iPod touch のFilesの設定がうまくいかない人の為に… | 所長日記・改

iPod touch のFilesの設定がうまくいかない人の為に…

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Files lite の設定については過去の記事
http://ameblo.jp/hc-lab/entry-10407545181.html
をお読み下さい。

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超・有用な無料アプリ“Files lite”が

何故使えないのか

正確には何故、ネットワークプレースの追加で弾かれるのか

問題は主に以下の3点が考えられる

①2重ルータになっている

②セキュリティソフトが弾いている

③そもそもネットワーク管理者権限がない

それぞれの対処法を考えてみよう!!

※私、H.Cは一般人です。従って、下記対処法が完全なものであるという保証は致しません。下記の方法にて不具合が生じたとしても、私は一切の責任を取りません。自己責任の下でお願いします。ご了承ください。


①2重ルータになっている

2重ルータとは・・・

これが一般的な言葉かどうかは分からないが

簡単にいうと、ルータ機能を持つネットワーク機器にルータ機能を持つネットワーク機器を接続すること。

ルータとは何かということに関しては

私がここで説明するよりは

wikiるなりググるなりした方が早いので割愛。

光回線がかなり普及し

多くの家庭において、加入者網終端装置(NTTのフレッツ光ならCTU)があるはず。

※以下、加入者網終端装置をCTUと表記します。

CTUのインターネット接続設定をすませれば

あとはパソコンをLANでつなぐだけで、ネットにつなぐことが出来る。

それはCTUにルータ機能があるからだ。

回線業者と契約し、設定が完了したらこの状態。

さらに無線環境を構築しようとしたら無線ルータを使用する。

市販の無線ルータには

ルータモード非ルータモード(ブリッジモードやアクセスポイントモードという名称)があり

工場出荷時はルータモードに設定してある。

最近は楽になり、何も設定することなくただ物理的に接続するだけで無線環境を構築できる。

例えばこんな感じ
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これでインターネットを楽しむ分には問題がないのだが

Filesを使うにはよろしくない。

何故なら、この状態で、IPアドレスを確認してみると・・・
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※あくまで例です。あと、PSPは仕舞ったことにして下さい。

CTUと、CTUに直接つながれている機器は192.168.24.xxというアドレスが割り当てられ、

ルータと、ルータにつながれている機器は192.168.1.XXというアドレスが割り当てられている。

この状態で、例えば、パソコン2とパソコン3がネットにつなぐとすると、
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と、ルータもCTUもトラフィックの処理をした上でネットにつないでいることになる。

通信速度も下がってしまう上にネットワークから見れば

master 192.168.1.1

に制御されている

slave 192.168.1.10 と 192.168.1.51

ということになってしまう。

Filesでもデータ転送が出来ない。

そこで、無線ルータのルータ機能をOFFにしよう!!!

・・・やっと本題。

ルータの設定は、各ルータに因る。

ここでは、CG-WLBARGPXについて。
corega CG-WLBARGPXW/コレガ
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corega CG-WLBARGPXB/コレガ
¥5,565
Amazon.co.jp

CG-WLBARGPXW と CG-WLBARGPXB があるが、

単なる色の違いなので、まだ買っていない人は好きな色を選んで。

さて、では設定・・・

ブラウザを開いて、アドレスバーに http://192.168.1.1 と入力し、移動。

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初期状態なら

ユーザ名 root
パスワード なし

でログイン

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ルータ機能が有効であることを確認(①)し、モード(②)


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ルータ機能のドロップダウンメニューを選択


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無効

すると

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という警告が表示されるが、本体横に書いてあるので

特に控えておく必要もない。

そもそも、ルータ機能をOFFにした瞬間に、ルータにアクセスできなくなるのだから・・・

※再びルータに接続するための方法は・・・また後日・・・

話を戻そう。

警告メッセージのOK設定

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これでルータ機能が無効になった。

接続のイメージとしてはこんな感じ。
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パソコン2も3も 192.168.24.xx が割り当てられている。

この状態で iPod touch をwi-fi接続し、Filesを起動させよう。

※Filesの設定は過去の記事
http://ameblo.jp/hc-lab/entry-10407545181.html
を読んで下さい。



②セキュリティソフトが弾いている

セキュリティソフトを切ってみよう。

タスクトレイ中にアイコンがあるはずだから

呼び起こして、終了。

「コンピュータが危険にさらされるけど、それでもええんか?」

という脅しが入るが、仕方がない。

原因を調べるための僅かな間だから大丈夫。

大丈夫なはずだ。



③そもそもネットワーク管理者権限がない

これはどうしようもない。

会社で利用しようという人とかはこの壁にぶち当たるはず。

ネットワーク部門に

「俺のtouch弾かないようにして」

とか

「管理者権限ID教えて」

などというわけにはいかないだろう。

仕方がないので、力技。

※裏技ではないです。力技です。

パソコンをアクセスポイント化し、touchで接続しよう。

その為には
corega CG-WLCB54GPX/コレガ
¥3,150
Amazon.co.jp

corega CG-WLUSB2GPX/コレガ
¥1,575
Amazon.co.jp
などが必要となる。

WLUSB2GPXなどは大きめなUSBメモリ程度の大きさしかないので

持ち歩くのにも邪魔にならない。

これら(のうちどれかひとつ)を入手し、付属のCD-ROMからドライバとユーティリティーをインストールする。

オークションなどで、CD無しで手に入れた場合でも

コレガHPよりドライバなどをダウンロードできる。

http://corega.jp/prod/wlcb54gpx/download.htm

では、インストールは完了したとしてその後の説明から・・・

LANケーブルを抜いてから

即ち、スタンドアロン状態にしてから

コレガ無線クライアントユーティリティーを起動。

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メニュー

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アクセスポイントモード

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ネットワーク名(SSID)に~

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セキュリティ

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ドロップダウンメニュー内の“WPA/WPA2-PSK”を選択

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①WPA共有キーに好きなパスワードを入力
※“123456789”はあくまで例です。決してこのようなパスワードを設定しないように
適用

この状態で、次は touch の設定。

設定

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Wi-Fi

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先ほど設定したネットワークが表示されていることを確認し、選択

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パスワード(先ほど設定したWPA共有キー)を入力

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Join

問題がなければ接続が完了する。

確認しよう。

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“>”

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このように取得できていれば完了。

この状態でFilesを起動させよう。

※Filesの設定は過去の記事
http://ameblo.jp/hc-lab/entry-10407545181.html
を読んで下さい。



touchとの、Filesによる 同期(ファイル転送)が完了したあとは

コレガ無線クライアントユーティリティーのメニューより

アクセスポイントモードを解除し、抜いたLANを繋ぐのを忘れないように。

※なお、一度アクセスポイントモードにすると、解除してもインターネットにつながらないという不具合が起こることがあります。それの対処法は、こちらへhttp://ameblo.jp/hc-lab/entry-10411459594.html