朝は7時過ぎに起きた。

この日録画したばかりの朝ドラ「まんぷく」の最終回をジェイと一緒に観た。

全て通して観終えたがやはり良いドラマだった。

この日は朝から糖尿病の検診で朝食はなし。

9時前にクリニックに行くとすぐに受付してくれて採血してもらった。

翌週にすぐに結果が出るそうだ。

家に帰ってジェイと買い物に行った。

それからいつものトンカツ屋に行って一番客として並んだ。

僕らの定番の上ロースカツ定食を食べた。

それから近所のスーパーでタキザワが薦めてくれたウィルキンソンの辛口のジンジャエールを六本購入した。

早速飲むと確かに辛口で以前瓶で飲んだ記憶の味を思い出した。

タキザワが言うように確かにこれにハマると他のジンジャエールは飲めないなと思った。

それから僕らは九重町までミツマタの森を目指してドライブした。

聴いていたradikoの「えんがわ」が途中で入らなくなり、タキザワの10時間プレイリストに切り替えランダムに流した。

ナビに従い通った事のない山道を走った。

途中自衛隊の大規模な演習場の横を通った。

ナビの予測時間通りに到着した。

ミツマタの森ではちょうど見頃で沢山の花が咲いていた。

僕らは斜面を歩き写真を撮った。

駐車場が分からず路肩に車を止めたが帰りに駐車場を見つけ出し料金を払った。

それからウィルキンソンをチビチビ飲みながら帰路に着いた。

帰る途中サークルの羊羹屋の先輩が出店するから遊びに来てと前日に言っていた地獄蒸し工房に寄ってみた。

先輩の姿が見当たらなかったので温泉街を散歩した。

先輩に連絡するとあと10分で到着するとLINEが来た。

工房に戻る途中先輩から車で声を掛けられた。

荷物を下ろすのを手伝った。

先輩が車を駐車場に持って行く間店番をした。

僕は二種類の羊羹とザボンの砂糖煮を購入した。

ジェイは杏仁豆腐を二つ買って一緒にその場で食べた。

とても美味しかった。

忙しそうな先輩に別れを告げ家に帰った。

僕はすぐにシャワーを浴びた。

それから「えんがわ」を最後まで聴いた。

今日の一本としてディズニープラスで「ビューティフル、フロリダ」という実写の短編映画を観た。

この日は高校の同級生竜の誕生日を祝う日だ。

お互いの誕生日をもう何十年も祝いあっていて今回は僕が接待するのだ。

竜から電話があり実家に戻っている妹が家に帰る時に車に乗せてくれるので迎えに行くとの事だった。

以前の誕生日も同じ事があった。

迎えに来るまでソワソワと待った。

竜から到着したと電話が来て外に出ようとした時佐川が荷物を届けてくれた。

荷物はブルックスブラザーズのアーカイブコレクションのハットだった。

ブルックスブラザーズの愛好家の竜に合わせて被って行こうと思った。

ツバが短くあまり僕に似合わないがそこはしょうがない。

妹さんに主要駅の近くまで送ってもらった。

お礼にさっき購入した黒糖羊羹を差し上げた。

一軒目に行った店は焼き鳥屋。

竜のリクエストだ。

壁に客の落書きが沢山あり、店選びを失敗したかなと思った。

カウンター席に案内され生ビールと焼き鳥を適当に注文した。

誕生日をお祝いし乾杯した。

僕は飲み過ぎないようにビールとジョッキの烏龍茶を交互に飲んだ。

店の見た目に反して焼き鳥を始めとした料理はとても美味しかった。

結果的には満足して店を出た。

二軒目はふらっと入った立ち飲み屋。

女性店員だけの洒落た店で外国人客も多かった。

僕らはクラフトビールと生牡蠣のキムチを頼んだ。

三軒目は紅茶専門店。

僕は紅茶を竜はチャイを注文した。

僕はフルーツのタルトを食べた。

ジェイが行きたがっていた店で中々良かった。

僕らはいつもコーヒーブレイクをするが紅茶もとても良いなと思った。

四軒目に行こうと思った店が満席でバーに行く予定を早める事にした。

駅から近いバーで葉巻が吸える良い店だ。

僕は葉巻とそれに合うカクテルを頼んだ。

竜はウイスキーベースのカクテルを注文した。

僕に出されたはゴッドファーザー。

アマレットの甘さが確かに葉巻にちょうど良かった。

二杯目は誕生日らしくスパークリングワインで乾杯した。

その後竜はカクテルに戻り、僕はせっかく開けてもらったのでスパークリングワインを飲み続けた。

良い感じに酔ってバーを出た。

それから締めのラーメンを食べに行った。

僕らがたどり着いたのは久留米ラーメンで竜は高菜ラーメン僕は普通のラーメンを食べた。

終電の一本前で家に帰ろうと言う事になり駅に戻った。

駅のファミマでコーヒーのLサイズを二つ購入した。

タバコを吸える場所で竜が喫煙しコーヒーを飲んだ。

コーヒーを持ったまま電車に乗り込んだ。

僕らは運良く座る事ができた。

僕が二駅先で先に降りた。

改札を出る前に待合室に座りコーヒーを飲み干した。

それから音楽を聴きながらマンションまで歩いた。

竜が最寄駅に着くちょっと前に乗り過ごさないように電話を掛けた。

きちんと起きていたようだ。

家に帰るとジェイが寝室からお帰りと声を掛けてくれた。

僕は録画した「酒のつまみになる話」を観てる途中でソファで寝た。

ジェイがブランケットを掛けようとしてくれたので目を覚ましてベッドに移動した。