日本FP協会に認定されているファイナンシャル・プランナー(CFP®、AFP)には、SG(スタディーグループ)という自主的な勉強会に入っている人が結構います。
私が1年半前に入会させてもらったSGでは、年に6回ほど勉強会を行っています。
毎回、発表者を変えてやっていますが、今回、私が初めての発表者(SG講師)を務めました。
テーマは、「金融経済教育の現状について」です。
前半の1時間は、今なぜ「金融経済教育が必要になっているのか?」について、キッザニア東京やファイナンスパークを私が視察したときのレポートを交えながら、発表しました。
後半の1時間は、キッズマネーステーションの「ハンバーガーから学ぶ世界のお金」プログラムを使って、小学生向けのワークショップです。
SGの皆さんに、小学生になり切ってもらいながら、ハンバーガーの材料は世界からきていること(輸入と輸出)や、「外国為替」「円高・円安」のしくみについてゲームをしながら、このプログラムを体感してもらいました。
途中の、サイコロを使った「為替レート変動ゲーム」では、大人の小学生が思わず熱くなる場面も!
やっぱり小学生向けのしっかりしたプログラムだと、大人でも熱中してしまうんだなぁと、やりながら感心してしまいました。
そして、ハンバーガーのゲームが終了したら、次は世界のお金に実際に触れるコーナーです。
この日のために集めた外国のお金を使って、世界にはいろいろな種類のお金があることを学んでもらいます。
1ドル紙幣に隠された謎の数字や、オーストラリアドル(ポリマー紙幣)の水没実験などは、大人でも意外に知らないもので、親子向けセット講座でも、受けること間違いなしと確信しました。
今後、本物の小学生相手に、このプログラムを実施するよう、現在計画中です。