Harvard Conference 2018 Day 5 | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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   皆さんはじめまして、東京大学理科一類のジラウォンサパン・ピッチャポン(インディー)です!出身はタイのバンコクのバンコク・クリスチャン・カレッジという小中高校で、高校3年生までずっとタイにいました。15、16、17日担当の村上と齋藤と石川と同様に、地学オリンピックと宇宙学オリンピックに出場して、アカデミックな世界の中でも活躍していました。高校時代も生徒会長など、さまざまな課外活動に参加することが好きでした。

 

   さて、18日の話に移りましょう!この1日はいつも通り朝ご飯から始まりました。参加者の皆はとても疲れているはずでしたが、ちゃんと朝ご飯のところに来ていました(もちろん遅れたか、朝食をスキップした、睡眠を大切にする人も少なくなかったです 笑)。

 

   朝ご飯の後は、アカデミック企画のトークに入りました。今日はカンファレンスのテーマ、リーダーシップに関する2つのトークがありました。1つ目はハーバード大学 BGLTQ 支援課の課長の Sheehan Scarborough 先生による "Leadership & Diversity" とトピックとしたトークです。皆さんはもちろん LGBTQ という言葉をご存知かと思いますが、ハーバード大学ではBGLTQを使うそうです。ハーバード大学はアメリカで最初にBGLTQ支援課を創り、今アイビーリーグ大学と大きな大学ではだいたい同じものを持っています。リーダーはどういう役割を果たすべきか、また多様性を把握しながらリードのしかたについて語られました。リーダーは何よりも、自分がリードする人々を理解し、愛するのがポイントらしいです!これで性的に、宗教的に、思考的に多様な社会をうまくリードすることができるでしょう。

 

   2つ目のトークはハーバード大学ムスリム教誨師 (Chaplain) の Shaykh Kahlil Abdur-Rashid 先生による"宗教とリーダーシップ"に関するトークでした。教誨師といいますと、刑務所や軍隊などの教誨師を思い浮かべるかもしれませんが、多様性を尊重するアメリカ社会では、多くの大学にもさまざまな宗教の教誨師がいます。ハーバード大学には37の宗教を担当する37人の教誨師が勤めています。Abdur-Rashid 先生は宗教的に多様な社会におけるリーダーシップについて語られました。

 

   その後は昼ご飯を食べ、グループに分けて1時間ほどディスカッションをしました。ジェンダーと宗教とリーダーシップに関して、参加者諸国の多くの面白い話を聞いて、興味深い議論ができました。

 

   それでこの1日のアカデミック企画が終わりました!その後は、3月に東京に来るハーバード生がボストン市内に連れて行ってくれました。ボストン市立図書館と、その隣の Old South Church という教会と、Newbury Street という商店街に行って来ました。ボストンの歴史と魅力が感じられました。

 

立派なボストン市立図書館の雰囲気に合わせ、真面目な恰好をしているアンドルーと城

 

Tokyo Delegates(ハーバードに行く東大生と3月に東京に来るハーバード生)とボストン市立図書館

 

Newbury Street

 

   夜は夜ご飯の後、2つの面白い企画がありました。その一つは "Wine and Cheese" という企画でした。名前の通り、チーズを食べながらワインを飲むカジュアルなコンパです。最後に Mr.HCAP という企画が行われました。これは、外国人の参加者もハーバード生の参加者も参加できるコンテストであり、自分のタレントや、面白いことを演じるステージです。東京大学からは個人で関口が、ペア齋藤と城が出場しました!出場者の皆は明るく、面白くさまざまなことをやっていました。嬉しいことに、今年の Mr. HCAP は東京大学からの関口となりました!去年の Mr. HCAP も東大生でしたので、日本は2年連続の受賞となりました。

 

Wine and Cheese にて、東京に来るハーバード生のアンドルーと私とソウルに行くハーバード生のビクター

 

   以上で18日の話を終えます!次に6日目のブログは関口(今年の Mr. HCAP!)が担当します。またよろしくお願いします!