平日だが会社を休んであきちゃんが応募して当選した『立山カルデラ砂防体験ツアー』へと一家で出掛ける。
今回はスペーシアで出発!小杉ICから流杉スマートICまで高速に乗り立山駅近辺の駐車場に車を停めた。夏山シーズンで結構遠くの駐車場しか空いていないから結構歩く事になる。室堂への出発には遅い時間でケーブルカー待ちの人はあまりいない…しかし今回の目的地はその雲上の世界ではない…
県立砂防博物館前に集合し、まず簡単に砂防博物館を見学する。まあ我々は過去に何度も脚を運んでいるから特に物珍しくはない。それから砂防トロッコに乗車する体験があった。作業員や資材を山の中に運ぶトロッコは旅客目的じゃないので線路ではあるもののあまり一般に知られていない。あきちゃんと長男は以前このトロッコに乗って終点まで行った事があるけれど、私や次男は初めての乗車だった。一言感想を述べるとしたら『狭い』と言ったところか…無蓋の貨車に乗った方が開放的で良いのかもしれないけど落石が直撃したらひとたまりもない。そう考えると人間の乗る車は壁も天井も丈夫に作られているようだった。ちなみに今回はそういう危険な所までは行かず川沿いの『訓練線』を200m程度行ったところで引き返す感じだった。
トロッコ…
そして小型のバスに乗って出発…
まず有峰林道に入って有峰湖を目指す。私がこの道を最始に通ったのっていつだったか?今は綺麗になっているが当時はまだ砂利道ただったり交互通行みたいなのが残っていたような?深いV字谷の中腹を走る有料道路…時折路肩にいろんな大きさの岩が落ちている。落石注意…そのうち渇水なのか水位を下げた有峰湖(ダム)が見えてきた。
有峰ダム…
ビジターセンターでトイレ休憩を入れたら次は一般車が入れないゲートをくぐり更に奥地へ…ここは私は過去に仕事で行った事がある。一般の車が入れない(徒歩は可能との事…)というだけでテンション上がりそうだが景色に目新しいところはない。春に野鳥探しに行くとかの方が良いのかもしれないけど最近は熊の脅威がある。
山の中を進んで更にゲートとトンネルを通っていよいよ立山カルデラの中へ…こちらは国直轄の工事現場で安全管理の為に徒歩でも立ち入りが制限されるという。
ものものしい…
まず六九谷展望台という見晴らしの良い場所へと行き、それから立山温泉跡へ行き昼食になった。いずれもバスから降りて徒歩での行動になるが、先導の方が大きな電子音をたてる機器で熊よけをしている。熊の存在を示すものは例えば『立山温泉跡地』との看板のダメージなどからも看て取れる。
六九谷展望台からの風景…
新たな崩れが…
立山温泉跡地…休憩所の建物は割と新しい?
看板替える度にクマにやられるという(汗)
昼食後に時間があるというので吊り橋を渡って泥鰌池(どじよういけ)を見に行く。遊歩道、吊り橋、石碑、静かな池など…ここだけ見れば観光地みたいではある。ただ、カルデラの中はアップダウンが結構あって道路状況もよくない(決して悪くもないが…)し、工事車両も行きかっていて決して観光向けではない…
石碑
吊り橋(天涯の橋)を行く…
静かな泥鰌池…
安政の地震で山が崩れて以来砂防工事の歴史が始まる。たくさんの金と労力を使って続けて来たことだけれど全くやらなかったら下流の地域では雨が降るたびに災害になる。麓からは見えないけれど、知られざるところで安心・安全を支えている人がいるという事だろう。それにしても私が若い頃この近辺の砂利プラントに日帰りで仕事に来た時、『こんな寂しいところにずっといるのはゴメンだ…』などと思っていた。店もコンビニもなく夜は道も閉鎖される。その時はテレビの電波も届かなかったはず(衛星放送はOKだが)…しかし今回気付いたのは…
ここ携帯の電波来てるな…
という事。不思議な事にネットが繋がりさえすれば何とかなるように思える(笑)
その後『天涯の水』という湧き水スポットで美味しい湧き水を飲み、白岩堰堤を見に行く。立山カルデラの土砂の出口はこの一か所で歴史もあり一番強固な備えがされていてまるで人口の滝だ…この大自然に不自然で頑丈なコンクリートの構造物だけれど、それが大自然に挑んだ人間たちの仕事だ…プ●ジェクトX!!
白岩堰堤を上から…すごい勾配
そしてまた有峰林道を通って本宮まで帰ってくる。有峰林道…往路にはなかった直径1mぐらいの巨大な岩が道路のど真ん中に落ちていた(汗)あんなものの直撃を受けたりいきなり車の前に転がってきた日には…という事でプライベートではこの道を走りたくないなぁ…
最後は巨大な本宮堰堤を見学してツアーが終了…ほぼバスに乗っていたけれど、それはそれで疲れるものだ…ただガスッていたものの雨などはなくその点良かった。
本宮堰堤
砂防博物館でバスを降りて解散…車に戻って運転して帰る。途中コンビニに寄ってアイスとポテチを買って食べた。生き返る~!






















