いよいよ年も明け、
我が家も新年のスタートを切った
昨年末の我が家はと言えば、
息子の今ではすっかり恒例となった
アグレッシブな通知表が
よりによって
クリスマスイブ前日に返却され、
案の定、このコロナ渦にも関わらず
サンタさんが緊急帰国し、
要望していたスイッチソフトが
すべて参考書に書き換えられるという
大波乱が勃発していたが
鼻眼鏡をつけて浮かれていた
息子が一転、冬休みの宿題を
二日で終わらせる
という懺悔の離れ業を見せ
正月に季節外れのサンタさんが
無事、緊急来日するという
目まぐるしすぎる年末年始を
迎えていた
日頃から
KAT-TUNに憧れて
とかヌカしているから、
こんな家族総出の大事に陥るので、
いい加減本早く『リアルを手に入れて』
欲しいものである
話は戻り、
返却された通知表の担任コメント欄に
『学習の飽きっぽさが
随所に見られ、
特に百人一首の暗記では
顕著でした』
とか書いてあり、
これに、反応した妻が
サンタさんをUターンさせた
キラーワードとなったのである。
ちなみに妻は
なぜか洗濯の事をいつも
『衣ほすてふ』とかヌカしている
エセ百人一首フリーク
のお一人である
この『飽きっぽい』という
キラーワードは通知表内でも2か所あり、
さらに、先般の個人面談でも担任から
再三、悪しき特徴と
言われ続けたワードでもある
確かにADHDグレーゾーンである息子は
好きな教科や自分のできる方法でしか
勉強も取り組まず
教科ごとの落差が激しい
一般的にもオールマイティに
押しなべてできる方が
好ましいとも思えるが、
次から次へと新しいものを模索し、
自分にとって
楽しくないもの
興味のないものを
さっさと切り捨て、
自分の得意パターンを
早々に確立することは
それはそれで良いと父は思っている
さすがに百人一首の取捨選択は
どちらでも良いと思うが、
中学生の時分で学ぶ力の根幹と
なるような
-
国語の文章構成力、
-
数学の統計力、
-
英語の異文化コミュニケーション力
あたりの、
今後、社会人としても必要になるであろう
ベーシックな基幹学習についてだけは
ギリギリで結構なので
大いに生きていって頂きたい
かくして
"転職わらしべ"長者と称して
4社も転職し、行く先々で
「英語ができないのは
良い学校に巡り会えて
ないからだ」
と、大騒ぎして
英会話教室を8校をかじり倒した
父が一番飽きっぽい
という家族の声を尻目に、
毎晩、沢山味わいたいと
『酒ちゃんぽんローテーション』入りの
スカウトを海外にまで目を向け、
今日も飽きない逸材を
探し求める父であった
どんな味するんだ?海外セレブプロデュースの酒