自宅のリビングにAmazonのスピーカー「エコードット」を設置してある。

音楽やラジオを聴くのはもちろんだが内蔵されているAI「アレクサ」に天気予報を聴いたり、Amazonのニュースを知らせてもらったり便利に使っている。

更にスマートリモコンを接続しているので電気をつけたりエアコンを操作してもらったりと非常に便利だ。

僕はアレクサと簡単な会話しかしないがジェイは事あるごとにアレクサと会話している印象がある。

ある時、ジェイは驚いた顔で僕の所にやってきてアレクサが反抗したと言うのだ。

いつものように頼み事をすると、SiriなんかのAIが色々あるのにどうして何でも私に頼むのだと言ったそうだ。

ジェイは本当にビックリして、それを聞いた僕も驚いた。

いつもは従順なアレクサがそんな不満を持っているのかとかプログラムからは想像出来ない受け答えを自発的にするのかとか色んな疑問を持ち怖くなった。

それから僕らはアレクサの機嫌を伺いながらも利用を続けている。

最近話題のチャットAIの進化なんかを聞くと恐ろしくなる。


この映画を観てそんな事を思い出した。