同学はHSK6級の韓国人!でも中国の田舎街での学園生活を満喫中(^^♪
いろいろと紆余曲折は有ったが、何とか中国語の高級クラスを増設して貰い、今週から授業が開始した。生徒は私一人かと思ったが、初日教室に行ってみると、韓国人の女の子も教室に来ていた。彼女は釜山の大学から交換留学生として来ているそうだ。年齢的には完全に普通の大学生の年齢である。大学寮も一般の中国人学生と同じ棟の一室を与えられているらしい。留学費用は食費以外は公費だそうだからなのか、カメールーンの留学生達と隔離する意図が大学側に有ったのか、現時点では不明である。私は彼女とは語学力レベルテストの時に顔を合わせたのみで、言葉を交わした事も無く、知っているのは上記の情報と、それから語学レベルのテストとして最初に受けたHSK2級模擬テストで私と同じく一問間違えた事、そして其の後のHSK4級模擬でも私と同じく満点を取ったという事位である。はたして彼女の中国語レベルは如何?!先生 : 『HSKの試験を受けた事は有りますか?』私 : 『有りません。』彼女 : 『有る事は有ります、2年以上前なので有効期限ぎれですが...』先生 : 『それは何級ですか?』彼女 : 『6級です。』先生 : 『合格しましたか?』彼女 : 『はい。』私 : 『何点で合格したの?』彼女 : 『200チョット位トだったかな~』私&先生:『???それならもう語学の勉強は要らんでしょう??』彼女 : 『ハハハ』数百人の外国人語学留学生を抱える大規模校と雖も、HSK6級の合格しても専門課程に行かず、語学クラスに居座っているのは稀有なケースではないだろうか?かなり特異なケースが事も有ろうに留学生9名の田舎大学で発生するとは...。『人を容姿で判断するべきではない!(特に女性の)』、でもしかし彼女の場合は特に個性的であるので、言わずには居られない。先ず、頭髪は真っ赤。それも、これ以上は赤く出来ない位の鮮明な赤であり、日本でも韓国でもミュージシャン以外では余りないと思う。これから、ここ安康でも髪の色をキープして行けるのかどうかに注目して行きたい。肝心の授業内容だが、先生は外国人に語学を教えた経験が殆ど無いそうで、一度話が脱線すると中々教科書に戻らず、教科書の内容が私達に或る程度理解できていると判断すると平気で3ページ位飛ばしてしまう。使用する教科書は『成功之路(跨越篇)1』は、2課まで2日(実質的には2時間位)で終わってしまった。この後(跨越篇)2、冲刺篇1,2、成功篇1,2と続くと思われるが、この調子なら11月位に全部終わってしまいそうである。どうも、先生は『語学の勉強は自分でやるもの』で、生徒が勉強のやり方を指導監督するのが教師の役割と思い込んで居る節が有り、『ここを帰ってから何回も声を出して読みなさい』とか『この単語を明日までに暗記しなさい』と言う様な注文が非常に多いので、これから結構大変そうである。オジサンは別に急いで勉強する必要はないのだが...