いよいよ6期本格始動! 代表の三澤です。 | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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初めまして皆さん!
今年度のHCAP6期代表を務めさせていただく、東京大学文科一類1年の三澤晃人(みさわあきと)です。
 ベネッセコーポレーション様をはじめとする多くの方々によるHCAPへの毎年のご協賛、大学関係者、OBOGの方々のご協力、誠にありがとうございます。おかげさまで今年度も無事アプリケーションが通過し、本格的な活動へと入っております。

 いよいよ代替わりが行われ、我々6期がHCAP活動の中心となりました!初投稿ということで自己紹介とHCAPの紹介を行いたいと思います。

 まず自己紹介。僕は高校時代は軟式テニスやバンドなどをやっていました。大学には法律を学びに来て、現在は教養学部で視野を広げています。HCAPに入ろうと思ったわけは経験が乏しく国際的な視点を得る必要を感じたこと、そして各国トップレベルの大学生がどのようなことを考えているのか知りたく、またその体験が将来の選択に決定的な影響を与えるだろうと確信したからです。僕らは3月10日の大学の合格発表の次の日に東日本大震災に直面しました。その心理的影響は大きく、戦後最大の危機と呼ばれたこの時代において東京大学の学生として少なからず将来の日本への責任を感じています。そしてHCAPを通して出会うハーバード生や各国の学生に、危機に直面した日本が変わらず信頼できる国であることを示したいという思いがあります。

 次にHCAPの紹介を行いましょう。HCAP(Harvard College in Asia Program)とは東京大学の国際交流系の学生団体の一つです。1月に行われるハーバードカンファレンスでアジアの選考を通過した6つの大学がハーバード大学へメンバーの派遣を行い、3月に行われるアジア各国のカンファレンスにおいてハーバード生をアジアの各大学が誘致し、多くのプログラムを通して互いに学習、交流を図るプロジェクトです。毎年ハーバード側から一つのテーマが提示され、そのテーマに沿ったアカデミックなプログラムを行うことを中心としています。そしてHCAPメンバーは国を背負うDelegates(代表団)の側面を持っており、普段はプログラム準備及びアカデミックレベルの向上に日々力を注いでおります。

 今年のテーマは"Technology and Social (in)Justice"「技術と社会正義(不正義)」です。今の日本やアメリカでは非常にやりがいのあるテーマでしょう。なぜなら福島の原発事故は日本、そして世界に原発のあり方について疑問を投げかけ、IPS細胞は生命倫理の新たな論点を生み出し、ウィキリーキスやサイバーテロは情報技術の恐ろしい可能性を知らせました。まさに技術を使う我々人間が社会正義についてしっかりした考えを持つ必要がある時代です。

 さて今年もHCAPTokyoは個性豊かなメンバーが集まりました。一人一人が刺激的な彼らと過ごす日々は非常に面白く、一方で真剣にぶつかり合って辛い時も多々あります。これから続いていく記事をどうぞお楽しみに。 
 次は会計の磯井です。彼女は6期に温かい雰囲気を与えてくれると共に、精力的に物事に挑戦していくパワーがあります。

それでは。

HCAP6期代表 三澤晃人