早朝スッキリ目覚めコアトレーニングから始める事が出来たのは良かった。衣装に着替えて楽器を積んで車で出発…乾いた凍結路は昨夜ほど神経質にならなくても快適に走れ、途中コンビニに寄っておにぎりを買ったり、音出しで借りている場所に向かう前に白鳥を見に行ったりしてなかなか余裕だった。

 

元気やなぁ…

昨夜のアンサンブル練習はバンドの演奏会の練習が終わってから少しだけやったんだけれど、そのバンドの練習がハードだった。しかしその為か快適に音が出ていた。がしかし一晩寝れば良い意味でも悪い意味でも『リセット』されてしまう。小一時間程度の音出しで前夜の状態まで持って行く事が出来なかった。というか自分はまだその程度の腕前という事だろう。例えるならパーツのひとつをロストしてしまった為に形にならない建築物のような…では昨夜は?というと長い練習で何かの拍子にスイッチが入っていたのかな?そのスイッチが何であるかわからないまま音出しを終え会場入りした。

相変わらず楽器置場に知り合いが多い。速フラの方々に挨拶あとミナミから出るおやぢがいたので挨拶しに行った。今回新しい楽器でこのコンテストに臨むという事でピカピカの楽器を見せてもらった。この土壇場ですごいものだな。同じNeo同士記念撮影してみた(笑)

 

Neo×Neo

そして音出し部屋へ移動。結局調子が上がらないまま舞台裏へ…ここでもまた2団体前の速フラの金8の演奏を聴く事になった。上手いよ…対して私は…う~む。前の団体の演奏が終わり舞台へ…椅子の位置を変更し演奏に入るが、違和感が半端ない。もちろん本番という事で集中力を研ぎ澄まして出てるんだけれど、自信がないといらない力が入って音が伸びてないと思った。空回りの浅い呼吸になっているし息のスピードも遅い。修正しようと無駄な考えが頭を巡っているから頭の中が煮えくり返ってあっという間の4分半だった。

もう何が何だか…

写真撮影のあと楽器を片付けロビーで待機。メンバーはいつもより出来た人と私のように出来なかった感じの人といるようだった。演奏がどうだったかなんて考える余裕はなかったけれど、そういうのが賞に表れていたと思う。表彰式も見たけれどさんざんだった。8人そろっての練習回数も多かったしホール練習もしたし、いろいろ頑張ったんだけれど詰めが甘かったと思う。という事で今回のアンサンブルコンテストは終了。懲りた?いやいやとんでもない。コレを糧にまたやってみたいとも思う。というか今回は申し訳なさで一杯だ…

メンバー数人とご飯を食べに行った。随分待たされてから料理が出てきたのでいろいろ喋る事は出来たんだけれど心は晴れなかった。本番のプレッシャーに負けたのかな?今後も本番のたびに負け続けるのかな?そうなら自分が楽器を吹く意義なんてあるのかな?

 

揃って同じメニュー…

帰りの車でボーっと考えを巡らせながら順を追って自分自身の敗因を探る。そもそも調整がうまく行かなかった事が原因だ。何かのスイッチが入らなかった…技術的に何がいけなかったのか?まだ感じていない不調の原因があるようだ。その分野の医者などいないので自分で感じ取らないと未来は暗いだろう。スイッチを意図して入れる事が出来たらな…