読書感想:『霧の森となぞの声』
「こそあどの森の物語」10巻が出てた!待ってました! 待ってました!霧の森となぞの声―こそあどの森の物語〈10〉/岡田 淳 ¥1,575 Amazon.co.jp 『霧の森となぞの声』 (岡田淳著/理論社)スキッパーは自分にだけ聞こえるふしぎな声をさがしに、森の奥へ。ところが、その魅力的な声に引きこまれ、つい穴の中に落ちてしまい…。この森でもなければその森でもないあの森でもなければどの森でもないこそあどの森 こそあどの森 ああ…(´∀`)このシリーズは、思わず顔が緩んでしまうくらいお気に入りです。ムーミンとかもそうなんですけど、森とか谷とか村とかある種の閉ざされた空間で、個性豊かな住人達が不思議な出来事に遭遇しつつゆったりした日常を過ごしている話って、読んでてすごく安心します。大冒険ってわけじゃない。難しいことを描いてるわけじゃないのに、心の深いところまで染み込んでいくような。さて10巻。不思議な音楽を聞いた時、皆の見たものがホントに皆それぞれで、そこが良いなと思うんですが、ポットさんの反応に胸を揺さぶられました。ほんのちょっとの切なさが。それに対するトマトさんの対応が…短い一文なのに何でこんなにグッとくるんだろう。うーん、上手く言葉に出来ない。でもいい。ふたごの「わたしは、カモメ」「わたしマス」にクスッと笑いました。カモメって、岡田さんテレシコワを意識して書いたのかな?このシリーズ、どれも良いですが、『ユメミザクラの木の下で』が一番好きです。過去と現在が交わる話に弱い。ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)/岡田 淳 ¥1,575Amazon.co.jpユメミザクラの木の下で (こそあどの森の物語4)/岡田 淳 ¥1,575Amazon.co.jp