会社でモータースポーツやってるタジマさんにアライメント調整について相談してみた。タジマさんの知り合いのショップに電話で聞いてみたところ費用は2マン~2マン5センエンってところらしい。プロがやるのは心強いのだけれど、そもそもそこまで精密な調整が必要かと考えるとそうでもないような?前乗っていたレガシィーは納車の段階からまっすぐ走らないアライメントの狂いまくった車だったけれど「そういうものだ」と思って乗っていた。自分の車に対するセンスってそのような鈍いものだと思う。

さて、今までフロントのステアリング・タイロッドでトー角調整をやったのだけれどやはりイマイチ納得いかない。買った時の回頭性の良さは何処へ行ってしまったのか?やはりリア側もいじらないといけないのだろうか?という事でまずは現状を調査する事にした。メジャーとガムテープで前後のトー角を調べるとフロント側は8mmのインでリア側は4mmのインという感じだった。(この場合のインとは前側が狭いハの字になっている)

リアはプラマイゼロにしたいところだ。ちなみにリアのトー角調整は前側のロワーリンクの付け根の偏芯ボルトを回す事で調整可能との事。確かレガシィーの時もコレを回した覚えがある。(BE5レガシィの場合は後側のロワーロッドの付け根が偏芯ボルト)やはり自分でやってみようという事で22mmのメガネレンチなどの工具を集めておいた。

測定は昼休みに行い、調整は夕方の定時後に開始。ジャッキアップしてタイヤを外しウマを掛けておいた。ボルトが硬いのだけれど片口スパナにもう1本スパナを連結して回すと回ったし、タイヤハウスの真横から手が届いたので作業自体は意外に楽だった。ただ、片方ずつしか作業が出来ないのが煩わしい。あと、フロントタイヤの減りがリアより早いのが気になっていたので、フロントタイヤとのローテーションもついでに行った。


ココをイジる・・・


一度試運転・・・残念な事に会社の近所にワインディング・ロードなどないので直進が出るかだけのチェックになる。中立より右にハンドルをきって直進になる。これはいけない・・・若干頭を左向きで直進しているんだろうな・・・という事で、左のリアをよりアウトに開くように調整してやる。ちなみにどれだけ偏芯ボルトを回したらどれだけ変異するかというのは知らない。目分量で果たしていいものか?と思うもののこういうのは結局経験しないと分からないのだろう。

もう一度試運転するとちゃんと中立で直進が出たので安堵した。工具を片付けて着替えて帰宅。自宅で装備を変更して軽く食事をしてから吹奏楽団の練習に出掛ける。わざわざ太閤山ランドの裏の道路を走った。以前はどっしりとしたリアアクスルを支点にフロントタイヤのグリップのみで車の向きを変えていた印象だったが、もうちょっと車の回転支点が車の中央に向かうような感じで車の向きが変わるようになったと思う。一応はOKだろう。フロントのトー角の8mmインは向き過ぎなのかフロントタイヤの外側がより減っているのでそのうちフロントのトー角はちょっと戻そうと思う。