霜月もあとわずか、街角には師走がもう顔をのぞかせてますね。

 

ところで、宇多田ヒカルさんの2016年リリース、「花束を君に」の中には”始まりと終わりの狭間(はざま)で“という一節があります。

 

この季節、H&Tはちょっとした過去とこの曲を重ね合わせてしまいます。それはさておき・・・

 

歌詞を素直に聴くと、別れの朝、薄化粧して部屋を去る女性に、男性が言葉にできない想いを花束に託す、そういう内容です。

 

「花束を君に」(2016)

 

缶ビール片手にぼ~とMVを何回か鑑賞しましたが、男性の気持ちが痛い程伝わり、(毎度のことですが)涙を抑えきれませんでした。

 

ただ、完全モノクロの映像には、男性の姿はなく、何とも切なげな宇多田さんしか登場しません。なぜでしょうね?

 

自分はこれを、「別れたの“後”の”女性側の”虚しさ、切なさ、まだ残る愛おしさ、をあえて色なき世界で表現した」と解しました。

 

だったら!

 

「なんでなの?どうして、こんな終わり方しちゃうわけ?もっと違った結末だってあるでしょ!」

 

いい歳して恥ずかしいのですが、気分が昂り・・・やってしまいました。そう、MVの結末の勝手な書き換え作業ドンッドンッドンッ

 

お酒はたったこれ一本ですが妙に気分が昂ってしまいました。

 

 “おい、H&T、オリジナルにもっと敬意を払えっ”なんてお叱りを受けそうです。しかし、どうしても収まり切れぬH&T主任の想いの強さに免じ、お許しくださいねウインク

 

宇多田ヒカル 「花束を君に」(2016)作詞・作曲:宇多田ヒカル

 

※まずはを押し、楽曲と歌詞をしっかり味わいつつ、ゆっくりとスクロール・ダウンしてください。(って、そんな面倒なことされる方いらっしゃいませんよね笑

 

 

普段からメイクしない君が

薄化粧した朝

始まりと終わりの狭間で

忘れぬ約束した

 

“今日でお別れ、でもそれは仕方のないこと・・”

 

花束を君に贈ろう

愛しい人

愛しい人

どんな言葉並べても

真実にはならないから

今日は贈ろう

涙色の花束を君に

 

“・・・”

 

毎日の人知れぬ

苦労や淋しみも無く

ただ楽しいこと

ばかりだったら

愛なんて知らずに

済んだのにな

 

“それほどまで愛してくれていた、ってこと?”

 

花束を君に贈ろう

言いたいこと

言いたいこと

きっと山ほどあるけど

神様しか

知らないまま

今日は贈ろう

涙色の花束を君に

 

“この花束はあなたの気持ちの全て、なのね・・”

 

両手でも

抱えきれない

眩い風景の数々を

ありがとう

 

“もう言葉はいらないよ。あなたの想い、ちゃんと伝わったから”

 

世界中が雨の日も

君の笑顔が

僕の太陽だったよ

今は伝わらなくても

真実には変わりないさ

抱きしめてよ

たった一度

さよならの前に

 

“さあ、こっち、来て・・”

 

花束を君に贈ろう

愛しい人

愛しい人

どんな言葉並べても

君を讃えるには

足りないから

今日は贈ろう

涙色の花束を君に

 

“私決めたよ。お別れはいったん中止。ちょっぴり距離置いて冷静に考えましょ。だから花束の代わりに一輪だけもらうね。お別れは一本分だけにしておくわラブラブ”(了)

 

(出演者情報)

まるで、ザ・たっち!?もうどっちがどっちだか分かりません(答え:左がウイッグのH&T主任、右が本物の宇多田ヒカルさん)

 

音譜 音譜 音譜 音譜 音譜

 

不肖H&T主任、これで、“かなり”すっきりしました!

 

あっ、でも、色々なお声が聞こえてきそうですね。例えば・・

 

「H&Tさん、あなた、どうしてそう中途半端なの?きっぱり別れなきゃダメよ」

「いやいや、僕はH&T君の考えに賛成。冷静に考えて、結論はそれからでいいでしょ」

「私は、復縁するなら、ちゃんと復縁して欲しかったわ」

ツッツッツッ、若いね。人生ってのは別れもあってこそ。だから宇多田ヒカルのオリジナルこそ正解なんだよ」

 

貴女、そして、貴男の考える、男女の理想の結末、どんなですか?ぜひ、教えてくださいね。そして、それに相応しい楽曲などもです。

 

流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星

 

編集後記:

実はH&T、この曲が、かつてのNHK朝ドラの主題歌だったこと、詞は宇多田さんが亡くなったお母様(演歌レジェンドーの藤圭子さん1951–2013/岩手・北海道)を意識して書きあげたことを、随分後から知りました。

 

2016年のNHK朝ドラ“とと姉ちゃん” 左より、相楽樹、高畑充希、根岸姫奈(敬称略)視聴できなかったので今度ぜひ観てみたいです。

 

宇多田ヒカルさん(左)とお母様の藤圭子さん(右)すごく似てますね。

 

この曲がお母様である藤圭子さんに捧げた曲であった点を踏まえ、以下、少し藤圭子さんをトリビュートさせて頂きます。

 

藤圭子さん1969年のデビュー曲「新宿の女」(作詞:石坂まさを・みずの稔 作曲:石坂まさを)

 

この出だし、H&T主任の好きなフレーズです。

 

馬 馬 馬 馬 馬

 

“(中島みゆきさん「あした」風に)♪ウィッグを外してえ、綺麗じゃなくなあても、 まだ私のことをお、見失ってしまわないでね~♪だっちゃ♡”

お姉さまも、お兄さまも、よく冷えたこの一本、オンラインでご一緒してけさんいん!良き季節の変わり目をお迎えくださいね(By H&T主任)

 

 

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