ヲタ活5周年記事③「推し」についての自論 | へーやのDD的ヲタ活のすすめ

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ようやくを書く気になりました(^_^;
今回は「推し」についての自論を書いてみたいと思います。

自分はドルヲタになった時は45歳で頭の固いおっさんでしたから、何もかも新しくて慣れるのに大変でした。
そのうちの1つが「ヲタク用語」です。

現場、干す、沸く、コール、MIX、ピンチケ、厄介、界隈、地蔵、ゼロズレ、連番、最前管理、マサイ、後方彼氏面、などネット上で話されてる言葉がさっぱりわかりませんw
そこでぺろりん先生こと、鹿目凛ちゃん(現在はでんぱ組.inc、当時はベボガに所属)の書いた「アイドルとヲタク大研究読本」を図書館に購入リクエストして借りて読みましたw

ちなみに余談ですが、MIXはYouTubeで虹コンのトライアングルドリーマーのコール動画で勉強しました。ちょっと初心者にはレベル高かったのですが手頃なのがなくて(^_^;

その中で、これは知ってる!というのがありました。それは「推し」です。

いくらアイドルに疎かったおっさんと言えど、当時AKB48やももいろクローバーZは知ってましたし、ファンが応援している子の事を「推しメン」と呼んでいるくらいは知っていました。

なので、最初は自分の応援するアイドル=「推し」と理解していました。
ただ、いろいろ慣れてくると「推し」にも使われる場面によって微妙に意味合いが変わっている事に気づきました。

例えば
ケース①
「へーやは最近〇〇ってアイドルグループが主現場なんでしょ?誰推し?」
「僕は〇〇ちゃん推し」
これは「〇〇ちゃんがいちばん好き」的な意味ですよね。

ケース②
「今日、対バンで〇〇ってグループでますよね?あそこ最近気に入ってたまに観てるんすけど、へーやさんも観てみませんか?」
「そうなんですか?じゃあ僕も観てみようかな、ちなみに誰推しですか?」
「〇〇ちゃんが結構いいんすよ!」

ここでは、「いちばん気になっている子」という意味でしょうか。

ケース③
TwitterなりShowroomなりで気に入った子が出来て、主現場の推しグループと対バン被ったので、せっかくだからと物販でチェキを撮る時に

「へーやさん、来てくれたんだ!ありがとう!これからもたまにでもいいからライブに来てね!」
「わかった、〇〇ちゃんが推しだから、よろしくね」
「嬉しい!ありがとう!」

ここでは、「〇〇というグループの中では、〇〇ちゃんをいちばんに応援するね」的な意味でしょうか。
アイドルも自分が他現場のヲタクと知っていて、そのうちいちばんになってくれたら嬉しいけど、とりあえずは自分をこれからも気にかけて欲しい、という感じだと思うのです。

ケース④
僕が他のアイドルを推してる事は知っているアイドルが配信とかで、

「私の事も推して欲しい」

これは、「不特定多数の中で、他よりも少し力を入れて応援する対象にして」
ぐらいでしょうか。

まぁ、他にもいろいろな使われ方をしていますし、逆に僕の感覚での解釈なので、この記事を読まれている方で、そんなふうには使わないとか、そういう意味では使ってない、というケースもあるでしょう。
それくらい「推し」って広義の意味で使われていると思うのです。

しかも、推す側も推される側も解釈が違えば、非常にややこしくなります。

例えば、最後のケースで僕がケース③の意味で言ったとして、アイドル側がケース①と捉えていたら、「推し」てくれると思ってたのに、全然ライブに来てくれない、とか、あの人の「推す」って誰にでも使う軽い言葉なのね、となると思います。

なのでかどうかはわかりませんが、たまにヲタクの人の中で「推し」は1人だけ、他のアイドルには使わないという人を見かけます。

これはケース①のさらに強い気持ち、「全てのアイドルの中でいちばん好き」でしょうか。


 

さて、ここからが本題です。

僕も漠然と「推し」を使い始めた時は、ケース①の意味でした。応援したいアイドルが1人だから、何の問題もありませんでした。

でも僕は相手がアイドルに限らず、男女も問わず、人に惚れやすいのです。
ちょっとTwitterで素敵なリプ返を返してくれたとか、配信イベントでものすごく頑張っている姿に心打たれたとか、たまたま古参的な位置で応援し始めたとか、特に理由はないけどなんだか惹かれるとかで、要するにDD気質なんですね。

突然ですが、僕は「推し」が引退や卒業以外で推し変をした事がありません。
一度推すと意外と一途なのです。
その代わりと言ってはなんですが、結構、推し増しはします。

そうなってくると、例えば6人くらいなんだかんだと「推し」ている子が増えてきた時に、最初は「いちばんの推し」、「2番目の推し」、「3番目の推し」~「6番目の推し」と心の中で順番をつけていました。
ただしこれは、そのアイドルの魅力の順位ではなく単に推しをした順番で、後から推した方がかける労力(精神滝にも物理的にも)が少なくなるので順位がついているだけでした。

でも深くのめり込んでいくと、アイドルにとって「推し」てもらうという事がどれだけ心の支えになっているか、またそんな気持ちが見えてくると、さらにそれに応えてあげたい!となってきました。 

ですが、僕は妻子持ちのただのサラリーマンのおっさんです。お金も時間もかなり限られてきます。
そうなると必然的に、力いっぱい応援してあげられる「推し」は、せいぜい「いちばんの推し」か「2番の推し」までです。 
それ以外は、普段は配信イベントの星投げを頑張ったり、TwitterなどSNSのフォロワーが増えるように拡散したりするくらいしか出来なく、時折、金銭的、時間的にタイミングが合うか、そのアイドルにとってものすごく大切な時(例えばその子の生誕ライブ、またはグループがテレビ番組出演権をかけたライブの動員イベント)にしか現場に行けません。

そうなってくると、アイドルにとってとても大切な推してもらうという行為に対して、「3番目以降の推し達」への自分の「推す」が全く釣り合っていないと思うようになりました。
「推し」と呼ぶのは1人だけ、と言っていたヲタクさんの気持ちに近づいてきたのかもしれません。

とはいえ、「いちばんの推し」「2番の推し」の差は極わずかで、気持ち的には両方「推し」でした。
ただ、前述の通り金銭的や時間的にどうしても差がついてしまうのと先に推し始めた方は歴史がありより深い気持ちがあったのと「2番の推し」も「推し
」と呼びたいくらい思い入れがあったので、その気持ちに素直に「神推し」「推し」としました。

そして、それ以外は「推し」とは呼ばないようにしました。ただし、単純なアイドルからの「応援してね」、こちらの「わかった応援するね」、という意味合いくらいの言葉のやり取りに「推す」と使う事はありますし、厳密に使いわけられているかというと矛盾もあるかもしれません。

こうして僕の応援しているアイドルは「神推し」「推し」「出来る範囲で応援する」「気にかけている」「その他多勢」と区分けられました。

まぁこれはあくまでも自分の心の整理の話しで、推されている側がどう思っているかはわかりませんし、ましてやそれ以外の人にとってはどうでもいい事ですよね(^_^;

たた応援する側もされる側も人間ですから、「推す」という言葉がどうしても深い意味をもちやすいのだとは思います(人それぞれでしょうけど)


あと付け加えて同じような考えに、Twitterのプロフィール欄に応援しているアイドルの名前を書くというのがあります。
こちらもヲタクを始めてすぐの頃は何も考えていませんでした。
なので、何かのきっかけでちょっと気になった子を気軽に書いて、そしていつしか放置していました。

ところが意外とアイドルにとって、ヲタクがプロフィール欄に自分の名前を書いてくれる事がとても嬉しく、結構、自分のヲタクのプロフィール欄をチェックしている事、またプロフィール欄から名前が消える事に少なからずショックを受けている事がわかってきました。

そこで「推し」に対して心の整理がされていく過程でプロフィール欄も書く名前を厳密にではないですが少なからず意識するようになり、一度整理した事があります。
それ以来、プロフィール欄から消す時は、原則その子が表舞台からいなくなる時だけ (イレギュラーあり)なので、追加する時はその子への気持ちに加え、せめて年に1、2回は現場に行けるか、や、時には通販でチェキなどを購入するなと具体的に応援して満足感を得られるか、を慎重に考えて書くようになりました。

なので、たまにプロフィール欄のアイドルの名前をコロコロ変えるの人を見かけますが、例え本人に悪意はなくてもアイドルの気持ちを弄んでいるなと思うようになりました。

「推し」の定義やプロフィール欄の事をそこまで考えていたら息苦しいと思われるかもしれませんが、僕の性格もありますし、なんやかんやヲタクは病みがちなのでw、僕には必要な事でした。

まとめますと、僕にとって

「推し」とはそのアイドルにかなりの魅力があり、パフォーマンス及び普段の対応がいい子で応援していていろいろ与えてくれる事に、精神的及び物理的労力で返せる相手となります。

以上が僕の「推し」という事に対する自論です。

これは何度も言うように10人居たら10通りの価値観があるので、これが正解というわけではありませんし、これと合わない人を悪いとも思いません。
遠征民が年に一二度しか会えなくても最も好きなアイドルを「推し」と呼ぶ人もいるでしょうしね。

さて、実はこう書きながら僕の心の中で、もう一人このカテゴリーに入ってないアイドルがいます。

その子は言うなれば「神推しや推しとは違うし、推しというほどの事は出来なくて申し訳ないけど推しと呼ばせて欲しいくらい好き」(長いw)なアイドルです。

そのアイドルは、燃えこれ学園のなぁなこと、當銘菜々ちゃんです。

彼女について次回の記事で書かせてもらえればと思います。