京都南座 吉例顔見世興行 夜の部 | ❇徒然なるままに東へ西へ❇

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昨日24日は京都南座の

吉例顔見世興行

東西合同大歌舞伎の千穐楽でした。


夜の部は19日に拝見したのに、まだ感想も

書けてなかったので、書いておきたいと

思います。


今年の顔見世は、

市川團十郎白猿襲名披露

市川新之助初舞台なので

超満員、連日満員御礼のようでした。







夜の部 

一、仮名手本忠臣蔵

二、口上

三、助六由縁江戸桜

今回の口上は、一列目は
梅玉、新之助、團十郎、仁左衛門
の並びで、二列目三列目には一門の方々が
ならばれる型でした。

人間国宝の梅玉さんと仁左衛門さんのご挨拶
に続き、
團十郎さんの『にらみ』を拝見しました。

ナタリーさまより、お借りしました。

にらんでもらうと、一年間無病息災で
すごせるんだとか。力強い眼力でした。

夜の部は、新之助くんは口上だけなので、
ぼたんちゃんと新之助くんは先日の昼の部の
演目でみることができてよかったです。

夜の部の演目は、二題
仁左さまが、大星由良之助を演じられる
仮名手本忠臣蔵
祇園一力茶屋の場

南座の近くに今もある一力茶屋での出来事、
年末の好例行事の顔見世興行に一番相応しい
演目だとおもいます。
仁左さまはもちろんすばらしかったし、
莟玉さんの力弥がキリッとしてて素敵でした。
遊女おかると寺岡平右衛門が実は兄妹でと
いう話しはもともとの仮名手本忠臣蔵の
あらすじがわからないと理解しにくいのでは
ないかと思いました。
古典歌舞伎のみとり狂言は難しい。
隼人さんは、今年も富森助右衛門でした。

そして、助六由縁江戸桜

成田屋の襲名披露らしい華やかさでした。
花道からの登場の團十郎さんの花川戸助六が
絵画から抜け出てきたような美しさでした。

先日の昼の部でも書いたように、團十郎さん
お衣装から御香のよい薫りがしてました。

そして恋人の揚巻は、児太郎さんでした。
花道から続く、揚巻の花魁道中華やかでした。
豪華絢爛なお衣装でそれをみるだけで満足
でした。
今回、Wキャストなので壱太郎さんの揚巻も
みたかった。

実は昨年の歌舞伎座の襲名披露でも、助六
みました。
揚巻は菊之助さんで、その時も華やかで
ほんと美しかった。
でも、内容は特にないような
よくわからないような、祝祭劇です。

今回もやっぱりそんな感じでした。
でもお祝いに有名な歌舞伎役者さんが
たくさん出演されて
お一人お一人の個性で演じられるので
それが楽しかった。

たとえば
口上は歌舞伎座では幸四郎さんでしたが、
南座では息子さんの染五郎さんでした。
染五郎さん、美しい。それだけでいい。

髭の意休は、お父さまから引き継がれて
左團次さんかと思うくらい、男女蔵さん
似ていらっしゃったし、
鴈治郎さんの通人里暁は笑いをさそう
くらいのかわいさでした。
隼人さんは福山かつぎでした。

他の皆さんもそれぞれほんとうに個性豊かで
楽しく拝見しました。

今年の歌舞伎観劇もこれにて終了で
来年は初春浅草歌舞伎からです。




14列目と、後方でしたが、南座は狭いはこ
なので、全体が俯瞰できてまあまあ見やすい
お席でした。



虎屋茶寮のあんみつ


虎屋茶寮であんみつを頂きました。
ここのあんみつ、おいしい〜🍵

松葉の幕の内弁当


松葉の幕の内弁当を予約してもらいました。
ここのはにしんが美味しいので、每年一度は
食べたい。でも、量多いてす。

團十郎さん



顔見世興行も終わって、いよいよ今年もあと
一週間
気忙しい毎日ですが、がんばりましょう。

きょうも良い一日となりますように。

お読み頂きありがとうございました。