昔の中国留学は日々不便との戦いであった。電話を掛けるのに半日待つことも、買い物で一日街を探し回る事も、物を買う為に押し合いへし合いする事も我慢するしかなかった。
でも、大きな発展を遂げた現代の中国は既に多くの面で日本と同等かそれ以上に便利になっている。
その一つが世界最大級のネットショッピングサイト淘宝だ。これを利用すれば、買い物に出かける必要は無い。殊に商店が一部の地域に偏る地方都市では重宝だ。
私の留学している陝西省の地方都市、安康の安康学院の周りには学生をターゲットにした小規模な超市（スーパー）や果物屋、本・文具・日用雑貨を扱う店等が軒を並べているが、全体的に安物が多くて品揃えに乏しく、しかも各店で売っているものが殆ど同じ。生鮮食料品は直ぐ近くに大きな公設市場が在るのだが、外国人の留学生には敷居が高い。
バスで１５分位行った安康市の中心部には万佳百貨という全国的な大型デパートチェーンと売り場面積が広大なスーパーが有るのだが、商品の値段は特売品以外は概ね高目に設定されている。
まぁ以上の様な事は概ね日本の田舎にも当てはまる事だろうが、中国の場合は物流が極端に安いのが特徴。日本円で１００円程度の様なものが送料無料と言う事も珍しくない。また送料が有料の場合でも精々１５元（２２０円）位で日本に比べると各段に安い。
そう言う訳で、未だ授業が始まらないので超暇な私は毎日淘汰の携帯アプリで細かい物を買い続けている。多い時には一日に１０口以上の品物が届き、それを取りに校門まで何度も往復する。一般家庭と違い戸口までではなく、配達人は校門の外までしか来ない。でもそれが良い暇つぶしと運動になっている。
お陰で部屋には生活感が出て機能的に快適に成って来た。電気製品は極力買わない様にしているが、洗濯機、加湿器、電気スタンド、ポケットＷＩＦＩ、インターネットテレビ受信機、電気髭剃り等は必需品なので揃えた。でも冷蔵庫をどうするかで結構悩んだ。私にとって冷蔵庫＝ビールだから．．．。でも淘汰をで嫌でもビールの値段を見てしまう 『安い！超～安い！』 。
【麒麟一番搾り】や【朝日スーパードライ】が、まとめ買いすれば送料無料と500ml缶が何と約６元（日本円で９０円）で買えるのだ！！発泡酒どころか日本のコーラより安い水並みの値段。これを飲むなと言うのは拷問に等しい。そんな我慢は健康に良くないので、結局冷蔵庫とビール２箱を買ってしまった。
もう部屋の飾りも日曜雑貨も電気製品も冬の服や布団も、一応一通り揃えたので、もう買うのは止めようと決心した矢先、淘宝から２０元の（１５０元以上で使える）割引優待券が届いたので、更に１箱（２４缶）の【500ml麒麟一番搾り】を購入。
そして更に追い打ちを掛ける様に、今度は（１００元以上で使える）割引優待券と激安ドイツビールのお知らせが．．．。このドイツビールはキルギスでも飲んだ事がある割と美味しいビールで」、」それが500mlｘ２４缶で１０９元、割引券を使えば８９元（１缶3.7元＝５６円）、安い理由は賞味期限が迫っている為だが、届いてすぐ飲めば問題ない！速攻で購入。
合計４ケース（９６缶）をGET！！ 淘宝に感謝！感謝！