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◆第150回天皇賞(秋)・G1(2日・芝2000メートル、東京競馬場、良)

 秋の中距離最強馬を決める伝統の一戦は、18頭が出走した

 レースは、直線イスラボニータとジェンティルドンナが抜け出したところで、外から一気の末脚を見せた5番人気のスピルバーグ(北村宏)が1分59秒7のタイムで重賞初勝利をG1で飾った2着は2番人気のジェンティルドンナ(戸崎)、3着は1番人気の皐月賞馬、イスラボニータ(ルメール)だった

 鞍上の北村宏司騎手(34)=美浦・フリー=は、天皇賞・秋8回目の騎乗で初勝利管理する藤沢和雄調教師(63)=美浦=は、96年、03年、04年に続く4度目の天皇賞・秋制覇となった

 北村宏司騎手「いつもいい末脚を使ってくれるので、最後の直線は天皇賞・秋>◇2日=東京◇G1◇芝2000メートル◇3歳上◇出走18頭

 北村宏司騎手(34)が騎乗した5番人気のスピルバーグ(牡5、藤沢和)が直線外から豪快に差し切って優勝重賞初勝利をG1制覇でかざった

【写真】フルブルームの古馬斬りだ/カシオペアS

 北村宏騎手のG1勝利は06年ヴィクトリアマイルのダンスインザムード以来で通算2勝目藤沢和雄厩舎のG1勝利も同ダンスインザムード以来で通算22勝目勝ちタイムは1分59秒74分の3馬身差2着に2番人気のジェンティルドンナ、3着は1番人気のイスラボニータ

 予想通りカレンブラックヒルがハナに立ち、マイネルラクリマが2番手、その直後にジェンティルドンナとイスラボニータの人気馬がつける1000メートルを1分00秒7で通過とやや遅めの流れでレースは進む道中は後方から5番手に控えたスピルバーグは4コーナーでは一気に外からまくるように進出スタンドで見守る藤沢和師も「外へ出すタイミングが少し早いかな」と心配したと言うが、そこからの伸びが違った

 「スタートが速い馬ではないので、出たところからどうコース取りをするかかなり内も馬が固まっていたので、思い切って馬の力を信じて外から行ったいつもいい脚を使ってくれるが、今日はきれいに伸びてくれた気持ちがよかった」鞍上も驚く瞬発力でゴール板を一気に駆け抜けた

 10万877人が詰めかけたスタンド前で1回だけ右手を高くかざしただけで、北村宏騎手から派手なパフォーマンスはなかった8年半ぶりに自身と藤沢和厩舎にもたらしたG1勝利の喜びは、検量室前で関係者と抱擁を交わすと一気にはじけた

 山本英俊オーナーと握手を交わした藤沢和師は「8年半? そんな経ちました(笑い)お世話になったオーナーにようやく恩返しができてうれしい(スピルバーグは)いい体をしているが持てあましていた以前は続けて使うと疲れが出る馬だったのが、最近は使い込めるようになったレースぶりは今日もいつものように後ろから行ったけど、坂を上がったあたりからがすごかったね距離さえもてば、2400メートルぐらいがいいのかなこのあとはジャパンCへ行きます」と次のローテも明言した

 馬連(1)(4)は3140円、馬単(4)(1)は6780円、3連複(1)(4)(15)は2850円、3連単(4)(1)(15)は2万3290円

 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)馬の力を信じて外からいったが、よく頑張ってくれました気持ちが良かったですたくましくなってくれた無事にいけば、まだまだ活躍できるでしょう」

 藤沢和雄調教師「久しぶりにG1を勝ててうれしい坂を上がって加速していく脚が良かったので、これならいいところがあると思った流れも向いたが、強かったねここへきて随分良くなった東京が得意なので、この後はジャパンカップへ行きたい」

 ◆スピルバーグ 5歳牡馬、父ディープインパクト、母プリンセスオリビア北海道千歳市の社台ファーム生産、馬主は山本英俊氏戦績は13戦6勝、重賞は初勝利獲得賞金は2億5585万5000円

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