これまでのキャリアについて語って行こうと思いますが、1回目は新卒時の就職活動 企業選びについて語りたいと思います。
私は大学時代、文学部に所属しており、英米文学を専攻していました。
もう20年弱前なので詳しく覚えてないですが、シェイクスピアなどを読んだような気がします。
そもそも大学で英語を専攻したのは、学校の先生になる為でした。
しかし、大学時代に1つターニングポイントとなる講義がありました。
確か「ホームページ制作入門」のような名前だったと思います。
当時、まだインターネットは各家庭に引かれている、というような状況になく、まだまだ馴染み深いものではありませんでした。
しかし、新しいモノ好きの講師の先生が開いてくださったその講義で、アルファベットで書くHTML、CSSに親しみを感じ、また波長が合ったのか上手くページが構築できたので、「オレ、イケるんちゃう?」と思い込み、IT業界も就職活動のスコープに入ることとなりました。
就職活動では、IT業界の他に事務職・営業職も受けましたが、IT業界のアルゴリズムを問うような試験にゲームのような楽しみを感じ、次第にIT業界に重点を置くようになりました。
その中で、大阪に本社のある製造業企業のアウトソーシングIT子会社に縁があり、入社することになった次第です。
今も社内SEですが、この新卒の時も社内SE(に近い)の立場として仕事させてもらいました。
その時は、大学でプログラミングを習得している理系学部生がたくさんいる中、「オレ、HTML書けるし、ITイケるんちゃう?」といった無謀な自信で就職活動をしていましたが、今思うと、ある程度の規模以上の企業で社内SEをする場合、ずっとプログラミングをする、という事は稀で、要件をまとめたり、予算の調整をしたりする方が多いと思います。
そういった点で論理的にまとめたり、企業活動や経済について学んだ文系学部生にも理系学部生に勝る武器がたくさんあります。
就職活動時には気付きませんでしたが、今の学生にも、文系だからITは違う、とすぐにスコープから外すのではなく、候補の1つとして検討してもらえたら、と思っています。
さらに言うと、今は当時よりITが身近なものですし、さらにDX、2025年の崖問題等、売り手市場と思います。ネットで紹介しているものもたくさんありますし、インターンをしている企業も多く、会社のITがどんな事をしているかを知る機会がたくさんあります。
私は思い上がり?から縁あってIT業界に入りましたが、結果として良かったな、と思っています。
今後の投稿でそのあたりも言及できたら、と思っています。
では✋