計器な話 | カマダサイクルexは今日も営業中

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カマダサイクルexの徒然日記


先日、三菱重工が作った国産飛行機(MRJ)が話題になっていましたね。
中小型(約70人乗り)でも非常に安定していて良い飛行機らしく、既に世界中から400機の注文を貰っているのだとか。
羽田を経由することなく、地方を結ぶジェットとして活躍してほしい。秋田から九州/沖縄とか飛んでくれたらいいのにな~。

飛行機と言えば、運転席というか操縦席には必ず「二名」居ます。
以前から思っていたのですが国際線の長距離オーバーフライトならいざ知らず、
秋田~羽田間の僅か50分位のフライトであれば、一人でも十分なんじゃないか?と思ってみたり。
素朴な疑問です。

つまり一人だったら、もう少し運賃が安くなるんじゃないかなー(笑)と考えるわけですよ。
キャビンアテンダント(客室乗務員)だって100人に一人の割合でいい感じ。

でも、これは「航空法」に沿ったものらしく、リスクコントロール(危険回避)の一つ。万が一に備えての事。
一人だとトイレにも行けないので、機長と副操縦士がセットで乗り組むんだとか。
二人とも体調崩したら大変なので機内食も別々のメニューを食べるのだとか。
キャビンアテンダントも40人の乗客に対して一名だとか。

少し前までは3人居た様な記憶があります。昔の古い映画とか見ていると、部屋に5名も居た。

国際線は分かるんですよ。長時間拘束されていますから。それこそトイレに行けない。
国内線は僅か50分~1時間半のフライトですよ。
ヘリコプターは操縦士は一人でしょ。

客観的に考えて、僅か数十分の飛行であれば、飛行機も一人でもいいような気がします。
今や航空機器や計器も発達して、フェールセーフ(信頼性設計)が施された飛行機。
墜落させようと思っても、様々な機器が反応して落ちにくいといわれております。
これだけテクノロジーが進んでいるのだから、そろそろワンマンジェット旅客機が登場してもいいと思いますよ。


計器と言えば、ハーレーダビッドソンのスピードメーターは今やスピードだけを表示するものでもなくて、
車体状態を表す多目的な計器の一部になっております。
本日のブログはメーターのお話。

納車の際に、スタッフがお客様に説明しております機能を少しご紹介します。
写真は2016年ロードキングのメーターになります。
車種によって違いも、ほぼ同じと思っていただいても構いません。

①セキュリティシステムランプ。
このランプはセキュリティが効いている時とイグニッションキーを回した際にエンジンをかけて良いのか?を知らせてくれるランプ。
イグニッションキーを回したらこのランプが付きます。
ランプが「点灯」しているとき、エンジンを絶対に始動してはいけません!コンピューターが車体をチェックしています。
数秒経つ消えます。
つまりエンジンをかけてもいいよ!という事。コンピューターが大丈夫!と判断したら消える仕組みになっております。

②エンジンチェックランプ。
常に各センサーから情報を読み取っていますので「点灯」の場合、エンジンに何かしろのトラブルが発生しています。
走行中でも慌てず、安全な場所にバイクを止めて、エンジンを切って下さい。
車体を転倒させたりした場合も付きます。
数分待って、再度イグニッションを回しエンジンをかけて、消えない場合は工場へご入庫となります。

③燃料警告ランプ。
ガソリン容量が少ないよ!と警告してくれます。若干誤差はありますが。
付いた時点で残りのガソリン容量は2~4リッター程度です。ですので最後の警告ランプみたいな感じ。
緊急です。ガソリンスタンドを見つけ、給油してください。

④バッテリーランプ。
バッテリーの過充電または電圧不足の場合に点灯します。
一般的にはバッテリーが弱くなると点灯します。バッテリーはエンジンを始動、走行させる上でとっても重要。
行きは良いが、帰れなくなる可能性(走行不能)がとても高いです。
こちらも点灯した場合、まずはお店にご相談頂けると幸いです。

⑤ABSランプ。
ABSが使えない状況になった場合に「点灯」します。走行中に点灯してしまった場合はご相談下さい。
イグニッションを入れた時に「点滅」しますが、これはABSが正常に機能していることを意味していますのでご安心下さい。
5km/h以上出して速度を感知すれば点滅が消えます。

⑥クルーズランプ。
オートクルーズコントロールを使っている際に付くランプです。
ツーリングモデル以外にもランプ自体はございますがメーターは共有している車種もあるので。

⑦液晶情報パネル
オドメーター(走行距離計)やトリップメーター(区間距離計)や時計、ギアポジション(何速か?)、回転数、
そして、残りの燃料で何km走れるか?を知らせてくれる液晶ディスプレイです。

ざっとご説明させていただきましたが、
意外に忘れちゃってる方も多いのではないでしょうか?
こういった角度からも日頃の定期点検は重要になります。

分からないことがあれば、お気軽にご相談ください。
お問い合わせの際は、ご面倒ですが必ず!車検証をお手元に!年式、車種等、正確にお知らせくださいね。
スタッフ一同!ハーレーオーナーのお力になりますよ!