新しい愛車、ショベルヘッド・・・というか、もはや・・・
アーリーショベル
・・・と言ってもいい・・・
それくらいの完成形となる、我が愛車ですが・・・
排気量が、かねてから申しておりますように、1340ccでございます。
「・・・え!?アーリーなのに1340ccなの!?」
という議論は、ここでは触れず。
で、その・・・1340ccという排気量からくる、デメリットとでも言うべきポイントが・・・
「キックスタートの際、重たく感じる」・・・という点。
自分も以前、Hさんのお店で1200と1340のキックを踏ませてもらいましたが・・・
明らかに重さが違います。
1340のキックの方が、やっぱりどうしても重たく感じるものです。
ただ、1340を選んだのは、自分に他ならず。
最初っから、迷う事なく「初志貫徹」でございます。
だったらせめて、「バルブタイミングを少しでも遅らせ、少しでもキックを軽くしよう」。
というのが、Hさんのプランです。
まぁ・・・難しい事は、シロートな自分には分かりませんが・・・
このケースの中に入ってるカムシャフトの所謂「ヤマ」の部分を、こう・・・
バルブを押し下げるタイミングを遅らせるようにする事で、言うなれば「ローコンプ」状態にする、と。
・・・確か、Hさんはそう言っていた・・・気がする・・・(汗)。
(^_^;)
バルブタイミングを変更すると、圧縮にも変化が・・・
ピストンが「下死点」のところでバルブが完全に閉じていて、そこから「上死点」まで圧縮しようとしたら・・・
かなりのハイコンプとなるのに対して・・・
ピストンが「下死点」から半分くらい上がったところで、開いていたバルブが閉じて、そこから圧縮が始まったら・・・
所謂「ローコンプ」という状態に出来るので、結果、キックはハイコンプほど重く感じない。
そういう調整を、するとの事です。
まぁ・・・画像に写っている、デスビもそうですが。
今回の愛車に求めるコンセプトは・・・
省けるものを省いた、典型的なチョッパー
・・・なので、セル無しのキックオンリーですし・・・
デスビも敢えての自動・・・ではなく「手動」というアナログ感満載のもの。
Rサスだって付いてないし、Fサスは油圧ではなく単なる「スプリング」というね・・・(笑)。
明らかに時代に逆行しております。
そんな折にローコンプ仕様は、Hさんのせめてもの親切心からくる措置。
と、自分は解釈しております。