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ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》のスタッフブログ

『1日だけのヒューマンドキュメンタリー映画祭2025』開催!
2025年11月15日(土)11:00〜/大阪市中央公会堂 地下大会議室

『波伝谷に生きる人びと』(134分) 監督:我妻 和樹
上映日時:8月22日(金) 18:00~


・第13回山形国際ドキュメンタリー映画祭「ともにある Cinema with Us 2013」出品
・第28回福岡アジア映画祭参加決定
・関西初上映




宮城県南三陸町の海沿いに位置する戸数約80軒の波伝谷(はでんや)集落。
本作は、東日本大震災の津波により壊滅したこの小さな漁村に生きる人びとの、震災前の日常を追ったドキュメンタリー映画である。

物語は2008年の3月に始まり、漁業者たちの日々の仕事や地域の年中行事、そこでの多様な人間関係などが、ゆったりとした土地の空気とともに描き出されていく。過疎化が進みながらも豊かなくらしを育んできた波伝谷の人びとの時間と、そこに寄り添う作者自身の時間。二つの時間が重なりながら、物語はやがて2011 年の3月11 日へと向かっていく・・・。

「人が生きている限り、人の営みは続いていく。」
製作に約6年(映画製作以前の期間を含めると9年)の歳月を費やし、作者の青春の全てを注いだ本作は、2013年8月15日に行われた波伝谷での試写会をもって完成となり、同年10月に行われた第13回山形国際ドキュメンタリー映画祭の「ともにある Cinema with Us」にて初公開となった(初公開時128分)。現在は宮城県沿岸部10箇所での縦断上映を展開中。
震災を経験した日本人に贈る入魂の一作である。

監督プロフィール ----------
我妻 和樹 (監督)

1985年宮城県白石市出身。
2004年に東北学院大学文学部史学科に入学。
2008年の卒業とともに映画製作を開始
『美しいひと』(116分)
監督:東 志津
上映日時:8月22日(金) 15:00~




1945年8月、アメリカによって日本に、ふたつの原子爆弾が投下されました。
ひとつは広島、ひとつは長崎に―

あのきのこ雲の下にいた人たちがどのように命を奪われ、どのように傷つき、どれだけの被害があったのか、その悲惨な歴史の一片は、今日まで多くの芸術作品によって語り継がれ、表現されています。

しかし、原爆が落とされたその瞬間の出来事に注目する作品は数多くあっても、生き残った人々の“その後の人生”に触れるものはあまり多くはありません。
原爆を体験した人たちには、原爆の後にも、長い長い人生がありました。
ある人は、家族を失って天涯孤独となり、生活の糧を得るために必死で働きました。
ある人は悲惨な光景のトラウマに苦しみながら、辛い記憶とともに戦後を生きていました。
日本に原爆が投下されてから69年。
あの惨禍を生き抜いた最後の世代の人たちが今、人生の最終章を迎えています。
彼らはあの日、何を見たのか、原爆後の人生をどう生きたのか。
日本人被爆者だけでなく、今まであまり語られることのなかった韓国人被爆者や
長崎の捕虜収容所で被爆したオランダ人元兵士らとの対話を通して、
戦争とは何か、人間とは何かに迫る渾身のドキュメンタリーです。

監督プロフィール ----------
東 志津(監督)
1975年東京都出身。大学卒業後、映像の世界へ。
2007年「花の夢ーある中国残留婦人ー」で長編デビュー。
『小屋番 -涸沢ヒュッテの四季-』(69分) 
監督:伊勢 真一
上映日時:8月22日(金) 13:20~



北アルプスの四季の巡りと人の織りなす映像詩である映画『小屋番 涸沢ヒュッテの四季』は、
2012年夏から2013年春にかけ、穂高・涸沢を舞台にして撮影された記録である。
“小屋番”とは、まさしく山小屋を守り、山を守る仕事。
レスキューなどの劇的な場面にかかわることもあるけど、普段は山に入る人々のお世話をする、という地味な仕事だ。
「俺達撮ったって、面白くねえし、誰も観ないと思いますよ・・・」と恥ずかしがりながら
小屋番たちは写される人になっていった。
撮影を繰り返すうちに、だんだん、その“小屋番”たちの顔に魅かれていく。
不思議なものだ。
当初は何とも思わなかったのに、ただ黙々と山小屋の仕事に取り組んでいるひとりひとりの表情が、それぞれに何かを語っているように見えてくる。
山は何も言葉を語らないけど、じっと見入っていると、何かを語りかけてくるように思うのに似ているのかもしれない。
そんな風に見えて来た頃に、撮影は終わった。
“小屋番”という言葉は、少しでも山にかかわりを持つ人々にとっては畏敬の響きを持つようだ。
それは、優しく、たくましく、大きな存在。
しかし涸沢ヒュッテのスタッフたちは口をそろえて「まだまだ小屋番修行中です・・・」と言う。
“小屋番”は山の頂きのように、彼等にとってそこを追い求め、たどり着く存在なのだろう。
誰もが心の奥に秘めているにちがいない、理想や夢のようなもの。
たどり着こうと思ってもたどり着けない遥かな頂き...生きる、ということ。
“小屋番”たちの何気ない日々の営みに寄り添いながら、そんなことを考えた。

「山を想えば、人恋し  人を想えば、山恋し」だ。
山と人を描いた、そう綺麗とは言えない、舌足らずの山の映画に触れてみて欲しい。

---------- 監督プロフィール ----------

伊勢 真一
(監督・ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》 総合プロデューサー)

1949 年東京生まれ。
1995年、重度の障害をもつ少女の12年間を追った作品「奈緒ちゃん」で毎日映画コンクール記録映画賞グランプリを受賞。
近作に「風のかたち-小児がんと仲間たちの10年-」(09・文化庁優秀映画賞受賞)、
「大丈夫。-小児科医・細谷亮太のコトバ-」(11・キネマ旬報文化映画ベスト・テン第1位)、「シバ 縄文犬のゆめ」(13)。
ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》をはじめ、大倉山映画祭・はなまき映像祭など、各地でドキュメンタリーの映画祭を企画。
2013年度「第11回シネマ夢倶楽部賞」を受賞。
昨年公開となった「小屋番 涸沢ヒュッテの四季」と、最新作「妻の病-レビー小体型認知症-」を今年度、映画祭で上映。

映画祭開催に向けて第一回目の打合せを行った3月7日。




今年も“阿倍野”で映画祭を開催することができる喜びと意義を噛み締めました。
“ハルカス”は、古語「晴るかす」に由来しており、伊勢物語の一節にも記されており、
最上階からの景色・充実した施設で、来訪者に心地よさを感じてもらい「人の心を晴れ晴れとさせたい」との、思いが込められているそうです。

そんな話を会議中にしながら、関西の新スポットで、今年の夏も例年通り“阿倍野”で開催することが出来る事に安堵し、これまで阿倍野の地にこだわり、映画祭を続けてきた事に誇らしさを感じました。

総合プロデューサーの伊勢監督は、
「支えてくださる方々一人一人に“ありがとう”を伝えたい」
「一人一人に伝えるために、自分に出来ることは何か!!」と思案してました。

今年の映画祭は、これまで以上に、皆様の真心にお応えすることの出来る映画祭となるようスタッフ一同取り組んで行きたいと思います。

『ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》2014』は、素敵な日にスタートすることが出来ました。
今年もよろしくお願い致します(*^^*)


スタッフ:柴田
ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》2013

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3日間、無事に盛況の内に終了することができました。
ご来場いただいた方、数多くの映画をご覧いただいた方、みなさまのおかげです。
ありがとうございます。

2013年の映画祭が終わり、夏も終わりました。
また新たな場面へと進んでいきます。
よろしくおねがいします。