さて、満をじして投入されました、JRバスの最高級バスドリームルリエ。
前2列4席のプレシャスシートの乗車記はアップしましたが、では後方の3列シートのアドバンスシートはどうなのよ?、っということで乗車してきたので、アップいたします。
乗車したのは西日本JRバスの車両の647-11905号車。
内装等はJRバス関東の車両と全くと言っていいほど変わりがありません、どちらかの会社が一括して改造したようなので、変化がないというのもわかる話なんですが。
A・B席は2列配置で、C席は独立タイプとなっています。
シート自体はグラン車のシートの改良版とのことで、よりリクライニング角度が上がっているんだとか・・・。
もちろん全席コンセント&タブレット・Wi-Fi付きというものなんですが、深夜運行のバスにタブレットっているのかどうかは疑問なんですけどね。
乗り心地についてはプレシャスシートの乗車記に譲るとして、とにかくリクライニング角度が深く倒れます。
そう、後ろに乗客がいたら苦情がくるくらいに・・・。
各座席のシートピッチは1m以上取っているとのことですが、これだけ大型のシートが倒れてくると、ものすごい圧迫感があります。
さらに後方トイレ仕様で、プレシャスシートを設置したため、A・B席の最前・後方には無駄なスペースが生まれてきていたり。
正直な話し、改造車だから仕方がないとはいえ、新車で製造したならもう少し何とかならなかったのかな?、なんて思う次第。
ただシートに関しては非常に秀逸な出来で、フルリクライニングするよりは、途中で止めた方がより体にフィットしますね。
ただフルリクしないと気が済まない方が、JRバス利用者の年齢構成からいって多そうですから・・・。
プレシャス乗車記にも書きましたが、自分はこのルリエに関していえば、JRバスの過渡期の産物と思っています。
キングの引退が迫る中、新たに儲かる夜行高速バス、快適な高速バスをいかに作っていくか?、JRバスの本気が近いうちにみられることになるのかもしれません。