今年は一味違うと思わせる快進撃が一転、広島東洋カープがリーグ首位から陥落した。


原因は交流戦である・・・


過去にも黒田が先発したときしか勝てないような年もあり、長年のカープファンは先月までの快進撃を喜びつつも、交流戦での失速を懸念していた部分があった。そして懸念は現実となり、リーグ首位をジャイアンツに渡してしまう形となった。



・投手陣の再建を


課題は投手陣の再建だろう。失速前後の比較を行うと、データで目立つのは投手陣の不調である。5月までの好調は投手陣の活躍による部分が大きかったが、交流戦では大量失点が目立っている。個人的には目先の交流戦は割り切り、これまで出番の少なかった投手をどんどん試し、最近不調の選手は調整に専念するべきではと考える。


まず肩痛で離脱の一岡はしっかり治療してもらわねばならない。また永川も状態が悪く、少し調整が必要だと感じる。すぐに代わりとなるほど好調な投手がいないとしても、ここは我慢して後半戦での巻き返しにつなげてほしい。今村・河内・今井・久本・梅津など、過去にある程度の実績を残した投手はいる。一時的つなぎではなく、そのまま後半戦の戦力として期待できる活躍をしてもらいたい。



・野手は得点力向上を


野手は当然ながら、得点力の向上が課題となる。記事を書いている現在では、打率・得点ともにリーグ5位。4番のエルドレッドが昨年を大きく上回る活躍をしていながら、依然として得点力はリーグ下位である。チャンスメーク自体はそこまで少なくないと思うので、ここぞという場面でしっかり打って欲しい。キラが昨シーズン後半の勢いを取り戻せば、丸・菊池の出塁からの得点が大きく伸びる。思い切ってキラを調整に専念させ、ロサリオに出番を与えてみても面白い。あるいは調子を取り戻した栗原が帰ってくれば・・・



首位からは落ちたものの、まだまだシーズンは長い。しっかり巻き返すプランを練れば、首位奪還はけして難しくない。自分たちの良いところを見せ、改めて強さを見せてもらいたい。


では、また機会があれば。

今回は漫画「美味しんぼ」の騒動について、私見を述べていきたい。騒動の内容は多くの方がご存知の通り、福島県における被爆の健康被害に関するものだ。



・表現の自由は結構だが

本件では様々な意見が出たが、個人的には表現の自由として作者への反論を封じるような擁護論が気になった。表現の自由は結構だ。作者の取材内容に基づき、作者なりに正しいと思う表現をしたのだろう。そこまでは良いのだが、何故反論がダメなのか?作者に自由があるように、見た側にも感想や反論を述べる自由があるはずだ。


皆が自由に表現できるのが表現の自由ではないか?一方が自由に表現して、相手の反論の自由を許されないのはおかしいと感じる。


今回は政府関係者など公的な立場の人間が反論したために「言論統制だ!」という声も出たが、基本的に表現の自由は、反論などを受けるリスクも感受するものではないか?よって「表現の自由なんだから、批判的反応をするな。」という擁護論には賛成できない。



・内容の信憑性に疑問も

問題となったのは主人公が鼻血を流し、その原因が被爆とされている部分だ。作中の主人公は東北の被災地を何度も訪問しており、その中で被爆したという事なのだろう。しかし一時的訪問での被爆で健康被害が出るのなら、震災から1ヶ月もすれば健康被害続出という事になる。「それも報道規制がされていたんだ!」という意見もあるようだ。しかしあれだけ政府や東京電力への批判的報道がされていた中、謎の鼻血が続出すればさすがに隠し切れないのではないか?


健康被害が実在するなら、あるものをそのまま出せばいい。無いものは出せないのに、「被害が無い証拠を出せ。」と言い返すのは妙な話だと思う。


作中での話でもうひとつ疑問に思った内容がある。大阪府で岩手県の震災がれきを受け入れた結果、因果関係は不明としながらも健康面での不快感を訴える人が多数いたという話だ。話の流れから被爆の被害と受け取れるが、これについては過敏になって不快感を感じた程度でしかないと思われる。何故なら岩手県は津波の被害こそあったものの、原発からはかなりの距離がある。岩手のガレキで健康被害が出るのなら、仙台あたりはもっと大きな被害が出るはずだが・・・



・裏づけに乏しい一方で

こういった事から、今回の健康被害に関する表現には疑問が生じる。一時的訪問で鼻血になるなら、現地は被災直後から鼻血祭りだろうし、原発で作業してた人には死者続出ではないのか?根拠もそう話す人がいるという程度でしかない。


その一方で作中では「福島には住んではいけない。」とまで断言するシーンがあった。福島県は広大で、観測されている放射線量にも大きな差がある。原発付近はどうにもならないとして、根拠も不十分なままでここまで断言するのはいかがなものか?個人的にはヒステリックで頭の悪い話としか思えなかった。


「美味しんぼ」の作者は日本での生活が長いが、中国出身とも聞く。そこを取り上げて「中国人はウソが多いと答える日本人が少なからずいる。だから中国出身者は全て疑うべき。「美味しんぼ」もウソだらけだが、一般市民には知らされていない。」と言われたらどうだろうか?「そういう話があったからといって、全体まで否定するのはおかしい。内容が正しいかについてしっかりと調べたのか?」と反論する事だろう。


一部意見に基づいて全体を決め付けるというのは、そういう事ではないか。



・客観性のある証拠を

思うように表現するのは結構であるが、それに対する反論も出るものである。事実はそういう主張のぶつけ合いの中で徐々に分かるかもしれないが、現状では「政府の言ってる事は嘘っぱち、福島は健康被害続出で住むべき土地じゃない。」という内容が雑誌上でぶちまけられただけに過ぎない。個人的にはこのタイミングでぶちまけるには証拠の用意が足りないと感じる。そのために疑問が生じては、今回の話が事実だったとしても意味が無い。この話が事実だとする勢力は、ぜひ客観性のある証拠を用意してもらいたい。そうでなければ、オカルト的な話とレベルが変わらなくなる。


では、また機会があれば。

お久しぶりです。メインPCのトラブルなどでかまけている間に、4月が終わってしまいました(;^_^A 今後もスローペースでの更新になると思われますが、まったり見てやってください。


サッカーW杯が目前となり、日本代表も最終メンバーが決まった。軒並み予想通りではあったが、個人的思いを書いていこうと思う。



・悩んだというボランチ


中盤で気になったのは、長谷部の選出。長谷部自身の実力は問題ないが、怪我明けで最近の出番が少ない事が懸念点だった。今回の選出ではユーティリティプレーヤーである事も重視したようだが、そうなると長谷部と同じボランチができて、トップ下もできる中村(憲)がいる。今大会は体力的に厳しいと予想される事もあり、怪我明けの長谷部より中村(憲)を選んでくるのではと見ていた。


ボランチについてはザック監督も非常に悩んだようで、最近は常連だった細貝も落選した。



・高さ自慢が落ちたFW


前線では柿谷や岡崎が順当に入り、ベテランの大久保がサプライズ当選となった。一方で脱落したのがハーフナーマイクや豊田といった高さが売りの選手。攻撃手段でショートパスを使っていくという事だろう。一人くらいは高さがある選手がいても良い。相手がベタ引きするとショートパスで崩すのが難しく、高いボールを放り込むという選択肢も欲しくなる。しかし他のポジションを削るわけにもいかなかったのだろう。狙い通り、パスワークで華麗に得点する事を期待する。



・内田と吉田の状態は?


先ほども触れたが、今大会は体力的に厳しくなる事が予想されている。ゆえにコンディションがいつも以上に重視される。その中で実践復帰前の内田と吉田が選出となった。吉田は守備陣では最も背が高い選手で、相手攻撃陣との空中戦では要となる選手だ。内田はサイドでのスピードと運動量が売りであり、足の回復が遅れれば守備の難が目立ってしまう。


実戦復帰している長谷部でも不安を感じる自分としては、復帰前の選手が二人いるのは大変な気がかりだ。個人的にはコンディションを重視しているため、前回のW杯でも足の痛みを訴え続ける中村(俊)や動きの悪い遠藤の選出に思うところがあった。前回は遠藤がコンディションを戻して活躍していたし、今回も取り越し苦労であれば良いと思う。



色々と勝手な思いを書いてきたが、今回の選出メンバーですばらしい結果を得て欲しいと心から願う。グループリーグが比較的恵まれている事から、ベスト16で及第点。現実的目標としてはベスト8といったところだろうか。


では、また機会があれば。

鉄文連載は、筆者が鉄道について好き放題書くコーナーです。情報源は色々で信憑性も怪しいところですが、お暇つぶしにでもなれば幸いです。

この連載もすっかり臨時列車化してしまいましたね。ネタはまぁ、30回くらいまでいける数があります。それを上手く記事化するという、私の文章力の問題が大きいです。(;´▽`A``


さて、今回は目前に迫った鉄道各社の運賃改定について書いてみたい。



・首都圏では二重運賃に


今回の運賃改訂は消費税増に伴うものだが、ただ増税分が上乗せされるだけではない。首都圏では、SuicaなどICカードを使う場合と、切符を買う場合とで運賃が異なるようになるのだ。


ICカードでは1円単位で運賃が差し引かれるが、切符を買う場合は10円単位となる。消費税を適正に負担してもらう意味では1円単位が望ましいが、券売機で1円単位のやり取りをするのは鉄道会社・利用者ともに面倒である。


そこで小銭のやりとりが不要なICカードは1円単位、切符は10円単位と言う折衷案が登場。JR東日本や首都圏の大手私鉄は折衷案による二重運賃を採用する事となった。なお、ICカードには定期券がついているものもあるが、この場合は10円単位での定期券発売となる。



・首都圏の基本 「IC運賃の方が安いか、切符と同額」


二重運賃を採用した各社の発表を見る限り、運賃改定後はICカードを利用する方が良いようだ。首都圏では基本的に、切符を買うのと同額か、ICの方が安いという図式になっている。例外はあるものの、首都圏での利用については、ICカードを使う方が安いという基本認識で問題ないと思われる。


最近はICカードとクレジットカードを連携させ、クレジット決済にポイントをつけてくれるものも多数ある。首都圏のみでの利用が多い人は、これを機にそういうICカードを検討しても良いかもしれない。



・で、「例外」って何があるの?


ここまでIC運賃が安いという事をお知らせしたが、「例外」の存在にも触れていた。気になっている人もいると思われるので、「例外」について少し触れておく。


代表的なものは、JR東日本の「東京の電車特定区間」だろう。JR東日本は「東京の電車特定区間」についてのみ、切符を買うのと同額か、ICカード利用の方が安いという形をとっている。このため「東京の電車特定区間」からはみ出るような利用の場合については、ICカード利用の方が高くなるケースもある。


「東京の電車特定区間」については、JR駅の時刻表や下記のURLなどで範囲を確認できる。

https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/02.html


記載されている「東京の電車特定区間」から外れる駅で乗車・下車するケースでは、ICカード利用の方が高くなるケースもある。


また回数券を利用する場合も「例外」となる。ICカード利用の方が安いとしても、その差は端数整理であり10円未満におさまる。一方回数券は10枚分の金額で11枚の発券となる。よって160円区間の回数券であれば、1枚あたり15円以上オトクになる計算だ。このため有効期限内に11枚使い切れるのなら、回数券を買う方が安くなるのだ。

※ただし、乗り越し精算が絡む場合は要注意。回数券+精算の金額が、ICカードで乗った場合より高くなるケースもある。


ちなみに回数券は、ICカードにチャージされたお金で買う事もできる。ICカードにクレジット決済でチャージし、チャージで買った回数券で乗るという形もとれる。こうするとICカードよりオトクな回数券で電車に乗りながら、クレジット決済分のポイントまでもらえるのだ。



・改定前に買ったものはどうなるのか?


今回の運賃改訂で気になる点として、改定前に買ったものの取り扱いも挙げられる。定期券や回数券では有効期限が月単位であるため、有効期限が運賃改定をまたぐ形になるものもある。


結論としては「問題なく使える。」である。改定前に購入した定期券や回数券については、表示の区間と有効期限の範囲内であれば、改定前と改定後との差額を請求されたり、無効とされる事はない。


※ただし乗り越し精算の場合は、区間外乗り越し部分について改定後の金額で精算となる。これは乗り越し部分の精算を行う瞬間での運賃を適用するためである。



明日からは改定後の運賃が適用されるが、その中で賢く電車に乗る手助けとなれば幸いだ。


では、また機会があれば。

本日は相鉄および相鉄バスと、関東バスでストライキが決行された。相鉄では7時より運転再開となったが混乱が続き、関東バスは24時間ストを継続中の模様。公共交通機関でのストライキという事で多くの人が巻き添えとなった。このため組合や現場職員に対する強い批判も出ている。



しかし、巻き込まれたからと感情的に批判するのはナンセンスである。



・ストライキは労働者側の権利

巻き添えとなった人に非がないのを承知でナンセンスだと言う最大の理由は、ストライキという手段が少なくとも日本では正当なものだからである。労働者側は経営者側との交渉において、ストライキを決行する権利がある。それで影響を受ける人がいるとしても、自分の生活ともなればやむをえない部分がある。ストライキという行為自体を否定する事は、結果的に日本中の労働者の権利を奪う事になる。



・考えられるリスク

本日巻き添えとなった方々においても、感情的批判が経営側に悪用されるリスクを考えて頂きたい。仮に公共交通で前例ができてしまえば、これを利用して各分野で労働者の権利を制限しにかかる経営者が出てくるのではないか?それくらい狡猾な部分を持つ人こそ、経営トップに君臨しているものではないか?


条件が悪くても乗客への影響を人質に、権利行使さえできない職場に残るのはどんな人か?良い条件の転職を勝ち取れないレベルの人材しかいない会社の乗り物に、自分の命を預けて毎日通勤通学をしていけるものだろうか?



・ポイントは要求内容

とはいえ、ストライキを盲目的に擁護するのもまたおかしな事。不当な待遇で働かされる事に対してのストライキは良いが、あまりにも非常識な要求を通すためのストライキは批判されるべきである。では今回の内容はどうか?個人的に調べた結果、以下の点で折り合いがつかなかった模様。



1:相鉄

・養う子供の人数に応じた手当て増額

・被服費の支給

・賃金の上積み


2:関東バス

・労働時間の延長を伴わない、賃金の上積み



子供の人数に応じた手当て増額は、企業の社会貢献としてはアリだろう。少子高齢化が進む現代において、経営体力に応じて社会的貢献をする。企業イメージ向上の手段として考えても良いのではないか?しかし社員の仕事と直接つながらない部分であり、経営側としては増額に応じる必要性が低いと感じても仕方ない。



被服費というのはいわゆるスーツ代で、会社がスーツ勤務を要求するなら会社からもお金を出して欲しいという事。スーツ代を自己負担しているのが当然という人からすれば、過剰な要求と思われてしまう内容である。服装に関する規定で明文化していたり、ぼかしているけど事実上のスーツ強制であれば、スーツ代の一部程度の支給はアリだと思う。



賃金の上積みはどの業界でも争点になるが、結局のところ会社の業績に応じているかである。



相鉄のケースでは経営側が条件を呑んでいる部分もある。しかし連結計上利益が過去最高と見られている中で、ベースアップなしとの事。鉄道輸送において乗降客数が増えていない点は事実だが、過去最高の利益は現場が合理化に応じた結果でもある。



関東バスについては業績改善の一方で、賃金上積みには労働時間の延長を条件としている。バス運転手については過労による事故に対する不安がある。ツアーバスによる交代要員のいない長距離運転は無くなったが、つい最近も大きな事故があった。安全のためには人材の確保が大切で、そのためにも業績改善に応じた待遇改善は大切である。まだ妥結してないだけに、情勢が気になるところ。



と、今回のストライキには色々と事情がある。最近では珍しい事であるが、ストライキ自体を叩くのはお門違いである。また現状待遇で十分贅沢だという主張もあるが、これは主張してる人が正当な待遇を受けていないのだろう。その怒りは会社や政府にぶつけるべきであり、正当な権利行使の足を引っ張るべきではない。



では、また機会があれば。