私たち全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団は、これまでB型肝炎問題の教科書への掲載を求める活動を行ってきましたが、この度、複数の教科書会社の中学校の教科書(公民)に掲載されることとなりました。また、副読本(副教材)「B型肝炎 いのちの教育」も完成しました。
この副読本は、厚生労働省が、私たち全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団と一緒に作り上げたものです。副読本は、肝炎に関する正しい知識を学び、患者の方々に対する偏見や差別をなくすこと、また、集団予防接種によるB型肝炎の感染拡大の経緯を知り、被害にあった方々の声を聴き、被害回復の過程を学ぶことにより、二度と同様の被害が起こらない社会の仕組みを考えることを目的としています。
副読本のPDFデータは、厚生労働省のホームページで公開されています。興味のある方は、是非ご覧ください。
厚生労働省/肝炎総合対策の推進/ポスター・リーフレットなど
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou09/poster.html