ろうサッカーの歴史 2 | 北海道ろう者サッカー協会ブログ

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1998年に設立以来、ろう者サッカー
の発展のため活動しています。

みなさん、こんばんは!


昨日紹介させていただきました、


札ろうサッカークラブ


他にも輝かしい記録が残っていますキラキラ


国民体育大会

昭和51年

札幌選抜に我がチームから2名選ばれ、
全道大会優勝し、全国大会出場(佐賀県)

昭和53年 札幌社会人サッカー1部リーグ

              最優秀チーム受賞キラキラ


こちらは創立20周年記念式典の写真ラブラブ


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写真中央に座っておりますのが

綿谷先生です宝石紫


ここで、2年前に綿谷先生を囲む会

で聞いたお話しを紹介させていただ

きます

先生が銭函にある高等聾学校に赴任

されて生徒にサッカーを指導する事に

なりました。

はじめは試行錯誤の繰り返し・・・

どうすれば生徒に伝わるか?悩んだ

そうです。時間はかかりましたが着実

に上達していく生徒たち・・・。


そして昭和46年、他の高校と同じく、高

体連に加盟の申し込みしたところ、断ら

れてしったそうです。

小樽地区で勝ちあがり、全道大会の出

場権利があったのに、出場することは出

来ませんでした・・・


「耳が聞こえないからサッカーはできな

いだろう」


まだまだ理解されてない時代でした。


でも、先生は諦めませんでした!!



小樽サッカー協会、北海道サッカー協

会、日本サッカー協会に何度も交渉!!

また、小樽地区で大会がある時は率先して

お手伝いに行きました。時には生徒たちを

連れてお手伝いしたそうです。


相手に解ってもらうためには解っても

らうまで待つのではなく、自分から動き

自分達の行動を見てもらおう!と思っ

たそうです。


そして、先生たちの熱意メラメラが伝わり、聞

こえなくてもサッカーができることを知っ

てもらい、ついに昭和48年から高体連に

加盟できることになりました!!

そして、全道大会参加が実現したので

す。

綿谷先生を始めとする先生たちに感謝で

すねキラキラ


ただ、当時は全道大会に出場できなかっ

た先輩たちがいたこと・・これは事実です。


悔しかったでしょう。


改めてサッカーができる、大会に参加で

きる環境を築いてくれた先生、先輩たちに

感謝してサッカーを楽しみましょうね。


北海道ろうサッカーの生みの親でもある

綿谷先生・・・今ももろうサッカーを応援

してくれています!!


そして現役プレーヤーでもありますアップ

シニアのチームで今もサッカーを楽しん

でいるそうです音譜


綿谷先生を囲む会ビール
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先生やOBから昔のこと聞かせていただ

いたり楽しいひとときでしたラブラブ


友さんも参加してくれたんですよニコニコ
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また企画しますので、その時は現役選手

やOBのみなさん、ぜひ参加してくださいねビックリマーク


ろうサッカーの歴史を知り、先輩たちの

想いをつなげよう虹