HCAP東京運営委員会4期の山﨑奈都子です。
3月13日~3月21日までの全Tokyo Cinference日程を終えて、ハーバード生がアメリカへ帰っていきました。
これから、東大メンバーがそれぞれ、日程を振り返り、それぞれが感じたことを言葉にしていきます。
このTokyo Conferenceは私達にとって、一年で最大のイベントであり、一年間の集大成でした。このブログに記事を書くのも、これでそれぞれ最後になります。
私たちが、一年間を通して成長したこと、学んだこと、その成果の集大成を読んでいただければ、幸いです。
本日は、私山﨑が、Tokyo Conferenceの最初の2日間を振り返りたいと思います。
3月13日
当初は午後集合だったこの日、朝起きると15通もの未読メール。
なんと、18:00に東大駒場キャンパス到着予定だったハーバード生が、飛行機の機会故障で到着が23:30近くになってしまうとのこと。
本当は、みんなで鍋を囲んで”Welcome Party”をするつもりだったのに、この日の予定はすべて中止になってしまいました。
結局、全員は集まれず、他の当日宿泊担当や家の近いメンバーとともに、23:30頃ハーバード生(そして空港まで御迎えにいっていた東京メンバー)を迎えました。
写真はさくっと、自己紹介などをしている様子です。
その夜女子部屋で出た話題は「次世代iphoneについて」「アメリカの保健制度改革について」「google中国撤退について」「トヨタのリコール問題について」と、17時間ものフライトの後にする会話とは思えない話題ばかり。しょっぱなからびっくりさせられました。
ハーバード生は疲れていたので、早々に寝てしまいましたが、東大メンバーはハーバード生と対面、あるいは再開した喜びからなかなか寝付けず、結局3時頃までしゃべっていました。
一年間このconferenceに向けて一緒にがんばってきた東京メンバーと、このような時を過ごすことができたのも、非常に貴重なことだったと思っています。
3月14日
この日は、東京大学のエリス俊子先生から、日本の近代化と日本独自のアイデンティティの矛盾についての講義を受けました。
明治時代、日本の近代化が西洋化として始まったこと、それが「日本らしさ」とどう共存しうるのか、というのが長年の日本文学のテーマであった、ということなどを講義してくださりました。
このような視点は、ハーバード生にとってもかなり新鮮だったようで、この後のconference日程の中でも何度も議論した、と聞き嬉しく思っています。
講義の後には、東京観光!ということで、浅草班と原宿班に分かれました。
私は浅草に行ったのですが、浅草でもっとも人気を集めたのは、なんと人形焼き。
意外にも、あんこがすごくおいしい、と評判でした。
浅草で東京の歴史的な一面と体験したあとは、新宿へ移動。
某定食屋で夕食&抹茶パフェなどを食べて盛り上がり、新宿都庁へ。
都庁からみる夜景は最高で、メンバーの中には自分のデートプランを考えていた人もいるみたいですよっ。
講義に観光にかなりハードなスケジュールでしたが、ハーバード生は
前日に17時間もの旅で到着したとは思えないバイタリティ。
最初からこんなに飛ばして1週間持つのか心配になりつつ、まだまだハーバード生に見せたい「日本」がたくさんあるので、時間が足りない!と感じざるをえませんでした。