迷っていたマウスピースは結局Allianceで行くと決めた。これは木曜のリハでのDWが『どうも違う』と思ったからなのだけれど、『どうも違う』のにも理由があるはずで、その理由を見つけられなかったのもまた私の失態なんだと今となっては思う。ただ本番前の神経質でそこまで大きな違いがある訳ではないのかもしれない…
さて、演奏会当日がやってきた。午前中はゲネプロで状態確認…悪くはないと思うがどうなんだろ?という感じで午後から本番…
1曲目のファンファーレは『う~む…』という感じで過ぎて行き(汗)メイン曲の『ハイランド賛歌』になり冒頭のオフステージでテナーホーンとのデュエットを吹く。前回12年前にやった時とはまた違っていて、私は全くステージが見えないところで防火扉に磁石で貼った楽譜を見ながらステージと反対向きにベルを向けて吹いていた。緊張はするもののどちらかというと『作業』と言った感じで、テナーとの絡みに重点を置いて吹く事に従事した。しかしそれが終わってステージに入ってから遅れて緊張が襲って来て変な心理状態に陥りその後しばらく不思議なミスをいっぱいやらかしてしまう(汗)
これは困った…後半にスタンドがあるのに。とにかく心を落ち着かせるために周りを見る。各Solo奏者はいつも通りにスタンドのSoloを吹いている。立派だな…ああ~っ俺大丈夫かぁ?尚更焦ってきた。しかし真っ黒い楽譜の楽章で一生懸命吹いていたら緊張が消えてしまった。『消えた』というより『出尽くした』という方が正しいかも?それ以降は至って快適で、テナーとフリューゲルとのスタンドのトリオも楽しく吹く事が出来た。悔やんでもしょうがないと良い感じで開き直れたと思う。そして第一部終了…疲れた。
Alladale
第二部は全く緊張もなく楽譜を追えて周りを聴きながら音を出せていた。むしろ先程のような緊張状態がどうやったら出せるのかすら分からない程だ。第一部とコンディションが違う訳でもないのに…第2部にもスタンドがあったけれどこちらも楽しく吹けたのは良かった。そしてメインの『ジーザス・クライスト・スーパースター・セレクション』…これはその昔インターネット・ラジオで聞いて「この曲いつかやりたい」と思って私が購入したもので、本当は吹奏楽祭でやるのに適当な長さと程良い知名度と楽し気な感じなんだけれどまさか演奏会でやるとは…ともかくノリノリで演奏。お客さんに楽しんでいただけただろうか?その後アンコール2曲を吹いて無事終演!とても疲れた。
Elise, is that you?
楽器と録音機材を楽屋に下げてからロビーに出た。先日会社で再会した大学の応援団の同期のナカムラが奥さんと娘ちゃんを連れて聴きに来てくれた。娘ちゃんは吹奏楽部でトランペット吹いているらしい。金管の素晴らしさが伝わっただろうか?
彦根から後輩のさっちゃんが聴きに来てくれた。Bariパートの楽譜を知る彼女だからいろいろやらかしたのが恥ずかしいのだけれど、概ね好評だったので良かった。手土産を頂いてしまったので、またいつかお返しできるようにしたい。
終演後ではないけれど、Trbやまだくんの御父上で私の大学時代の先輩のタローさんが聴きに来てくれた。何やら『ハイランド賛歌』についての思い入れを語っておられたが、私の中ではタローさんはビッグバンド系のジャンルのTrb奏者とのイメージが強かったので意外に感じた。それはまた打ち上げ時に続きがあったのだが…
自分の楽器をしまってパーカッションのトラック積込を手伝い、芸創に車を回したらトラック積み下ろしそして保管庫納入まで手伝ってから帰宅…大変草臥れたんだけれど、休む間もなく着替えて徒歩で高岡駅へと向かい、電車に乗って富山駅へ…そして打ち上げのいつもの店へ…
回ってきたアンケートを一通り眺めたが、ハイランド賛歌のトリオの楽章が好評だったのが意外だった。またジーザス…も結構チェックが付いていたのは良かった。せやろ?良い曲やろ?転調が結構面倒くさいけど(笑)それにしてもハイランド賛歌の前半でアガッてしまったのはやはり悔やまれる。あと先述のタローさんの件の続きでやまだくんがタローさんが息子をブラスバンド人に仕立てるのに作成した『CD』を見せてくれた。何ていうか私があきちゃんをTSBに勧誘した時の事を思い出した。とても情熱的だ!
程良く飲んで2次会には行かずまた電車に乗って高岡へと帰る。長い一日いろいろあって大変疲れた。悪かった所も良かった所もあるコンサートだった。次のコンサートまでまた精進しよう。もしかしてまた同じことを繰り返すかもしれないけれど、もっと自分に自信を持って演奏できるようにしたい。


















