与えなければ得ることができない。 | minolog

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卒業式というのは素晴らしいエンターテイメントだと思う。

 

 

娘の卒業式に出席して感じたことである。

 

 

父親が参加する卒業式は義務教育までかな、と勝手に決めていたが気が変わって出席することにした。

 

 

式でのクライマックスは卒業生の合唱「RADWIMPS - 正解」。

 

 

これ、感動的!

 

 

最近の卒業式の定番ソングらしい、こういう場面にはバッチリ。

 

 

式が終わると各教室で最後のホームルーム。

 

 

父兄が全員参加。

 

 

担任の先生は30年教師を続けている、おそらく最後の担任クラスらしい。

 

 

想いが強かったんだろう。

 

 

卒業証書を渡して一人一人と記念写真。

 

 

この先生は素敵だと思う。

 

 

良い師に出会うのは人生の宝。

 

 

全員に卒業証書を渡した後、サプライズで生徒たちから大きな花束と色紙の贈呈。

 

 

みんなに慕われていたのがわかる。

 

 

その先生の最後の言葉が印象的だった。

 

 

「他人に何かを与えることのできる人になりなさい。そしてそれは決して施しではなく、必ず自分に返ってくるから。他人から何かをしてもらいたいのであれば、まず自分から与えることを考えなさい」

 

 

これって「新約聖書」にもある言葉なんだけど、人生の真理でもあると思う。

 

 

最近の風潮は「自分は損したくはない、もらえるものはもらう」という流れ。

 

 

それはお金や物だけではなく精神面でもそう。

 

 

気に入らないことや少しでもミスがあれば相手を平気で攻撃する、その割には自分への攻撃は許さない。

 

 

組織でもよく目にする光景。

 

 

相手には寛容、自分には厳格、それくらいがうまく行くのに。

 

 

娘も将来はそのような心で社会に出てくれると嬉しいな。

 

 

そうは言っても世知辛い世の中、人の優しさを利用した詐欺や犯罪が横行している。

 

 

他人に与えよ、と言ってもなんでも与えて良いかと言えばそうではない。

 

 

しっかりとした知見や判断力も求められる。

 

 

18歳が成人になった日本では高校を卒業すれば大人だ。

 

 

色々な経験をして本当の大人としてしっかりと成長してくれることを祈るばかりだ。

 

 

卒業おめでとう!