2020年10月~アメリカのニュージャージー州へ海外赴任帯同
夫と娘PIYO(16歳)と私チキン♡の3人家族です
英語力はないけれど楽しい事が好きな海外生活を綴ります
このブログは渡米後も日本にいる
母や家族、友達に『元気で過ごしているよ〜!』
というメッセージを兼ねています
あたたかいメッセージ
ありがとうございます
個別に連絡下さった方もいて
とても嬉しかったです
遅くなりますがお返事は順次致します
幸い
頭・首・骨に異常なし
と分かっていても
擦り傷が痛々しく
打撲の変色も始まりました
時間が経過すると
む・ち・う・ち
と思われる
体の様々な場所に青や紫色が出現
特に左上半身が辛いです
そもそも
アメリカで
電動スクーターなんて乗ってるから~
と言われたり
思われたりするだろうなぁ~と
ある程度は予想しますが
私にとっては必要なモノで
交通ルールも慎重に順守していた
と自負しています
でも事故った~
12月15日(金)13時30分頃
私チキン♡は
交通事故にあいました
前回の続きです
遠くからサイレンが聞こえ
パトカーと救急車がほぼ同着
私の元に体格の良い男性ポリスが
かなり至近距離で話しかけてきました
I'm 〇〇.
△△police department.
Are you okay?
英語も話せない私は
なぜかポリスの顔を見て
はぁ…助かった~
と安心したのは不思議です
ポリスは例えるなら
デカプリオ様似(右側)の
優しそうな方でした
髭の形まで似てました!
正直なところ何を話したのか
ハッキリ覚えていません
だって
本物のポリスがこんな至近距離で
しかも英語で
あたりまえだけど
私だけに質問するなんて
それだけで緊張しちゃう
それに体中が痛くて集中できない
でも短い質問に
Yes/Noで答えた後
私が割と意識がしっかり
していたからか
Why did you hit by a car?
という状況説明を求められました
しかも超ハイスピードで
他にも何か言っていた
アメリカで3年以上生活していても
英会話が上達しなかった私
情けないことに
こうゆう大事な場面でも
I can't speak English well.
Could you speak more slowly, please?
が最初に出た言葉
Okay, of course!
Are you from Korea? Chinese?
I’m Japanese.
と答えましたが
日本語ができるポリスは早々いないし
携帯も手元にないし
翻訳ナシで中学英語の単語を精一杯並べ
説明してみました
通じたかどうかは別ですが
次にたくましい女性救急隊員が
I'm 〇〇.
⬜︎⬜︎ rescue.
Let me see your body check.
私の斜めバッグをとり外し
ダウンを脱がせ
頭・首・背中など
骨折してないかチェック
膝を動かしたり体を押されると
その都度
痛くてワーワー騒ぎましたが
両膝、左肩が特に痛かったので
その部分を申告しました
この日はコーデュロイ生地の
冬パンツを履いてましたが
摩擦で穴が開いていました
膝までめくると
皮がめくれ出血していました
私のすぐ横には
救急搬送用のベッドが用意され
有無言わさず
コチラに乗るスタンバイ完了でした
イメージ写真
レスキューの女性は
私の荷物をパパッとまとめ
ベッドに移動するわよと
女性レスキューさんの
力強い腕力の助けを借りながら
左足だけ地面につけてベッドへ
そしてガラガラ~っと
あっという間に救急車の中へ~
アメリカで救急車に乗ると
高額だから気軽に救急車は呼ばない
と聞いたことがあり
乗って良いものかどうかも分からず
どうしたら良いか判断できませんでした
その時チラっと見えたのは
私をひいたその車
赤い作業車でした
こんな感じです
赤い車でもっと車高が高かったかな
バックキャリータイプで
後ろに何か荷物を乗せていました
一瞬だけ見ましたが
その車体の前後には
傷や凹みが多数あり
不注意なのか
単に運転が下手なのか
このドライバーの車の保険は大丈夫か
と不安になりました……
そんな心配をしている暇はなく
実際は英語の嵐で
何を聞かれているか分からず
プチパニックです
救急車に乗る・乗らないは
私に決定権が
あったのか無かったのか
それすら分かりませんでした
私は救急車に乗せられ
先程のポリスと女性レスキューに
身分証明するもの
を提示するよう求められました
運転免許証
とか
SSN
どちらも持っていなかったけれど
唯一お財布の中に
パスポートのコピーが入っており
それをポリスに渡すと納得
名前・住所・電話番号
生年月日・年齢
あたりを聞かれました
ある程度情報が集まると
「Crush Report」
という用紙をポリスからもらいました
まるでレシートみたいな
ペラペラのものですが
これがすごく大事な紙らしい
5~7日後に事故の詳細が
QRコードから確認できるそう
これは後から知った事でした
私のスクーターは?
とポリスに聞いたら
ポリスで預かるからね
そこに書かれた住所にあるよ
と教えてもらいました
スクーターと一緒にあったベーカリーの紙袋が欲しい
とは小心者で言えなかった
次はレスキューの女性へバトンタッチ
救急車の中でマンツーマンです
室内のイメージ
どこかHospitalにかかっているか?
という内容だったけど
私はファミリードクターとして
日本人医師のクリニックしか履歴がない…
一応クリニックの名前を言ってみたら
Hospital
と強めに言われて
あせる~
やっとエマージェンシーとして
搬送先の病院はどこが良いか
と聞いていることが理解しました
この辺りから
こちらの女性レスキューさん
超高速英会話がスタート
モタモタする時間がもったいない
という気持ちや
私との会話が噛み合わず
イライラする様子が伝わり…
私もコレはマズイと察して
夫に電話をしたいと申し出て
カバンから携帯をとってもらった
夫はオフィスで仕事中でした
電話への第一声は
「大変申し訳ないのですが…
スクーターで車にひかれ
今、救急車です
これからどこの病院に行くか
話をしてもらっても良いですか?」
ともう全部丸投げ
レスキューの女性にも聞こえるよう
スピーカーにして話をしてもらいました
A,B,Cの病院が候補でどこが良い
B病院を希望したい
なぜB病院が良いのか
認知度が高く場所も分かる
また日本人医師がいると聞いている
どこの病院も翻訳は可能だし
B病院までは特に道が混んで時間がかかる
どうやらB病院に行きたくないらしい
夫も機転を効かせて
あなたのオススメの病院にしたい
A病院なら近いからすぐ着く
A病院にお願いします
とにかくこの女性レスキューさん
声が大きくてハキハキしてるから
多分怒っていなくても
怒られている気分になる会話で
私も終始ドキドキ
結局は最初から
近隣A病院へ搬送する流れだったような…
現場から10分程度の間
私がポリスに答えた内容の紙を見ながら
女性レスキューが再確認し
タブレットに入力します
いくつか記載に間違いがあった様子で
チッ
て言ったような気がした
いやもしかすると
私が受け答えを間違えていたり
発音が悪かったかも知れない
その後も
アレルギーはあるか?
常備薬はあるか?
など聞かれ
一応
蕁麻疹がでていたので
アレグラを1日2錠服用している
とは伝えることができた
意思疎通が上手く行った時は
Great!!
Excellent!!
と大げさに褒められると
やっぱり嬉しいものです
特に怖い感じの人にね
病院に到着し裏口から
エマージェンシールームへ直行
初めて見る海外の病院内
しかもエマージェンシー
具合悪そうな人がいました
OMG~!!
AHHHHHHーーーーーー!!
とか叫び声が怖い
個室に通され
シーツを持ち上げられ
3.2.1でベッドの並行移動
これから何が始まるのか
もうビビリが半端なくて
終始ドキドキしてました
次回へ
明日はカイロに行きたい…