2016年12月より、国土交通省主催で高速バスのバス停にカーシェアリングの車両を配置して、利用者の行動範囲の拡大による、観光振興・地域開発を狙っての社会実験が開始されました。
地方在住の第4セクターとしては、一家に一台どころか、我が家は一人に一台状態でレンタカーはおろかカーシェアには全く縁がない環境にいまして・・・。
まずはカーシェアを運営する、タイムズプラスのHPにアクセスしますと、なにやら会員登録が必要らしい・・・、っということで、スマホで情報を登録して、近くの店舗で会員証を受け取るクイック登録をすることに。
で、登録の翌日に新富士駅のタイムズレンタカーの店舗にて、10分ほどで会員証をゲット。
いそいそとHPでカーシェアの予約を入れようとすると、ノートとスイフトが選べるということで、以前スイフトは乗ったことがあるので、今回はノートを6時間借りることにしました。
御殿場から羽田空港経由でやってきたのは、市原駐車場。
駐車場の入り口にカーシェア車両が止まっています。
こちらに会員証をタッチすると、ロックが外れて利用することができます。
っということで、予約時に登録した目的地高滝ダム記念館を目指して運転開始。
車載してあるナビにあらかじめ行先を登録できるのは、いい機能なんですが、自分の車ではナビを使わないので、ナビって結構うるさいですよねww
まずは途中の市原鶴舞BTを見学。
その次は、品川グース~大多喜線が発着するオリブ大多喜バス停へ。
開業当時と何も変わってはいませんでしたが、無料駐車場はそこそこ利用されているようで・・・。
で、今回の目的の一つである、高滝ダム記念館レストランのとんかつ定食を食べ
養老渓谷を経由してから、市原駐車場に戻ってまいりました。
っということで、利用してみてですが地方在住人として、カーシェアなるものに興味は全くなく・・・、ってか、存在は認識していたものの利用するとは思っていなかった身としては、会員になるのが多少めんどくさいという点はあるものの、公共交通が不便なところに簡単に行けるという点では、利用価値があると思いますね。
さらに短時間でも利用OKということで、タクシー代わりに近くの温泉に日帰り入浴とかにも使えそうな感じがして、そういうことも含めて利用価値が高いと思います。
ただレンタカーと違い、出発地に車を確実に返却しなくてはいけないのが玉に傷かな・・・、今回でもこの後千葉市内で用事があったため、駐車場に車を返却後、タクシーで五井駅へ移動と・・・、タイムズの店舗が五井駅にあるかは知りませんが、店舗で返却できたら利便性はさらに上がるのに・・・、なんて思ってみたり。
空港や主要駅には、必ずレンタカー屋さんがありますね。
高速バスも大体は交通接点の駅に乗り入れますから、駅に近い所ではカーシェアの魅力は半減しますが、近くにレンタカー屋がないようなところ、具体的にはちょっと思い浮かばないんですが、そんなところでは公共交通・タクシーの穴を埋める、そんな存在になりうると感じました。
しかし、ガソリン満タンにしなくて返却OKなのは、本当にめんどくさくなくよかったです、ちなみに6時間借りて5000円を切る価格にもびっくりでした。
カーシェア、なんかうまく使うと行動範囲が広がりそうな気がしますね。