北陸鉄道 かなざわめぐり半日コースに参加してみる | 第4セクターの乗りバス・乗船日記

第4セクターの乗りバス・乗船日記

大型時刻表に掲載されている、全ての地上・海上を走る乗り物の完乗を目指している第4セクターの記録です。

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っということでございまして、先ずは言い訳w。

当初予定としては、夜勤終了後素早く東京に移動して、はとバスの靖国神社と国会議事堂見学コースに参加する予定でしたが、夜勤明けで気力が続かず、初日から計画変更、米原経由で新幹線&しらさぎでワープとなりまして・・・。

 

で、最初に乗車したのは、北陸鉄道が運行する金沢市内定期観光バス。

前日に金沢駅前の北鉄窓口で予約をしたのですが、出てきた席番が1Aとのことで・・・、これは悪い予感しかしないんですけどね?

翌日の1番乗り場にやってきたのはこちらのバス。


専用塗装のエアロQとは、意外といい車両使ってますね。

窓に遮光ガラスを使っていないのは、観光特化だからかな?

そうすると富士急の高速車が遮光ガラスを使わないのは、経費削減でなく貸切転用や、富士山や富士五湖の景色を見てもらいたいとの、会社方針なんなのかな?(違うとは思いますが


まあ平日の、さらに閑散期の定期観光バスではよくあることとはいえ、まさかのお客は第4セクターのみ・・・

ちなみに参加したのは午前発の便、こちらはイマイチ人気がないとのことですが、それでも一人というのは珍しいそうで。

ガイドさんと一対一で、最近の金沢のインバウンドの様子は?、等と探りを入れつつ、先ずはひがし茶屋街へ。

ちなみに御多分に漏れず、金沢もインバウンドが盛況とのことですが、中国本土よりは台湾からが多いそうで、わじま号では必ずと言っていいほど台湾からのお客様が参加しているそうです。

昔の花街の面影を残す通りを、ガイドさんの案内付きで散策するのは良いですね、こういったところは定期観光バスの醍醐味です。

そのあと天徳院でからくり人形を観覧。

こちらは土足厳禁で靴箱が用意されているのですが、そちらには定期観光バス3号車までの表示が・・・

なんでもピーク時は、3号車まで設定される日もあるとか、北鉄定期観光バス侮りがたし。

 

長町武家屋敷跡を見学、ガイドさんにこちらが某帽子が有名なホテル社長の別荘でとか、小松空港でお見掛けしたときも、派手な帽子をかぶってましたよw、とか全く関係のないことを聞きつつ、こちらは運賃に入ってますので、絶対に寄ってくださいと念をおされて、カフェでお茶タイム。

最後の兼六園では、世にも珍しい定期観光バス専用バス停で乗降しての園内散策。

ちなみに兼六園内を案内できるバスガイドは、北鉄定期観光バスのみだとか。

ちなみに入園料は別料金ですが、定期観光バス乗客専用窓口があり、ここでも特別感が出ますね。

 

いつも定期観光バスに乗車して思うことですが、ガイドさんもですが、運転士さんの対応も素晴らしいと思います。

たぶんですが、各社でもトップクラスの技量と接客スキルを持った人を配置しているのではないかと。

この北陸鉄道の運転士さんも、見学地から帰ってくる自分を見るなり、ドアを開けて下車してお出迎え・・・、そこまでやらなくてもとの思いもありますが、本当に気持ちよく観光ができました。

 

以前、某マスコミの方にバスツアーと定期観光バスの違いを説明しても、わかってもらえませんでしたが、奇特な乗客が一人でもいれば、このように運行するんですよ、定期観光バスは。

それが最大の違いであり、一対一というような幸運があれば、本当に楽しむことができます。

 

っということで、マニアックな話から業界裏話までお付き合いいただいたガイドさん、ありがとうございました。

次は、わじま号に乗車しますねw