っと、どういった年末をおすごしでしょうか?
第4セクターは、本日は夕方に奈良田に行く予定であります。
山交タウンコーチの早川町内の路線が廃止となるので、その雄姿を記録しておこうかといったところなんですが。
今年中に、フェリーの乗船記を後3本ほど上げて行きたいので、乗りバス記事を期待されている方には、まことに申し訳ありませんが、暫しお付き合いください。
先ずは、瀬戸内海汽船・石崎汽船共同運行の、松山観光港~呉港~広島港を運航する、フェリー「四万十川」の乗船記から。
伊予鉄松山市駅から電車に揺られて、やってきたのは伊予鉄高浜線の終点高浜駅。
高浜駅から電車に接続して、伊予鉄バスがシャトル便を出しています。
で、高浜駅からバスで2分、やってきたのは松山観光港。
先ず目に入ってきたのは、こちら。
瀬戸内海汽船が所有する、高速船スーパージェット「宮島」。
こちらに乗船すれば、松山観光港~広島港を68分で行くことができます。
ウォータージェット推進で、30ノット以上出るこちらの船、興味はあったのですが、今回はあくまでフェリーということでしてww
松山観光港をウロウロしていると、こんな船が係留されていました。
フェリーさんふらわあの「フェリーくるしま」、松山~小倉間を運行しています。
さて、乗船したのはこちらのフェリー。
瀬戸内海汽船が所有する「四万十川」
総トン数699㌧、最高速度16.1ノットのフェリーになります。
では船内に御案内。
船内は、リクライニングシート(三菱ふそうの標準品と思われる)と、ソファーが並んでおり、後方には開放甲板上に座席が並んでいます。
また、授乳室や喫煙ルームも備えており、91年就航にしては、いろいろ考えられた船体になっています。
でこちらの航路は、運航会社側もクルーズフェリーと歌っているだけあって、瀬戸内海の美しい景色が、ゆっくりと楽しめる航路になっています。
♪瀬戸は日暮れて~、と本当に歌の通りの景色が目の前に・・・
そんなこんなで、甲板で景色を楽しんでいると、
「まもなく音戸の瀬戸を通過いたします、安全のため減速走行しますので、お客様のご理解をお願いいたします」
との船内放送が。
そう、この航路のハイライト、音戸の瀬戸に入っていくわけです。
減速を始めて、汽笛を数回鳴らし音戸の瀬戸に近づいていくと、対抗側からスーパージェットが出てきました。
お互い汽笛を鳴らして挨拶をしたあと、スーパージェットは加速を開始して、あっという間に視界から消えていきましてww
その後、四万十川が音戸の瀬戸に突入いたします。
実際音戸の瀬戸に入ってみると、フェリーギリギリ一杯といったところの幅しかありませんね。
この航路管制ってどうなっているのか、ちょっと知りたいですねww
現在第2音戸大橋が建設中だそうです。
ほぼ橋梁は完成しており、あとはアプローチ部分の建設といったところでしょうか?
夜も暮れてきて、呉港に入港。
半分くらいの乗客が下船して、何故か呉港から乗客が乗ってきて・・・
いやいや、まさか呉~広島間の利用があるとは思いもしませんでした。
そんなこんなで、とっぷりと暮れた漆黒の広島港に定刻に入港したのでした。