退院のご依頼、弱弱しい声は病気のせいもあるかとおもい先方の希望される日時を

調整する。

車いすを用意して病棟に上がり受付に声をかけ四人部屋の病室に看護師と伺う、

手前のベッドの患者さんとだけ言い残され立ち去られる。

患者さんはオ-バコ-トを首まで引き上げベッドに腰掛け出る用意はできている。

顔は内撫せておられるので表情はわからない。

看護師詰所前でエレベ-タ-が上がってくるまでっている間

どの看護師も横を通られながらエレベ-タ-の前の患者から遠い詰所よりを通られこちらには見向きもされない。見ずらい患者さんだったのかと推測。

お送り先のご住所を確かめて病院を出る。

オ-バコ-トに首をうずめた状態のまま郊外のご自宅に到着。

着きましたと声をかけるが返事が返ってこない、下から顔を覗き込むと目を閉じられて弱弱しい息遣い。

玄関を開けると高齢の母親が待っておられ

息子さんの様子がおかしいと話す。

実は病院から退院は無理といわれていたのを振り切って退院されたと話される、抱きかかえて玄関板間に横たえ母親に病院にすぐ連絡してほしいと伝える。

病院からは救急車で病院へ連れてくるように言われたと救急に連絡される。

 

 

 

 

老・老介護を介護されている娘さんからの問い合わせ。
母親がベッドから転げ落ち腰を痛めたので病院へ連れていきたい。
詳しくご自宅の入り口から奥まったところのの寝室まで様子を伺うと
狭い廊下が入り組んでいる、それだけでなく廊下の両側に人の肩ぐらいまで荷物が延々と
積んであり今迄から身体を横向きにして通っていたと説明される。
出入りされている訪問介護ヘルパ-に以前からかたずけるようにと促されていたが
いままでかたずけずおっぽり出されていた。
当然車いす持ち込めないので無理、利用者を寝室から表に移動させるには
打った腰に負担がかからないようにバックボ-ドに身体を横たえベルトで固定し
バックボ-ドの前と後ろを天井近くまで持ち上げてカニのような横歩きで
両側に積まれている荷物の上を通すしかない。
介護タクシ-では機材も人員も用意できない、#7119救急相談センタ-に
連絡してくださいと伝える。

深夜、救急搬送された生活保護受給者ご本人や医療関係者からの問い合わせについてです。
入院しなくてよくなった生活保護受給者をご自宅までお送りしてもらえないかと
ご連絡をいただきます、
生活保護受給者の介護タクシ-ご利用は前もって福祉事業者・ケアマネから
ご依頼があった場合に対応しています。
深夜、初めて問い合わせいただく方からのご依頼には対応していません。
他のご利用者と同じく自費負担でご自宅、施設に戻られるなら配車できます。

介護タクシ-と名前がついていますのでで市中を走っている流しのタクシ-と同じ料金の感覚で思われている初めてのご利用者が多くおられます。
メ-タ-料金は国土交通省の認可運賃ですので市中を走っている流しのタクシ-と同じですが
ご利用される方は身体障碍者や病気で普通のタクシ-をご利用できない方がたです。
ご自宅から病院まで流しのタクシ-のように
道路で車を止め乗車して目的地に着いたら料金を支払われて降りらるようなことはありません。
ご自身の足で歩くことどころか立つこともできない方も多くてときには尿バル-ン、点滴、
酸素マスクをつけられ車いすに乗られたままでの移動もあります。
ご自宅居室のベッドそばに迎えにいって病院ベッドまでこの状態で移動します。
エレベ-タ-のない集合住宅上層階では車いすにのられたまま身体にいろいろなチュ-ブをつけたまま
移動することも多くその場合には助ヘルプを入れます。
メ-タ-料金よりも高額な介助料金が発生します。

深夜、医療機関からの問い合わせです。
救急搬送された生活保護の患者方を
ご自宅までお送りしてもらえないかとのご依頼です。
生活保護受給者の送・迎、搬送は担当ケアマネジャーや福祉事務所から
前もって日時、送り先医療機関、施設を指定されて運航しています。
深夜なので担当ケアマネジャーや福祉事務所に連絡が取れず直接ご連絡されてきたと
思います。電話をされてきた方もやはり無理でしょうねと話されておられました。