顔面輪郭手術で最も多い質問#2: 耳下腺、顎下腺、リンパ腺の副作用

 
こんにちは、エイチ整形外科のベク・ジョンファンです。
 
 
 
 

顔面輪郭手術のうち最もよく行われるエラ削りの後、多くの患者さんが副作用を疑って質問します。

 

「エラの手術の後、顎のラインが膨らんだ」

「エラ削りを受けたのに相変わらず顔が大きい」

「手術後あごに丸いのが触れる」

まず動画をご覧ください。
 

 

 
 
 

 

上のイメージの7つの要素を考慮しない手術法によって、患者が手術結果に不満を持つようにして、さらに、エラ削りの副作用と思うように作ることが多いと思われます。

 

 

 

 

今日話させていただく内容は、耳下腺(Parotid Gland)という唾液腺による、手術後の不満に対してです。上の患者の場合、イメージの左側の皮膚陰影と骨陰影を重ね合ったのを見ると、エラの骨が大きいのもありますが、右側の断面で表示したののように咬筋と耳下腺の厚さがかなり太いので、エラ削りでは大した効果を得ることが難しい状態です。

 

 

 

 

上の3Dイメージを見ていただくと、骨の形と、咬筋と耳下腺が重ね合っている姿を一緒に確認できます。手術前の計画において3D・CTが大事な理由が、まさにこのような軟部組織を評価できるツールであるからです。単に2次元X線のイメージでは、軟部組織を評価しにくいため、手術前診断と手術計画の段階で3D・CTは必須だと思います。

 

 

 

 

上のケースではエラ削りの後、赤い円の部分が膨れ上がった様子が観察されます。これは顎下腺がエラの切除術後に目立つのです。小顔を作ろうとして骨をたくさん切除して生じる代表的な副作用と考えられます。

 

 

 

 

上のイメージからエラの内側に顎下腺があるのが確認できます。下顎体部を過度に切除すると、エラの骨に隠れていた顎下腺が皮膚上でも膨れ上がって見えることがあります。

 

 

 

 

上のイメージは顔面部に存在するリンパ腺の位置と形です。リンパ腺は主に静脈血管とともに分布しています。

 

 

 

 

上の患者さんはエラ再建の後6ヶ月目に下顎角部にぴょこんと出て触れられるリンパ腺が生じました。リンパ腺は特に疾病のない正常状態でも、コンディションによって、または風邪などの疾患で肥大化する免疫器官です。大体は2〜3週間で自然的に大きさが減るのが普通ですが、そうでない場合、単純な切除術で除去できます。

 

 

 

 

上の患者さんから除去したリンパ腺の写真です。組織検査の結果、Benign Hyperplasia, つまり良性肥大と確認されました。

 

多くの方々がこういう場合、手術による副作用だと決め付けて考え、悩みや不信であちこちのクリニック転々としたり、ネット上の不正確な情報に接したりして、不安を増大させているようです。

 

実際に上のリンパ腺除去患者さんも私に対する不信と不安、不満を表現した方です。

 

手術後に生じる疑わしい症状や不満足なすべての症状を副作用だと決め付け、それに対する処置や説明を、施術した医師の言い訳や嘘で誤解する現実が残念ですが、この記事を読んでいる方だけでも、誤解をしないでほしいです。

 

似たような問題で悩んでいる方の役に立ったら嬉しいです。

 

 

 

 

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