久しぶりにサンダーバードに乗って大阪に向かう。JR高岡駅AM6:29発・・・電車の予約をする前にコンサートの時間を確認すべきだった・・・反省。大阪にAM9:37に到着。時間がかなりあったので梅田の街をのんびりブラブラした。東京とはまた違った活気がある街だ。それにしても暑い!!スーツルックで来たのは失敗だったかも?しかも、スーツの足元は白い3本線が入ったスニーカーというびみょ~な格好である。。。


大阪に来たのは別にぶらつきに来た訳ではない。「金管合奏団三毛猫」さんのコンサートの写真を撮りに来たのだった。今年も呼ばれるとははっきり言ってちょっと意外だった。昨年私が撮ったのは時代遅れのフィルムの写真と、ちょっとクタビレてきたコンパクトデジカメの写真だったから。そういう訳で今回は気合が入った。デジタル一眼レフのセットを大阪に持ち込んだのだった。PM2:00にホールに入る。ホールに着いたらちょうどリハーサルが始まった。早速カメラを三脚にセットする。レンズ3本を取替えながらバシャバシャレリーズをする。前回の福井の反省を踏まえて今回はレリーズケーブルでシャッターをきる。カメラ本体に手を触れると細かいブレが発生する為だ。ケーブルレリーズは先程ヨドバシカメラ梅田店で購入!


リハーサルは見ていて参考になった。テンポのいい合奏の中にも細かいチェックが入る。流石である。時間の使い方がうまいと思った。それにしても照明や演出も凝っている演奏会だ。そのうちTSBにも取り入れたいところだが、凝った演奏会には裏方のこだわりがつきもの。TSBにそれだけ凝った演奏会を作れるメンバーがいるだろうか?もうひとつ気付いたのが、ちゃんと録音やビデオのスタッフまで専属で付けているところ。このへんのこだわりもTSBとは随分違うと思った。いろんな頭脳が集まっているのだろう。


リハから本番までの時間はわずかしかない。その間に記念撮影を済ませる。そして本番。


本番での撮影は上の調光・音響部屋になる。このホールではここ以外にはちょっといい写真が撮れないと思われる。三脚を固定して望遠レンズで奏者の顔に迫ってみる。広角レンズで全体を撮る。この部屋はガラス張りなので、生音が聞こえないのが痛いところだが、カメラの操作音も客席に漏れないので、静かな場面で気兼ねなく撮れるのがありがたい。新しい機材に不安はあったが、とにかくいい写真を撮るのに神経をすり減らした。ただ今回はソロがない曲では、写真を撮らずに聞いていた。同じような写真が増えていくのが撮っていても分かったからと、演奏の感想を後で聞かれると困るからだったが、途中すんごくいい演奏があった。ちゃんと音に気持ちがのっている好演だったと思う。「ああ、これいいなぁ~」と思った。ペーター・グラハム(グレイアム?)の曲だった。また、ソロを撮ってて気付いた事だが、今回は奏者の顔がベルに隠れる事がなかったように思う。何か裏で指示があったのだろうか?


そんなこんなで本番が無事に終了した。時間が空いて打ち上げに突入!ビールがタイヘン美味しかった!!打ち上げではいろんな人と喋ることが出来た。今年度から大阪で暮らしているあらいさん。富山弁で話せるのが嬉しい。キレイなリピアノコルネットのおねーさん。後輩のダイスケと知り合いらしい。ちゃきちゃきの浪花っ子って感じの2ndコルネットのおねーちゃん。仲良くなった!時計の話で盛り上がった岡本先生。本当に気さくな人だ。本当に楽しい夜を過ごした!が、2次会途中で沈没!ギネスを半分ぐらい飲んだところまでは覚えている。どうやら寝てしまったらしい。。。歳のせいか?いやちがう。朝早かったせいである。


ままさんといのうえさんに夜の街をホテルまで送ってもらう。そういえばこういうのは2度目だ。右も左も分からなくて、気を張ってないと迷子になりそうな大阪の街で、このお二人と一緒にいるといつも暖かいものを感じる。だからまた来たいのだと思った。今回も本当にありがとうございます!