「函館でイカが獲れなくなった」その時どうする? | minolog

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函館は自分にとっても好きな街だ。

 

 

観光地として見るべきものが多い。

 

 

以前両親を連れて旅行をした時も函館ではとても素晴らしい思い出ができた。

 

 

北海道を旅する時の楽しみの一つがその新鮮な魚介類であるが、以前行った時に現地の人から言われた。

 

 

「函館といえばイカが名物だったけど、最近ではすっかり獲れなくなったよ」

 

 

なるほど、観光客向けのレストランなどは「イカ」を前面には出しているが「品切」だったりやけに高かったり。

 

 

かつては名物だった名残は至る所にあり、港には「ふれあいイカ広場」なる謎の広場があった。

 

 

今では閑散としているが、かつては盛況であったのだろう。

 

 

さて、「イカの漁獲量」実際のところはどうなのだろうか?

 

 

推移を調べてみた。

 

 

 

これではっきりするのは、イカの漁獲量が激減する中でブリの漁獲量が増加していることだ。

 

 

イカが獲れなくなった理由は「温暖化」と「中国の乱獲」らしいが、温暖化は深刻だ。

 

 

今注目されているのがブリだ!

 

 

イカが獲れなくなってブリが獲れる、この現実に当初は戸惑いもあったらしい。

 

 

そもそも「ブリの調理法」がわからなくてせっかく獲れても廃棄していたらしい。

 

 

それではもったいないということで「ブリを美味しくいただこう!」という活動が始まったらしい。

 

 

今では自治体も積極に乗り出して普及活動が盛り上がってる?らしい。

 

 

そして完成した製品がこれだ!

 

 

 

 

ブリをカツにしてバンズに挟むという快挙!美味しそうだ!

 

 

さらにこれ。

 

 

 

 

ブリ塩ラーメン、これも美味しそうだ。

 

 

まだ食してはいないが是非とも次回はチャレンジしてみたい。

 

 

イカが獲れなくなったら他のモノで穴を埋めるという発想はどんな時にも有効だ。

 

 

環境の変化によって獲れなくなることは仕方のないことだ。

 

 

以前の状態に戻れるのであれば我慢して待つことも良いだろうが、戻らないと判断すれば状況に合わせた判断が必要だ。

 

 

そういった「変化に対応する柔軟さ」が現在は求められている。

 

 

数年先に「函館はブリの街」となるかもしれない。

 

 

それはそれで良いのだろうし、もしかしたらさらに先には違う魚になっているかもしれない。

 

 

「それでも函館が盛り上がるのであればよし!」の発想こそがこれからは大切になる。

 

 

「変化に対応する柔軟な発想」こそがこれからの時代に必要な発想法なのだ。