高速バス開業ラッシュですね | 第4セクターの乗りバス・乗船日記

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仕事が一段落ついて、ホッとしたせいか、自宅に帰って布団に入ったが最後、そのまま熱が出て今まで寝ておりました。

まあ、何とか風邪をねじ伏せて、これからJR東海バスプレミアムシート車乗車のため、東京に向かうわけですがww


さて、巷では、JR九州バスの「たいよう号」福岡~宮崎線とか、近鉄バス・明光バス共同運行の京都~白浜線とか。しずてつジャストライン・阪急バス共同運行の静岡~大坂線とか、いろいろ開業情報が出ていますが、第4セクターが注目する新規開業は、大坂バスグループの北海道バスが新規に運行を開始する「函館特急ニュースター号」なんですよね。


北海道バスの公式はこちらから


貸切事業者である、北海道バスが路線高速バスに参入というところが、珍しいと思われますが、本来ならこの路線、都市間ツアーバスとして催行したかったのではないでしょうかね?

何故に路線免許を取って、わざわざ規制の厳しい路線高速バスとして、運行をしてきたかといいますと、これには北海道運輸局の意向が働いているのでは?、なんて思うんですよね。


北海道中央・沿岸バスと宗谷・銀嶺バスの札幌~留萌・札幌~稚内線の都市間バスの問題から端を発した都市間ツアーバス問題。

wikiからの転載となりますが、簡潔に書かれていますので、アップいたします。


  • 系列会社の道北観光バスは札幌 - 留萌・稚内間に日本初の会員制貸切バス を運行(催行)したが、既に留萌 - 札幌間に乗合路線を運行していた北海道中央バス 乗合事業 免許を持たない事業者が定期的に乗客を募って輸送する形態 は乗合類似行為として既存業者を圧迫すると異議を申し立てた。併せて既存の特急札留線に代わる直行便(後の高速るもい号)を新設し、度重なる増回と続行便や二階バスの投入でこれに対抗した。また、道北観光バスが運行開始した後に宗谷バスも会員制貸切バス(後の特急わっかない号)、沿岸バス 21条バス (後の特急はぼろ号)を新設し、車掌乗務による飲み物サービス(現在は廃止)を導入するなどして対抗した。
  • 現在は本州方面でも一般的に認知されているツアーバス方式だが、当時は貸切事業者の乗合類似行為への判断が曖昧だったこともあり、問題は運輸省 (現・国土交通省 )を巻き込むまでに発展したが、道北観光バスと宗谷バス、21条運行の沿岸バスの3社に対して乗合路線として改めて申請するよう指導がなされた。しかし、宗谷バスと沿岸バスは認可が下りたものの、札幌 - 留萌間では既存業者(北海道中央バス)が既に運行中とのことで認可が下りず、結果的に道北観光バスは札幌 - 留萌間から撤退した。当時訴訟問題にまで発展したが、北海道中央バスが対抗申請を準備していた札幌稚内線の参入を取り下げたこともあり、道北観光バスは都市間長距離バスの開設にあたり「一定の役目を果たした」として訴訟を取り下げた。道北観光バスはその後稚内 - 札幌間、稚内 - 旭川間を21条申請による運行認可を受けて営業していたが、後に銀嶺バスと経営統合し、現在は銀嶺バスが路線免許バス事業者として稚内 - 札幌間(宗谷バスと共同運行)、札幌 - 瀬棚間(期間限定運行)を運行している。この後、北海道内を始め全国的に都市間長距離バスの運行が急増し、現在に至っている。

っとこのようなことがありまして、現在北海道内では、本州内で見られるような都市間ツアーバスというものは、非常に数が少なくなっているんですよね。


っということで、非常に興味深いこの路線、開業日には出動できませんが、3月中には乗車したいと思っています。