですが、こと青春時代となれば、また別です。恋人とのドラマチックな別れ、ないのは少し寂しいです。

 

あっ、ごめんなさい、ここまで筆が進むと、もう我慢できません。妄想、やらせて頂きます。

 

題して「もしも私が高校生で、卒業式の午後、憧れの先輩と二人きりで過ごせたら/1970年代バージョン」

 

 

H&T:先輩!今日お母さんパートでいないの。だからうちでレコード聴きませんか?先輩といつも聴いてたあの曲、もう当分一緒に聴けないかも知れないし・・

 

先輩:何センチになってんだよ。お前らしくねえぞ。じゃあ、夕方会おうな。

 

(午後6時、H&Tの自宅に先輩が黒のKawasakiZ400でやって来る)

 

H&T:はい、コーラとドーナッツ。早速、レコード掛けようよ。何にする?ビートルズ、ストーンズ、それとも、最後にもう一度、チューリップの銀の指輪?

 

先輩:お前、あの曲好きだったよな。いいよ、それで。

 

 

H&T:先輩、約束して。私のこの指輪、ずっと、ず~と、営業中も、合コン中も、浮気してても、あっ、それはなしだけど。とにかく、絶対外さないでけさい~んドキドキ

 

 

 

かなりすっきりさせて頂きました。有難うございました。

 

流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星

 

編集後記:

冒頭のメガネ写真、中途半端なので、一応、趣向を変えた眼鏡なしバージョンを掲載させて頂きます。

 

モデル:H&Tさん(メガネを外した宮城県立○○高校3年という厳しい設定で)

 

ところで皆様は少年・少女時代、蛍雪時代を購読されてましたか?また、どんな雑誌を購読なさってましたか?

 

学研の科学と学習、あと中2時代と高1コースとか?あの思春期悩み相談みたいのいいですよね。

 

えっ?少女フレンド、少年マガジン以外読んだことない?それも「あり」だと思います。人生が楽しく、豊かになりますものね。

 

えっ?何ですか?「少年画報なら、今でも手元にあるぞ」ですって?もちろんそれも「あり」です。かなりのお宝かも知れません。どうぞ大切になさってくださいね。

 

も、もしかして、松田聖子さん!?(キャードキドキ

 

H&T主任、こういうの可愛くて大~好きですラブラブ

 

 桜 桜 桜 桜 桜 

 

春爛漫の花の色、ぜひ、ぜひ堪能なさってくださいね。(by H&T(庶務)主任)

*でも花見での飲み過ぎには注意してくださいね、健康に良くないですからてへぺろ

 

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