■■■ 8月24日(日) ■■■■■
「ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》」
3日目(最終日)
見どころをご紹介します
10:00から
『60万回のトライ』
(朴 思柔監督・朴 敦史監督作品)
ソウル出身の監督が、大阪朝鮮高級学校ラグビー部に密着した青春ドキュメンタリー映画。高校ラグビーの激戦地で日本一を目指し闘っている彼らの胸には、どんな想いがあるのでしょう?
どこにでもいそうな高校生かと思えば、
民族教育の中で自らのルーツを真剣に探す彼ら。
タイトル『60万回のトライ』には、日本で生きる在日朝鮮人およそ60万人の夢と願い、
そして、挑戦の意味が込められています。
※第15回全州国際映画祭 CGVムービーコラージュ配給支援賞
13:00からは
『SAYAMA ~みえない手錠をはずすまで~』
(金 聖雄監督作品)
“狭山事件”の冤罪裁判を51年に渡って闘う石川一雄さんと、その妻・早智子さんを、
あたたかい眼差しで描いたドキュメンタリー。
泣き、笑い、怒り、日々を“凛”として生き抜く石川さん夫妻の物語。
石川さんは、今もなお「私は無実です」と訴え続けます。
そんな石川さん夫妻の日常に3年間寄り添った記録です。
「幸せとは、愛とは、友情とは」そして「正義とは」… 映画は問いかけます。
※2013キネマ旬報文化映画第3位/池田市人権映画祭 最優秀作品賞
15:15からは
『妻の病 –レビー小体型認知症-』
(伊勢 真一監督作品)《関西初上映》
一人の医師と認知症の日々を生きる妻との10年間に及ぶ“いのち”を巡る物語。
高知・南国市で小児科病院を開業する石本浩市さんの妻・弥生さんは、
50代から若年性の認知症となり、病との闘いに明け暮れて来ました。
愛する人が認知症になったとき、自分が認知症になったとき、何が大切なのか…。
この映画は、病を経て絆を深める、ある夫婦の愛の物語です。
※本映画祭プロデューサー・伊勢 真一監督作品
17:00からは
朴 思柔監督、朴 敦史監督、金 聖雄監督、
榛葉 健監督、伊勢 真一監督によるドキュメント・トーク
18:00からは
2014年「ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》」アマチュアコンテストの
最優秀作品を表彰・上映し、閉会式を行います