本日はご存知の通り、あの大震災から3年後である。被災地では復興が進みつつあるところもあるが、まだまだ課題は多い。鉄道で言えば、三陸鉄道は全線での営業再開が予定されている一方、JR線ではまだまだBRTでの運行が続く状況である。3年間で色々とあるのは当然だが、原発議論もなど震災から感じたことが薄れている印象もある。
原発については福島原発の処理や他原発の運転再開が注目点だが、これについて今でも情報を集めて色々と考えている人がどれだけいるだろうか?福島原発については付近一帯の居住は事実上不可能な部分があるが、それを前提にしたお話は聞こえてこない。他原発も廃炉にせよという話は今でもまだ耳にするが、核のゴミをどうするのかといった現実的な落としどころまで踏み込んでいない。その場ではヒステリックに叫びながら、今では喉元を過ぎてしまった人も少なくないように思える。このまま忘れてしまうのではなく、この3年間で見てきた事や感じた事を今後に生かすべきなのだ。しかし私も含め、目先の平常を前に意識が低くなっているのはと思う。
阪神淡路の時には人生1度のレベルを目にしたと感じていた。しかしあっさりと2回目を見せ付けられ、首都圏と離れた場所ながら、体験もすることになってしまった。この流れからすれば、おそらくあと1回はこのレベルの大震災に出会うのだろう。特に以前から東海・関東は可能性が指摘されているわけで。こういう機会に思い出し、同じ失敗を繰り返さないようにしたい。
・余震で危険な状況で、電車が動くはずも無い駅でおしくらまんじゅう
・必要以上の買占め
・助けが必要な人が多数いるのに、モニュメント程度の一本松に予算と人手をかける役人
・放射能が移るなどという、無思考な差別行動
・生活物資が圧倒的に不足という状況で、折鶴を送るという善意の形違い
・被災地に1ミリのメリットも無い、過剰な自粛論
あの震災で目にした良くないものをまた見る事の無いよう、自分や家族を守れるよう、自分のためにと考えて、この3年間を振り返る事にしたい。
では、また機会があれば。
