福島の復興には原発の沈静化がキーとなってくる。

しかし、原発の沈静化を待つ必要もない。
風評被害でゴーストタウン化しているといわれているいわき市だって、
そのほとんどは30km圏の外。他県の復興に遅れることなく、速やかに
復興の作業を始めていいと思う。

喜多方の避難所である押切体育館でボランティアしながら考えたのだが、
この避難して着た人たちが、また、居を構え平穏な日常生活をするために
必要な条件ってなんなのだろう?

人が人らしく生活するための最低条件が「衣・食・住」だとすると、
復興のキーワードは「意・職・住」なのではないだろうか?

意:モチベーションと言ってもいいが、避難者・被災者が「もう一度この町でがんばろう」
という意欲が一番大切であると思う。そういう意欲を持ってもらうための方策があるのだろうか?

職:もちろん職業。生活の糧を得なければならない。沿岸部に戻りたくないとしても、何らかの
職に就かなければいつまでも避難所暮らしというわけにも行くまい。
自身の再就職のためによくハローワークに行くのだが、市役所や県の出先機関が臨時雇用の
求人を出している。避難者に優先的にその臨時雇用の口を回してはいかがだろうか?
政府からのお金、義援金、保険金など色々とお金は入ってくるだろうが、住まいがなくなって
しまった人たちにとってはいくらお金があっても足らない状況が続くと思う。

住:もしかしたら、まずはこれが一番優先順位が高いのかもしれない。避難所暮らしのなかで
将来のことなんか考えてられないと思う。仮設住宅でもよいから、「我が家」と言えるような
プライバシーが確保できる空間があって初めて「意欲」が出てくるのかもしれない。

まずは、国や県、市町村などの行政が動くのだろう。では民で出来る何かはないのか?
福島県の危機にあって、幸いに会津地方は大した被害はなかった。
他県の救済策はニュースネタなどになるが、もう少し「会津」も何かできるはずである。
もちろん、色々とやっている。
喜多方にしても、市の職員などが交代で避難所の運営に当たっているし、
ボランティアについても人数的には充分な数が確保されている。

一歩、話しを進めて、会津への移住希望者等募ってもいいのかも知れない。

焦る必要はないのだが、考えてみよう。