出発間近のある日、なべちゃんから連絡
仕事の都合により行きたいが行けない状況との事
理由を聞いたオイラは納得です
生活かかってました
出発の前日にT氏と会長が行き合い、話をしたところ会長参戦決定
仕事を切り上げると同時に帰宅、さっと風呂に入り待ち合わせ場所に到着
一路福島県の某河川に向けて出発
予定した車止めを探すも見付からず諦めて別の場所に車を止めて乾杯
仮眠を取り明日に備えほどほどで就寝
釣友T氏はご機嫌な様子でウイスキーをやってました
この後の悲劇も知らずに
装備を整えて、いざ出発
しかし、昔有った吊り橋までの道は無くなり、いきなり背丈より高いヤブコギ
吊り橋に何とか辿り着くも有るのは名残のワイヤーのみです
踏みあとの入り口を探すも見付からずまたヤブコギです
早くも会長の体力がヤバい
ぜーぜー言いながら何とか入り口付近の堰堤に到着
オイラは余裕
踏みあとを探すか川通しで行くか話し合い、ここは体力を考えて川通しを選択
少し歩いた川原で休憩しながら朝飯です
スラブ状の岩壁を眺めながらの朝飯は最高
写真のスリングがこの後活躍するとは
スリングで会長を引き上げる事、数回
ようやくベースキャンプ予定地に到着です
荷物のパッキングをほどくとT氏から声にならない声が
酒を忘れた…
はい
有り得んがな
会長:ビール1、ウイスキーの小瓶1
オイラ:ビール2、チューハイ1、芋焼酎600cc
T氏:0(笑)
1番ののんべぇが酒を忘れるとは
ここまでの行動時間、約4時間
普段なら2時間です
体が言うことをきかなくなった会長はテントで引っくり返っていたのでT氏と2人で枝沢を探りに行きます
小さな岩魚がチョロチョロしてるので増水で砂が流れれば復活するでしょう
昼飯の時間なのでひとまずベースに戻り昼飯にします
今度は本流を釣り上がります
尺岩魚の集団を発見するも1回テンカラに反応しただけで、エサもシカト
川原には足跡👣
さては会長、ちゃっかり釣りしてたな
ぼちぼち釣れたところで折り返し、ベースまで川を歩き下ります
ツマミ作って、薪を集めて乾杯といきますか
恐悦至極でございます
隣からはT氏の熱い目線が…
オイラの酒は皆でシェアする事に
他にもツマミは沢山有りましたが先立つ物が無いので宴会も早々にお開き
テントに転がり時間を確認すると、まさかの午後7時前
夜中に目が覚めると明け方まで長く感じるよなぁ~などと言いながら就寝
暗いうちに目が覚め時間を確認
11時38分、日付もまたいでません
ゴロゴロしながら迎えた午前4時、全員起床
焚き火をしながら夜明けを待ち、会長は上流へ、T氏は枝沢と下流へ釣りに出かけました
オイラは昨日、十分釣れたのでベースに残り朝飯の支度をします
なんちゃって夏野菜カレー🍛
クッカーで玉葱とウインナーを炒めて水を注ぎコンソメスープを作りました
T氏の飯盒で米を磨ぎ水を吸わせて準備完了
2人が戻ったら米を炊き、カレー達を温めれば朝飯の完成
コーヒーを飲みながら一服していると2人が帰って来ました
2人とも釣果に恵まれた様です
落ち着いた所で米を炊き始め、カレーとコンソメスープを温め朝飯
本当はまとわりつく虫を払ってるだけです
朝飯をぺろりとたいらげ、撤収の準備をしていきます
釣れた岩魚は食べる分だけ処理して味噌漬けにしてザックの中へ
岩魚の味噌漬けは香ばしくて酒に合うんですよねぇ~
忘れ物が無いか確認して下山、元のルートを辿り途中キノコを探しながら歩きました
タマゴタケが有りましたが写真を撮る前にT氏が収穫
行きはヤブで分からなかったルートですが、帰りに新しいルートを発見する事が出来ました
着替えて車に乗り込み、温泉に浸かって疲れと獣臭を洗い流し無事帰宅
ざっと片付けて岩魚の味噌漬けを焼き、飲み足りなくて仕方無かった酒をガッツリ飲みへべれけにて就寝
酒が足りなくて悶々としたが、これも良い思い出になるでしょう
思い出って言うより教訓か
会長、T氏またご一緒しましょう
次回は酒は余計目に用意しましょ(笑)