今回で28回を迎えるCVSが終了しました!LAホームステイ期間、メキシコビジコン期間、クルーズ期間、そして最後のラスベガス・グランドキャニオンへの卒業旅行を終え、ほとんどの学生が帰国しました。今回のCVSを振り返り、更にはここで今回の結果発表をしたいと思います。まずは卒業式に使ったビデオをどうぞ!

 

 

LAホームステイ期間

この期間はホームステイをしつつ、昼間はワシントンスクール(WESM)で英語、リーダーシップ、コーチングスキル、そしてアメリカで起業をすることを視野に入れたアメリカのビジネスや経済に関する学習をしました。この期間の最も大きなミッションはアメリカの小学生に算数を教える過程で鍛えるコーチング力です。私が経営コンサルティングをする中で最も重要だと感じたのがクロスカルチャーにおけるコーチング能力であり、アメリカの会社で昇進するにはアメリカ人に対するコーチングスキルがないと非常に難しいものです。多くの日本人ビジネスマンはこれが苦手です。英語や異文化理解、更にはコーチングスキルに関するトレーニングを受けていないが故になかなか外国人に対して良いロールモデルとなり、育成することができないのです。その能力を鍛えることをしてMath Dojoというプログラムをやっています。小学生を対象に算数を教え、更には算数オリンピックで勝つためのチーム育成をするのです。パサデナ市は近くにNASAやカリフォルニア工科大学というアメリカで最もレベルがたかい大学・研究所などがあり、かなり学力が高い子供たちがいます。その一方パサデナの北東部には移民が多く、学力にかなり差があります。我々がMath Dojoをしているワシントンスクール(WESM)はオバマ政権の時に、人種の偏り(黒人とヒスパニックで95%)と学力の低下から特別校に指定され、私がボランティアでカウンセラーをしている学校でもあります。最初はCVSの学生の英語がたどたどしく、結構あれている子供たちも多かったのですが、今回の参加者はしっかり子供たちの心をつかみよくやっていました。わずか4週間ではありますが、アセスメントをしたところ、平均して15%以上伸びており、3月に開かれたMath Field Day(算数オリンピック)でも4年生は金メダルと銀メダルを受賞し、総合でも4位に入賞しました。4年生は癖があるのに、良く指導をしたチームPINK LADYがこのミッションを制しましたが、どのチームも非常に良い成果を上げていました。相手に重要な影響力を与え、継続的に算数学習の意欲をもってもらうMission金八先生では、Switch LadyのYurie(信州大学医学部)が、思わず子供たちが涙を流すような素晴らしいメッセージを伝えてくれて、まさにコーチとして素晴らしい働きを見せてくれました。参加者の英語も飛躍的に改善し、メキシコでのビジネスコンテストにとって良い備えとなりました。

 

 

メキシコ期間

今回は10日間と最も長い滞在になりましたが、歴代最も良い成果を上げたのがメキシコプログラムでした。空港から大学に直行し、すぐそこで生き残りプレゼンテーションをしました。今回は平均点が80%を超え、モンテレイ工科大学もかなり高い水準のエントリー戦略のプレゼンテーションをしました。商品として残ったのが、日本側は、抹茶と高度医療のトレーニングキット、メキシコ側はメキシココーヒーとTIKI BITEというテキーラ風味のスイーツが決勝に残り、それぞれの負けたチームとJoint Teamを作りました。ビジコンまでの1週間は各チームはメキシコの町や病院などでの市場調査、更にはUNAM(メキシコ国立大学)やモンテレイ工科大学での日本を紹介するイベントや、サッカーミッションなどをしました。メキシコの大学生はとても人懐っこく、CVSの参加者は全員メキシコが大好きになったと、メキシコの良さを認識してもらえました。ビジネスコンテストの結果としては1位がTIKI BITE(メキシコ:CVSのチームはFunky Runners)2位が同率で抹茶(KO)と高度医療のトレーニングキット(Switch)、4位がMexicoコーヒー(Pink Lady)となりました。このプログラムはその価値が認められ、モンテレイ工科大学からも修了証書(DIPLOMA)が出され、CVSの参加者は全員もらうことができました。今回は1位から4位までの差が8ポイント程度、平均点も75と歴代最もレベルがたかいコンテストでした。いくつかのIDEAはこのまま起業する方向で進める予定です。何より、メキシコ人の学生とCVSの学生の友情がはぐくまれ、かれらが一緒に会社を立ち上げようという友情の延長で国際的なJVがスタートするのが魅力です。彼らのビジネスが成功することに期待!

 

 

クルーズ期間

最後にロングビーチからカタリナ島、そしてメキシコのエンセナダに行く豪華クルーズで最後のセミナーがありました。この期間は大きく分けて2つのことを学びました。将来のキャリアの経済プランについて考えるMission Money、株式投資手法及び副収入を得る財務戦略を教えるポートフォリオプランといったファイナンス。それとリーダーシップです。特にリーダーシップでは、経営コンサルで取り組むターンアラウンドのイニシアチブを中心とした悪い状況からどのように方向転換を図るかといったことを学びます。CVSの場合は実践が中心なので、ファイナンスは実際に株の売買をし、参加者はキャリアプランを立て、リーダーシップでは日本に帰ってから実際に停滞した組織をターンアラウンドしてもらうミッションを実行してもらいます(卒業ミッション)。豪華なクルーズに乗るといつもあるのですが、やや緊張感が切れ、力が抜けてしまいます。今回も多くのチームが切れてしまった感じです。特に女性は豪華な雰囲気に弱いのかSwitch とPinkはかなり低下しました。それとそこまで1位で突っ走っていたKnock Outがまさかのノックアウト、Funky Runnersの独走となりました。

 

 

卒業旅行

卒業旅行はCVSでの学びをリフレクトする期間です。CVSは短期間に大量のクラス、ミッションを詰め込み、直観力を高めることをゴールにしています。なので、「振り返り」は学びの理解を深める上でとても重要です。それと、それまで競争をしあっていた仲間と友情を深め、卒業生が一体になるうえでも重要です。ラスベガスに2泊、グランドキャニオンに1泊、セドナに1泊、ラフリンに1泊と4泊5日の豪華旅行でした。最終日に車が故障してどうなるかと思いましたが、楽しい旅を終え、無事空港まで送り届けることができました。アメリカの広さを実感できたのではないでしょうか?CVSでは卒業生にアメリカでのインターンや仕事をするチャンスなども提供しているので、卒業生には是非ともそういう冒険もしてもらいたいと思います。私も昔は普通の日本の大学の学生でしたが、アメリカの会社で働き、こちらに住んでいますので、そのような選択もあるということを感じてもらいたいと思います。

 

結果発表

CVS28期の公式結果の発表です。

 

総評として、今回は各チームのRetained Earningsがマイナスです。ということは事前期間に稼いだポイント(参加費の一部)と、過去期の学生などのポイントなどによる投資金が赤字になってしまったということです。その一番の原因はクラスクイズとクルーズ期間のミッションにあります。クラスクイズの平均点は57%と6割いっていないので、ほとんどチームポイントを得れていません。クラスクイズは、CVSではクイズ番組形式で50:50やライフライン、さらにはレイというオプションもあり、戦略的にもパスできるようになっているのですが、今回は著しく悪かったです。その原因としてあるのが集中力の欠如です。集中力の欠如は毎晩遅くまで起きていることからくる寝不足にあります。私からのアドバイスとしては、夜は毎日定時の11時に寝て(ホストファミリーからもそうするように言われている)、朝早く(5時)に起きる習慣をつけることです。朝勉強やミッションの準備をちょっとするだけで、その日は全然違います。朝は脳がリセットされており、クリアに覚えることができるのです。私は日本で社会人をやっているときから朝5時起きをしていて、GMATの勉強、アメリカでは公認会計士の勉強もし、すべてそれでクリアしています。それに、アメリカのデロイトコンサルでは朝の勉強会やテレカンが多かったので、朝型にしておかないとアメリカ型の仕事はできないと思います。これは以前からアドバイスをしていたことなのですが、それができなかったことは、全体的に皆さんは自分の時間を計画するのが苦手だということです。おそらく日本では日々のスケジュールまで与えられていて、試験などを一夜漬けでやっていた習慣がまだ残っているのでしょう。それはビジネスでは通用しないので、しっかりと計画を立て、毎晩しっかり寝ることで集中力とメンタルの強さを保ち、今後は朝方人間になることを心がけてください。

 

チーム順位

4位:Pink Lady(Retained Earnings: -54742)

明治大学の笠井さんと、千葉商科大学の新井さんの2人のチームで、前半ホームステイ先ととても良い関係を築き、アメリカではかなり良い成果を出していましたが、メキシコでかなり苦しみ倒産の危機になりました。その際にFunky Runnersから長崎大学の白井君をスカウトし、彼の活躍もあり、バトルテニスでは大勝、ミッションマネーでも優勝と、最後はかなり損失を少なくしました。ただ、卒業ミッションでまた失速してしまい、3位まで上がることはできませんでした。

 

3位:Switch Lady(Retained Earnings: -40015)

立教大学の森さんと、南山大学の瀬古さんでスタートをしましたが、アメリカではホームステイ先で毎日観光に連れていかれてしまい、ミッションが進まず前半はかなり悪かったのですが、信州大学の白井さんが参加して一気に気合が入りました。白井さんは医師の国家試験を受けたからの参加だったのですが、素晴らしいコーチング力を発揮し、アセスメント~ミッション金八先生で優勝し、メキシコでも難しい医療トレーニングキットを現地の医師などにリサーチをするなどしてビジネス化しました。ただ、白井さんの気合にメンバーがついていけず、チームは崩壊していきましたが最後の卒業式ではみんな涙を流しあって和解していたので良かったと思います。

 

2位:Knock-Out (Retained Earnings: - 29199)

偶然にも慶応大学の学生だけだったので、KOというチームネームにしたそうです。このチームはアメリカも、メキシコを通じて1位、かなりの資金力もあり、優秀なメンバーでこのままいけるかと思いきや、まさかのクルーズでの大暴落、ミッションがことごとく不合格で最終期だけで36000ほどのマイナスを出しました。土屋君は賢く最終期前に株を抜いておいたので被害が少なく、個人順位も保っていました。このような大暴落は会社でもあるのですが、通常はチームのモラルが崩れること(内部崩壊)が原因としてあります。CVSの場合はキーパーソンが恋愛に走ってしまいこうなることも過去多々あったのですが、今回は何があったのでしょうか?

 

1位:Funky Runners(Retained Earnings:3162)

高校生で初参加のじゅだい君を社長に、優秀なCFOの早稲田大学の柴田君、長崎大学医学部の白井君がまずはメキシコビジネスコンテストで優勝、クルーズでも崩れることなくミッションをすべて制し、Landslide の勝利!高校生でありながら高い志を持ち、未熟ながらもリーダーをしっかり努めようという志がチームの結束を高めこの勝利を導き出したのだと思う。見事な優勝、おめでとうございます。「ゴミかと思った」チーム看板を、歴代優勝チームと並んでHall of Fameに飾っておきます。

 

個人順位

CVSの魅力は「人生が変わるぐらいの大きな成長がある」ということです。それは日々の困難な課題や、異文化の中での行動力を限界まで試させることにあります。最終順位がどうあれ、それぞれが何か大きなものをつかみ、一回り大きく成長した人間として日本に帰っていくのは間違いありません。卒業生は11名の参加者中7名います。CVSを卒業することは大学を卒業するより難しいと言われています。誰が卒業したかは4月下旬のWelcome Back Partyでスタッフの岩井君から発表があります。卒業できなかった人は4月からの通信教育でのLeadership Trainingコース(スタッフトレーニングコース)で卒業すれば卒業資格をもらえるので、しっかり頑張ってください。ポイントはCVSのイベントや次回の参加者の参加費にも使えます。ただ、初期段階で一人15000ポイントの予算があるので、全体的にリターンが低く、これらの資金は翌期の奨学金に卒業回す予定です。卒業証書は6月末の那須高原キャンプで渡しますので是非とも来てください。キャンプの参加費はコア期間に稼いだポイントで払えます。一緒に温泉を楽しみながらCVSを振り返りましょう!

 

第11位 白井百合絵(信州大学医学部) チーム:Switch Ladies Inc.:1646ポイント  

事前期間は国家試験があったためで遅れてしまいましたが、CVSの中では最も存在感がある参加者でした。Mission金八先生では、アメリカ人の子供たちが感動してしまうほどのスピーチをし、Operations Raceでは、RunやSkateboardのタイムが遅かったのを一気に最終プロセスの原価計算で挽回しました。メキシコのビジコンではメキシコ人を含めリーダーシップを示し、ポートフォリオ分析でもアメリカの医療業界について良く分析ができていました。参加者の中で最も「アメリカ人的」でコンサルティングをしていた際に良くいた優秀なアメリカ人コンサルタントという感じでした。でも、アメリカ人的な問題にも直面しました。チームメンバーがついていけず、更には厳しさゆえにチームメンバーが離れていきました。私もかつてメキシコに行った際にアメリカレベルでコンサルプロジェクトを進めていて、現地コンサルタントとあわずにかなり苦労しました。チームとしての強さを出すには、自分のペースだけでは勝てないので、各チームメンバーの能力を引き出し、それぞれが貢献できるチームとしての強さを出す必要があります。今後はそのようなチーム全体で力を出すリーダーシップを身に着けてもらいたいと思います。

 

第10位:森伶奈(立教大学コミュニケーション学部)Team:Switch Ladies Inc. 3291ポイント

チームのCFOとして最後まで頑張りました。途中体調を崩し、続かないのではないかと心配をしましたが、根性があり、しっかりと最後までやり遂げることができました。フラダンスやエンターテイメントの要素ももう少しCVSで発揮してもらいたかったです。性格的にのんびりしているので、しっかりと計画をして動けば自分の良さをMissionで発揮できたと思います。今後は自分がやりやすいカルチャー、自分のペースで仕事ができる流れを作る習慣をつけてもらいたいと思います。自分のペースと合わないカルチャーだとつぶれてしまいます。

 

第9位:白井貴浩(長崎大学医学部)Team Funky Runners Co. →Pink Lady Inc  3964 ポイント

ドイツでの研修を終えメキシコからJOINしました。最初は旅行気分だったのか、存在感がありませんでしたが、倒産しそうなチームPink Ladyに移籍してからはBattle Tennisで全勝、Mission Moneyでも日本、アメリカ、メキシコでの医学の将来について的確な分析をしていました。かなり能力が高いので、普通の医者ではなく国際的に活躍する医者、或いは医療機関での起業などを目指してもらいたいと思います。

 

第8位:新井美結(千葉商科大学)Team Pink Lady Inc. 5831 ポイント

トロントでの留学からの参加でした。英語に慣れていたおかげで、ワシントンスクールでは全体のリーダー的に動いていました。ミッションでもMath Dojoでリードするなど活躍していましが、メキシコで一気に疲れがきたのか低迷し、チームに白井君が着ると、逆に存在感が減ってしまいました。追いつめられている状態、他に何も頼れない状態の方が力を発揮するタイプです。日本に戻っても、誰かからプレッシャーを与えられ、起業を成功させてもらいたと思います。

 

第7位:土田新之佑(慶応大学法学部法律学科)Team Knock Out Co.  6219 ポイント

参加者の中で最も参加期間が短く3週間弱でしたが、ビデオ制作などかなりセンスがあり、過去Mission Hollywoodがあった時代に来ればかなり貢献したでしょう。背も高く、メキシコではもてまくっていましたが、ややおとなしく、もう少し自己主張をしたほうがアメリカではうまくやていけるでしょう。

 

第6位:笠井彩加(明治大学商学部)Team Pink Lady Inc. 6854ポイント

デザイン能力が秀でていて、Mission るるぶでは、アメリカ、メキシコ、クルーズと3連覇。メキシコではアイドル並みにもてまくっていました。ただ、クラス試験が苦手でかなり苦労していました。話を聞く際にもう少しポイントを意識するのと、夜しっかり寝て健康を保ち、いつも元気でいること、集中力を高めると能力を伸ばすことができるでしょう。

 

第5位: 瀬古紘那(南山大学教育学部)Team Switch Lady Inc→Funky Runners Co. 7219 ポイント

メキシコで最も持てた参加者でした。チームを移ったおかげでずいぶんやりやすくなったようです。いつもとても落ち着いていて、とても良い雰囲気を作ることができ、誰しもが一緒にチームを組みたいと思う参加者です。ただ、カルチャーが合わないとなかなか力が発揮できないので、自分自身をどのような場所に置くのか、その選択がこれからの将来重要だと思います。日本での就職活動でも、自分にあった会社でないと苦労するかもしれません。それを意識してしっかり将来を開いてください。

 

第4位: 野元大暉(慶応大学法学部政治学科)Team Knock Out Inc. 11100ポイント

Math Dojoで先生になってからはとても良く指導ができていました。クラスクイズでは通算して1位とかなり頭の良さを発揮したのですが、チームがクルーズで崩れているときにその崩れを止めることができませんでした。リーダーとしてチームをまとめる姿が見たかったです。第5期までは圧倒的な1位で資金力もあったので、メキシコ期間にSwitch Ladyを買収するなどしてチームのリーダーを体験できれば違った1面をみることができたでしょう。

 

第3位:森田渉(慶応大学薬学部)Team Knock Out Inc. 12155 ポイント

アレルギー体質ながらもメキシコでは頑張っていました。特にビジコンではコンデッサに自ら赴き、色々なカフェでインタビューを取るなど、行動力にずば抜けていました。Math Dojoでも「前回のSaoriの方が良い先生だった」と子供に言われてしまいましたが、めげることなく、子供の成績をUPさせるという点で実績を出してくれました。目的を持つとしっかりと成し遂げることができるようですが、余裕を見せてクルーズでのんびりしている間にチームは一気に落ちていきました。油断大敵!今後の人生でも常に高い目標を持ち、しっかりと努力をすれば大きく成長できるでしょう。

 

第2位:柴田航(早稲田大学政治経済学部)Team Funky Runners Co. 14276ポイント

メキシコからの参加ながらかなり力を発揮してくれました。メキシコでのビジネスコンテスト、ポートフォリオプレゼンなどでも資料作りがうまく、チームの成功に非常に大きく貢献をしました。やや心配性なので、もう少し勇気を持ち何事もチャレンジする習慣をつけるといいでしょう。将来的にはコンサルティング会社でもうまくやっていけるでしょうが、より高い目標を達成するためにはもう少しチャレンジ精神を持つといいでしょう。

 

第1位:小久保樹乃(立教高校)Team Funky Runners Co. 30496ポイント

初の高校生参加ながら優勝をするとはかなり凄いポテンシャルをもっています。現場で年上の学生たちをまとめあげ、かなりのリーダーシップを発揮していました。人前に出るのも好きなようで、特にアメリカ人のサポーターや子供たちからは人気がありました。Iron ChefではなぜかステージでCountry Roadを歌い続けバカ受けしていました。目標に突進する力はあるのですが、若さゆえに間違った方向に行ったり、メンタルにも安定していない部分がありました。スキルとしてもまだまだ未熟です。4月から大学生になるのですが、どちらかというとアカデミックなタイプではないので、起業やNPOなどの活動を通じての活躍が期待できます。なので、CVSの日本法人の学生部門リーダーを任せることにしました。今後の成長に期待しています。

 

ベストポテンシャルアワード:白井百合絵(信州大学医学部) 

ベストポテンシャルは、コア期間で入賞はしなかったけど、かなりのポテンシャルを感じた人に与えられます。歴代このアワードを取った人の多くは社会に出てかなり活躍しています。白井さんは非常に高いポテンシャルがあります。4月からは医師としての研修に入るそうですがとても良い医者になるでしょう。コンサルタントとしてもうまくいくでしょう。コンサルタントは企業に対する医者みたいなものなので、良い医者は良いコンサルタントにもなれると思います。将来的に医療業界は大きな変化があると思います。経営の力も持ちつつ、新たな医療機関、新たなビジネスを開発してもらいたと思います。

 

ベスト大臣:VIPS事件があったので、今回は該当者なし、

ベストCFO: 会計の理解が低かったので、今回は該当者なし、

ベストInternational Sales & Marketing:実績低く該当者なし

デロイト奨学金候補者:柴田航、森田渉、野元大暉の中から7月に最終決定し、奨学金の授与と食事会への招待があります。

萩原アワード:モラル的なリーダーはなく、現段階では保留、7月まで延期

 

スタッフ:岩井慎太郎(京都大学農学部)

CVSではスタッフを卒業するとMAGIという称号と、特別なシルバーの指輪がもらえます。更にはMAGI配当金も得ることができるのですが、今回は残念ながらMAGIは出ません。スタッフは継続して6割以上のパフォーマンスを見せなければならないのです。スタッフの事前トレーニングを受けていない分かなり苦労しました。私も苦労しました。この体験は岩井君にとて将来に向けて非常に大きなきっかけとなったでしょう。過去1度のスタッフでMAGIになれた人はわずか全体の3分の1しかいません(ほとんどマッキンゼーやゴールドマンといった一流企業に就職した優秀な大学4年生でした)。まだ2年生なのでこれからです。CVSでは何度でもチャンスを与えますので、またチャレンジしてください。

ボランティアスタッフの真壁君と山内さんもありがとうございました!無事にCVS終了しました!

 

CVS29期の選考が始まります。既に選考を通った人は参加費を3月末までに振り込めば300ドルの割引がもらえます。次期はヨセミテ国立公園でのキャンプ、シリコンバレーでのCVSのOBOG訪問、会社訪問、それからのホームステイ期間があります。次回はメキシコでもホームステイを企画しています。スペイン語能力を短期的につけさせるのがその目的です。ビジネスコンテスト後にはメキシコで最も美しい街といわっるSan Miguel AllendeやGuanajuatoにTECの大学生と一緒に泊りがけで旅行に行く予定です。かなり盛り上がりそうです!奮って応募ください。まだWEBサイトに募集要項は記載されていないので、興味がある人はメールなどで連絡をください!

毎年1月にスイスのジュネーブ郊外で開催されるWorld Economic Forumが主催するDavos会議では毎年、ビジネスに関する主要なイニシアチブなどが語られます。今回はゲストスピーカーとしてアメリカ大統領のドナルドトランプがスピーチをしましたが、ただのアメリカの宣伝で、いまいちインパクトのないつまらないものでした。各国のMediaもがっかりだったでしょう。昨年の中国の習近平国家主席のスピーチのほうが興味深く思えました。両方載せておくので見てください。

 

 

World Economic Forum(WEF)とは何なのか?

World Economic Forumとは1971年にスイスの大学教授クラウス・シュワブ氏が呼びかけでスタートしたもので、当時は、アメリカの大企業の経営に対抗するためにヨーロッパ企業の競争力をどのようにして高めるのかという意見交換をする場でした。それがグローバリゼーションの高まりと共に重要性を増し、かなりインパクトがある団体になっています。以前、この団体の歴史についてまとめたことがあるので、そのパワポを載せます。私が世界のGDPの成長率を併記したのは、背後に世界の経済活動の高まりとこの団体の重要性の高まりを示すためです。この団体の一番のポイントは、世界の国の政治的リーダーだけでなく、大企業の経営責任者たちが主体的に関与しているという点です。基本的にグローバリゼーションの背景にある「自由貿易」の後押しをしており、健全なグローバリゼーションによる経済成長を支援しています。近年では、NPOなどもメンバーに入れており、キリスト教の団体、WorldVisionもそのメンバーです。というのも、WEFの主要な貢献として、貧困問題解決、犯罪、女性のキャリア、教育の平等、テクノロジーといったエリアでインパクトある活動をすることを掲げているからです。最近では、各地域ごとにシンポジウムを開いており、東京にも事務所があります。この組織のメンバーには選ばれた会社しか入ることができず、執行メンバーになるにはなんと、年間$527000ドルもかかります(ぼったくり!)。執行メンバーには世界的なコンサル会社が入っており、私がいたデロイトもそのメンバーで、この金額を払っているはずです。WEF紹介のビデオをリンクするので、見てみてください。なんとなく、良い団体だという印象を持つでしょう(発展途上国、貧困者の存在感がないという問題がありますが…)。

 

 

企業が力をつける時代

グローバルな企業の多くは世界中に社員とビジネス拠点を持ち、ひとつの国に拘らず活動をしています。そして、多数の人を雇用し、人々に商品やサービスを提供し、利益を循環させるという経済活動の中心になっています。国は、その国民を守り、経済活動をファシリテイトしていますが、原則、自分の国益を優先して考えますし、国営企業でもないかぎり、経済活動の主体ではありません。なので、国と国とが将来のビジネスについて語っても、自己の利害を主張するだけで、全体としての経済活動の活性化といった部分には目がいきません。一方ビジネスは世界規模なので、全体でのビジネス環境の活性化が重要になるのです。WEFはそのビジネスが関与し、経済のグローバリゼーションをPUSHしています。資本主義の中心たるアメリカの大統領ではありますが、保護主義を主張するドナルド・トランプはそこまで歓迎されないのです。皮肉ではありますが、世界最大の共産主義国家中国の習近平主席のほうが自由貿易を主張する分歓迎されるのです。この企業が力をつける時代に、グローバルに活躍する日本企業の数がやや減ってきている気がするので将来不安が残ります。

ドナルド・トランプの経済政策とアメリカの実情

ドナルドトランプは非常にわかりやすい大統領です。更にやたら自分の評判を気にするパラノイドした部分もあるので面白い大統領だと思います。ドナルドトランプは、グローバル化の流れに対して、自国の国営をPUSHする政策をとっています。これはグローバルの競争の中でアメリカは弱体化している。他の国(特に中国)が豊かになった背景にはアメリカの市場をExploitしたという考えがあります。この考えをもっているアメリカ人は少なくなくそれをPushして大統領になたトランプは、政策としてまさにAmerica Firstを押しているのです。ただ、人口の差からしてもGDPで中国が世界1になるのは時間の問題です。ただ、豊かであれば、そこまで心配する必要はないと思います。トランプは産業の国内への呼び込みをしています。法人税の減税や、洗濯機、ソーラーパネルへの関税などもその政策の現れです。トランプの支持者の中には、アメリカは豊かではないと感じている人もいるのかもしれませんが、おそらくそれは同じアメリカ人と比較した相対的なもので、中国や他の国との豊かさの比較として感じていることだとは思いません。アメリカ人の平均所得は上がってきており、失業率も低く、高級車も良く売れ、エネルギー資源を有し、世界をリードするハイテクを持ち、株式相場も好調、非常に豊かな国だと思います。これ以上経済をPUSHすると労働者不足を呼び、今、トランプが制限している移民を取り入れないと追いつかなくなるでしょう。感じている以上に実態はそこまで悪くないというのがアメリカです。むしろ、感じている以上に悪いのは日本の経済ではないかと思います。平均所得は伸びておらず、高齢化による労働者不足、社会保障費の増大による政府財源の破たんなど将来の不安は大きいと思います。

 

中国企業が世界に進出する日

私がブリヂストンで働いていた時代、韓国や中国の製品が品質でおいつくということは想定にはいっていませんでした。今回、CVSのバンのタイヤを買い替えようとしているのですが、韓国のハンコックや、中国のBlackLionなど以外に高いので驚きでした。一番安いのはオーツタイヤのブランドでした。オーツタイヤは倒産して住友ゴム(ダンロップ)が買収したと聞いているので、日本のブランドのものです。自動車でも中国の自動車メイカーがアメリカに本格参入すると聞いていますが、意外にしっかりしたもののようです。中国の会社は着実に日本に近づき、抜こうとしてます。以前、2025年には日本の公開企業の2割ぐらいが中国を中心とした外国企業に買収される日が来ると書きましたが、仮にそのような時代になった場合は、個人的な能力で海外を上回っていないと、苦労する時代がくると思います。日本人はついつい日本人通しで比較をする傾向がありますが、そうではなく、世界水準で競う習慣をつけましょう。

 

 

 

 

 

皆さん、あけましておめとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

新年を迎えました!新年は先のことを考え、自分の志を決めるとても良い機会です。欧米ではNew Year Resolutionといって、新年にダイエットをするとか、勉強を毎日するとか、何らかの志を決めたりします。

 

将来何があるかは誰もわかりません。でも将来何があるかを想定し、今、行動をとることはできます。そして将来は現在の延長であるが故、現在何をするかが将来の自分を導きます。今回は昨日来日した際に開催したセミナーの内容のリキャップをしながら将来を意識した目標設定について書こうと思います。

 

12月上旬に京都と東京で、30年後の世界を意識すると企業はどのような人材を求め、それに備え、どのようなスキルを身につけなければならないかということを考えるワークショップをしました。将来を考える際に重要な要素として今回捉えたのが、世界に大きな影響を与えているグローバリゼーションと、テクノロジーの発展です。世界中を巻き込んだこの大きな流れの中で、将来をどうとらえるかはとても重要です。イベントに来られなかった人もいるので、ここにその内容をまとめます。

 

グローバリゼーションの過去と現在

多くの人が口にする「グローバリゼーション」でもその意味を定義できますか?Levin Instituteの定義では「グローバリゼーションとは異なる国の人々、会社、そして国家が、情報システムのテクノロジーを活用し、国際貿易、国際投資などの分野での交流、そして一体化を生み出すプロセスのことである。」と定義しています。要は世界に人があふれ、経済活動が活性化し、その人が容易に接点を持てる時代になったということです。20世紀になってから世界の人口は6倍になり、その一方でGDPは25倍になっています。第一次そして第二次世界大戦という世界規模の大きな破壊があってもこのような大きな成長を成し遂げたことは偉大です。世界の貧困もものすごい勢いで減少してきており、コロンビア大学の経済学者Jeffrey Sachs氏は、グローバル経済の発展により、地域的な貧困はなくなるということをEnd of Povertyという本で述べています。この人類の成長は目覚ましいものです。

世界的な経済発展は特に私が学生だった1980年代以降目覚ましく伸びています。その背景にあるのが、戦後主流だったケインズ(Keynes)の計画経済に対抗したドイツ人経済学者ハヤック(Hayak)が提唱した自由経済にあります。Hayakの弟子であるイギリスの首相マーガレット・サッチャーはこの思想に則り、イギリスのBig Bangを成功させます。同様にロナルドレーガンは、シカゴ大学のミルトンフリードマンがHayakの考えを提唱したのを引き継ぎ、レーガノミックスという大きな経済成長を果たします。私は1987年にしばらく中国を旅しました。当時経済的に大いに繁栄した日本と比べまだまだ貧困の中にありました。中国人宅を訪問するとなぜか玄関に冷蔵庫がおいてあり、それは社会的な成功の象徴だからというような説明をうけたことを覚えています。その中国が豊かな国になり、追いつかれた日本経済はその中国人の豊かさに依存している雰囲気さえあります。この中国の経済成長はまさに自由貿易というMARKETの存在にあります。昨年のWorld Economic Forumの年次ダボス会議で中国の習近平総書記が「自由貿易の大切さ」についてスピーチをし、間接的にドナルドトランプの保護主義を批判たのは実に不思議なものです。共産主義の国家が究極の資本主義である自由経済の中で反映し、それを主張しているのです。きっとマルクスは嘆いているでしょう。

 

自由経済における経済的な成功は安い労働力がある国が製造をし、豊かな国に輸出をすることで富を得るという単純なものです。実を言うとこの最初の成功モデルは日本でありますが、日本の場合は自由貿易ではなく、冷戦の中で中国を中心とした極東における共産主義に対抗するアメリカによる戦略的な日本の富国化にあります。ちょうど日本経済がピークを迎えた80年代にグローバリゼーションが始まりました。そして豊かな国である日本は、韓国、台湾、そして中国などが経緯成長に追随するのを助けた形になります。欧米における日本企業の衰退とは裏腹に中国、韓国企業が躍進しているというのが現状です。そうです。自由貿易における日本のシェアを中国を中心としたアジアの国々が食っているのです。東アジアはエネルギー資源がない中、人口が多いので、日本と同様に加工して付加価値を上げて輸出するという産業に特化しています。そしてその原型を築いた日本から学び、真似をし、日本を抜こうとしています。その根底にあるのが教育です。教育で他のアジア諸国に遅れを取り、日本が自由貿易、自由競争の中で相対的に勝っていけなくなるのは日本の将来にとって大きな不安要因になります。

 

イギリス、アメリカで自由貿易という大きな経済政策の変遷があった1980年代、日本の最大の貿易国であるアメリカではJapan Bashingという経済発展した日本に対する批判がおきていました。ちょうど今、Make America Great Again を掲げるトランプが中国を批判しているのと似ています。私はその国際政治の流れに興味があり、ワシントンDCにあるジョージタウン大学に留学しました。ロナルド・レーガン大統領のスピーチもすぐ近くで見ました。その際に気が付いたことは、アメリカの日本批判は日本側が捉えるほど重要ではなく、政治的なパフォーマンスであり、そこまで真剣にとらえる必要はないのです。まさに質問をしたハリス下院議員に政治的パフォーマンスだということを言われてしまいました。グローバルな経済の流れは変えられないのです。それはアメリカを含めて。だからドナルド・トランプはそれに牽制をしているのであり、むしろ、アメリカ市場を使って利益を得た日本や中国に対して、少しはアメリカ経済に貢献しろと無理なことを言っているだけです。

 

1988年末にベルリンの壁が崩壊しました。それは画期的なことで、私は壁を崩しにベルリンに飛びました。それは閉鎖的な軍備と政治の競争の時代が終わり、オープンなグローバル規模の経済の競争が本格的に始まったというシンボリックなできごとだったのです。その中でアジアを中心に世界各地で経済活動が活性化しました。日本がゆとりでのんびりし、バブル後の整理で足踏みしている間に世界規模でのビジネスの競争が激化していったのです。日本にいると日本語と日本人が多数というある種隔離された経済圏にいるのでそこまで痛烈に感じませんが、グローバルな経済は確実に動いています。この漫画にある通り、世の中ではいまだに発展途上国=貧困ととらえている人がいるかもしれません。でも、実際のところはその発展途上の国の経済躍進が目覚ましく、それをささえるグローバル規模での教育競争があるのです。なので、この漫画は日本人にとっては笑えません。グローバリゼーションは日本の将来の経済にも大きな影響を与えるのは間違いありません。その世界的な競争の中、どのように生きていけばよいのでしょうか?どのような教育が必要なのでしょうか?日本という国はいつまでも自分たちを今の状態のまま守ってくれるのでしょうか?少子化で労働人口が減少するという問題に対し、おそらくは移民を入れることで日本経済を維持させようとすることも想定できます。現在、学生は日本で雇用先を見つけるのに苦労しません。一時的には能力が低くても雇用が確保されるという状況は続いています。でもグローバルの競争はその根底を変えます。そんな中どう世界的な競争に勝ち、どう生きていくのが良いのでしょうか?若い世代はそれを考えなければなりません。

 

テクノロジーの進化

もう一つ考慮しなければならないのがテクノロジーの進化です。特にインターネットを中心とした通信技術の発展は我々の生活を大きく変えることになるでしょう。私がUCLAのビジネススクールに在籍していた1993年頃、まさに大学教授が当時語っていたのが、これでした。実際四半世紀たった今、世の中は大きく変わっています。特に顕著なのが「仕事の仕方」の部分です。単調な仕事が減り、より複雑な仕事を人々はこなさなければならなくなっています。人工知能AIによりそれがまた大きく変化しようとしています。私はカリフォルニアに住んでいますが、そのテクノロジーの変化とその活用に関する勢いを感じています。Uberのようにタクシー産業を崩す反社会的な会社であれ、それを許すのはテクノロジーの進化と社会全体に対するメリット効果のテストをしているということが伺えます。日本の社会風土的には既得権益を守る、そして保守的で変化を嫌う風土があり、そのような思想でテクノロジー時代に利益を得る側になるのかは疑問です。特に問題に感じるのが日本の教育です。私は子供にアメリカと日本の公立校での教育を受けさせていますが、日本は相変わらず先生の言うことを聞かすこと、周りの人に合わせること、そしてシステマティックに物事を進めることに力を入れています。これは後でビデオに出ますが、BILL型の人間育成になり、テクノロジーの流れとは逆行しています。アメリカでは自由に考えさせたり、自分の考えを持たせることに教育をシフトしています。コンピューターのプログラミングだけはHOW TOではありますが、そのHOW TOの教育の後には必ず何かを作らせるという自由課題が待っています。昨日飛行機でSFの映画を見たのですが、その中で将来の技術の最先端ということで出てくる国はアメリカと中国でした。日本だと思っていたのに…非常に残念でした。ただ、テクノロジーを利用した新たなビジネスモデルなど、中国はよりテクノロジーを積極的に用いるカルチャーがあるような気がします。その世界の動きに敏感になることは重要です。いつまでも今の世界が続くわけではなく、テクノロジーの進化は勝ち組と負け組を作ると言われています。だからどこにいて、何をするのか、といったPositioningが重要になります。

 

グローバル化とテクノロジーの進化という二点を考えると、そもそも「日本」という枠組みだけにとらわれていること自体が時代遅れのような気がします。グローバル化にしても、テクノロジーにしても重要なことはどのような社会になり、その中でどう生きていくかということが重要になります。そんな中で基礎的な能力として以下のものが重要になっていくような気がします。

 

異文化コミュニケーション能力:テクノロジーがC3POのように外国とのコミュニケーションを容易にすることはあり得ると思いますが、スターウオーズでもそうでうが、相手の文化を理解して相手に影響を与えるという人間的な能力は欠かせません。相手に対する影響力という点で言語、文化の理解は重要です。通訳を使って話をするのとライブで話をするのでは、その臨場感が大きく違うのでこの重要性は変わらないでしょう。英語と異文化IQはMUSTです。

 

ネットワーキング能力:テクノロジーは所詮ツールにしかすぎません。そのツールを使い誰と、どういったグループと関係を持ち続けるのか?自分を成長させてくれる環境にどうやったら入り込んでいけるかの要素は重要です。仕事はよりグローバルに接点が増えます。ネットワークを広げるだけでなく、その中での存在感を高め、影響を与えるという部分も重要になります。なので、日本という枠を超えたネットワーキング能力を鍛えておく必要があります。だから海外に出ることを政府や大企業が後押ししているのです。

 

非テクノロジー能力:テクノロジーに利用されるのではなく、テクノロジーを利用する側にならないと進化はありません。スマホをもっていても、無駄に知り合いと意味のない会話をしたり、ゲームをしているようでは、ただの時間の無駄です。アフリカの部族がスマホで地下資源の先物取引をしているという話を聞きましたが、テクノロジーは利用して自分に利益を与えるべきものです。となると、テクノロジーを使う側が教養を高めることに時間投資を増やしたり、アート、スポーツや哲学、宗教といったテクノロジーで置き換えにくい部分により多くの時間をExposeしておくことがテクノロジーを活用する側になるチャンスが増します。

 

将来を導くのは教育です。いろいろな教育がある時代、自分から教育を模索し、自己成長をはかっていないと、グローバル化、テクノロジーの進化の中で置いて行かれることになるでしょう。新年を迎えるにあたり、若い人はその教育に関してもっと真剣に考えるべきではないかと考えます。

 

TEDより

このビデオはテクノロジーの進化に関して世の中にどのようなインパクトがあるかということをMITスローンスクールのAndrew McCaffeeがTEDで講演したものです。これはCVS28期参加者に対しては3つ目の問題になりますので、よく聞いて答えてみてください。答えはMoodleにUPLOADしてください。締め切りは2018年1月20日とさせてもらいます。ポイントでかいので、無料でDISNEYLANDに行けるようにしっかり頑張ってみてください。

 

 

問題:

1.      講師は作家のGeorge Eliottと野球の名選手のYogi Beraを使って何を伝えようとしているのか?

a.      将来を予知するのは不可能である。

b.      人間の進化が将来を導く

c.      将来がどうなるか賭けることが成功を導く

d.      野球にしても小説にしても、人々が頭に描くことで将来ができていく。

2.      SeriをIBMのWATSONにつなげることで何が起きると言っているか?

a.      自動運転が可能になり、運転手が減少する。

b.      人工知能が分析業務をしてくれるので、分析業務が効率化する。

c.      R2D2の原型となる、考えるロボットができる。

d.      人々の労働が効率化し、より多くの余暇をEnjoyできる。

3.      New Machine Ageにはどのようなことが起こると言っているか?

a.      アンドロイドが進化し、人々と戦いを起こすリスクがある。

b.      アンドロイドが人間の形になり、人間だと思っても実はマシーンが働いているという日が来る。

c.      人間の仕事が減っていく。

d.      アンドロイドが量産効果により低価格になる。

4.      テクノロジーの進化の良い点としてどのようなことが言えるか?

a.      業務の安全性が増し、人々の雇用が確保されると同時に、自由な時間が増え、同時に昔では技術的にできなかったようなことが可能になる。

b.      業務効率生産性がUPし、より豊かな経済がもたらされると同時に、政治や文化を含めロボットが人間を助ける時代が来る。

c.      業務の安全性が増し、人々の雇用が確保されると同時に、政治や文化を含めロボットが人間を助ける時代が来る。

d.      業務効率、生産性がUPし、より豊かな経済がもたらされると同時に、自由な時間が増え、同時に昔では技術的にできなかったようなことが可能になる。

5.      Henry FordとLutherの会話のポイントは何か?

a.      工場を機械化するのに対して、組合のリーダーは、機械は自動車を買わないので会社の利益を上げるのには良いが、経済に貢献がないということを述べた。

b.      工場を機械化する際に、組合のリーダーは、ロボットを行員が所有することで雇用を確保しようとした。

c.      工場を機械化するのに対して、機械は常に人が管理しなければならないので、人が減ることがないとした。

d.      工場を機械化することに対し、それは人道的、宗教的な観点からよいことではないので、機械化しないように説得した。

6.      典型的なアメリカ人としてTEDとBILLの例をあげていますが、その例で何を伝えようとしているのか?

a.      テクノロジーをマスターすれば大学に行かなくても良い生活ができる。

b.      テクノロジーの進化により、得をする人と損をする人に分かれ、社会が二分化する。

c.      テクノロジーの進化により、テクノロジーを利用する人の方が、犯罪をおこしにくく、更に結婚生活も幸せになるとしている。

d.      全ての人が大学教育を受けなければならない時代が来るとしている。

7.      ボルテールの引用をして講師は何を伝えようとしたのか?最も適切な説明を選びなさい。

a.      仕事は退屈、悪徳、そして必要性といった3悪に我々を落とし込むので、ITの発展により、仕事時間が減ることで我々の社会倫理は改善する。

b.      仕事は退屈、悪徳、そして必要性といった3悪から我々を開放してくれるので、仕事を持つこと、持たせることが重要になる。

c.      仕事は退屈、悪徳、そして必要性といった3悪から我々を開放してくれるので、ITの発展によるメリットを労働者に還元し、何らかの職業を保証する必要がある。

d.      仕事は退屈、悪徳、そして必要性といった3悪から我々を開放してくれるので、共産主義の原理にある皆雇用を確保する社会システムが必要である。

8.      講師は社会問題を防ぐ手段としてどのような変化がありうるとしているか?

a.      共産主義のような最低賃金層雇用制度のようなものが必要になる。

b.      ロボットを破壊しようとする過激なグループが出る。

c.      ロボットを国有化することで、国家が膨大な権力を持つ時代がくるとしている。

d.      ロボットが人工知能を活用して、その時代にあった社会制度、政治の仕組みを提案する時代が来る。

9.      講師はMONTESSORY主義の教育から公立学校に移った際にGulag(強制収容所)に行ったような気がしたと言っていたのはどういう意味か?

a.      自由に考えて、社会に働きかけることを楽しいと感じた教育から、言われたことに従い、マニュアル通りの仕事をさせる人間育成に窮屈さを覚えた。

b.      言われたことに従い、マニュアル通りの仕事をさせる人間育成から、自由に考えて社会に働きかけることを楽しと感じる教育に移った。

c.      宗教的に世の中に働きかけることをよしとした教育から、世の中のルールに従わなければならないという教育に移行したことでやる気を失った。

d.      世の中のルールに従わなければならない教育から、宗教的に世の中に働きかけることをよしとした教育に移行した。

10. なぜチャーチルとリンカーンを引用したのか?

a.      チャーチルは第二次世界大戦、リンカーンは南北戦争と二分化した社会におけるリーダーを出し、リーダーが世の中を統一することで将来はそれほど悪くなくなるとしている。

b.      チャーチルもリンカーンもモンテソリー教育、シュナイダー教育を受けたので、すべての教育機関が感覚教育を採用することでBILLではなく全員がTEDになる時代が来る。

c.      社会的、倫理的に正しい考えがそうではない考えを破ってきたので、倫理的に正しい考えを持つことで、将来的な問題は回避できるとした。

d.      人間はいろいろな問題に直面してもその中で協力しあってよりよい社会を築こうとしていくので、心配はない。

 

クリスマスツリーの起源

テーマ:

アメリカ人はクリスマスツリーが大好きです。いつも11月中旬、ちょうどThanksgiving前あたりから町の中にはクリスマスツリーを売るショップがあちこちの駐車場などでオープンします。町の中に特にショッピングモールなどで大きなクリスマスツリーが現れ、その下にサンタクロースが現れ、一緒に写真を取るというのが年中行事になっています。クリスマスツリーは小さいものでも一つ100ドル以上して、特に乾燥しているカリフォルニアでは火災の原因にもなるので、あまり奨励はされていません。しかもそんな高級なものがクリスマスを過ぎるとすぐに粗大ごみとして捨てられます。ものを大切にする日本人としては、なぜ、「人工のツリーを買って毎年使いまわしをしないんだ!」と言いたくなるでしょう。町の中で車の上にツリーを付けた車が走っているのが、クリスマスの景色の一つです。

(私の家で初めてサンタモニカのツリーの前でサンタと写真を撮ろうとしたら、息子は大泣き、娘は必至で逃げ出そうとしていました。確かに子供にとって赤い服を着た髭のなぞのおじさんは恐怖でしかないのかもしれません)

 

クリスマスツリー産業

クリスマスツリーは大きな産業で、西海岸のものはそのほとんどがオレゴン州からきます。東海岸はノースカロライナ州です。オレゴンにもノースカロライナにも仕事などでいったことがありますが、森が多く、クリスマスツリーが山ほど生えているので、それはよくわかります。以前オレゴンの内陸部を運転していた時に、何時間も森の中を抜けないので、キツネに騙されたような不思議な感覚になったことがあります。なんと年間3500万~4000万本ものツリーが売られるそうです!クリスマスツリーとしてこんもりとしていて形が良いのはNorway Spruceです。でも西海岸ではDouglas Firをよくみます。本物のツリーを気に入る人はツリーの独特の香りが魅力的だといいます。人工ツリーでもにおいを別にかければよいと思うけど…それらのツリーがクリスマスを終えると廃棄されます。1月1日以降は街のあちこちに使用済みのツリーが捨てられています。日本ではプラスチックのツリーが主流で本物のカットツリーを使っていることはないのではないでしょうか?

 

クリスマスツリーの起源

クリスマスツリーの起源は、16世紀のドイツだと言われていますが、その意義についてはあまり知られていないようです。ドイツはクリスマスマーケットで有名ですが、その伝統はクリスマスツリーの伝統と重ねることができます。ドイツは宗教改革の発祥地(というかルターを保護した国)でした。クリスマスツリーの伝統もルターが始めたと言われています。当時のバチカンを中心とした権威主義のキリスト教に対して、聖書を中心とした個人の信仰を提唱したルターはバチカンの伝統から離れた新たな伝統を築く必要があったわけです。そこで北欧などに古代から伝われる木をデコレートする風習にキリスト信仰をあわせ、その伝統がスタートしたのです。ドイツの有名なクリスマスの食べ物であるシュトーレンも同様です(日本のケーキ屋さんのシュトーレンめちゃうまいので食べたい!)。宗教改革はJan Has、Wycliffe、Peter Waldoなど挑戦したけれど、実を結ばず処刑されています。ルターが成功させたのは、それを個人的な反対運動ではなく、人々のMovementとして興し、個人的なバチカン批判としなかったことです。人々を動かすという観点から、プロシアの王と結びつき、更にその庶民にあらたな庶民文化を植え付けます。クリスマスツリーを一緒に飾り付けたり、教会でギフトを交換するなどのCommunity形成に貢献します。ちょうどFacebookのようなもので、国を統治する王にとっても、人々がついてくるのでメリットがあります。人々の習慣を変えること、そしてCommunityを形成するという偉大なリーダーシップをルターに見ることができます。クリスマスの伝統であるジンジャーブレッドクッキーは、昔はツリーに飾るオーナメントでした。そしてクリスマスイブは夜の話なので、夜デコレーションが際立つように、昔はツリーにろうそくで火をともしていました。アメリカでその文化が拡大すると、それが原因で火事になってしまうことも多く大きな問題となりました。実を言うと最初のクリスマスツリーの電気ライトはトマス・エジソンが、友人のエドワード・ジョンソンと商品化しています。電気を発明したエジソンを考えさせるほど、大きな問題だったようです。でもあまりにも新しすぎる発想でほとんど売れなかったでそうですが…クリスマスの飾り付けは今では世界的なビッグビジネスで、キリスト教の枠を超えて行われています。日本ではどこのツリーが有名ですか?昨日京都駅で大きなツリーをみましたが…本物でしょうか?アメリカでは24Mもあるツリーを飾るニューヨークのロックフェラーセンターが有名です。以前映画のシーンを思い出し、わざわざスケートをしに行ったことがあります。ワシントンDCのツリーも有名でやはり近くにスケート場があり、当時の友人たちと遊びに行きました。LAでは、サンタモニカのプロムナードやセンチュリーCityなどShoppingのツリー程度でしょうか?それかDisneylandですね。キリスト教ではなく、ミッキー教が全ての伝統をうまく商品化しています。私は雪国で育ったので、やはりクリスマスは寒く、雪の中で見るツリーが一番だと思います。日本は寒いので行くのが楽しみです。

クリスマスツリーの歌

ヘンデルは、熱心なルーテル派で、あの名曲メサイヤも、クリスマスを意識して作ったそうです。でもクリスマスツリーと言えば、この歌ですよね。ドイツに昔から伝わる伝統の歌で、それがクリスマスツリーの伝統と重なり、クリスマスの歌になりました。私は初めてこの歌を聞いたときはドイツ語で、それで覚えました。英語でもよく聞く歌ですが、私は日本語では聞いたことがありません!なのであまり日本では知られていないのでしょうか?この歌知っていますか?

 

 

 

 

日本人大学生のアメリカ留学の人数が激減しています。これは日本人が内向化しているのでしょうか?そういった意識だけの問題ではないと思います。本当の原因としては莫大な費用をかけて留学するというその投資効果がないからではないでしょうか?どうせアメリカに行くのであれば、無駄に留学をするより、「ビジネスをする市場」としてのトレーニングを兼ねて、アメリカで起業をするほうが、うまくいったときの成功の価値、そしてたとえ失敗したとしても学習価値が高いと思います。今回は、アメリカでの起業、そしてCVSで新たにスタートするアメリカ起業奨学金について書きたいと思います。

アメリカ留学の無駄

かつて、アメリカへの語学留学はただ単にぼったくられる無駄だということを書きましたが、最近は正規留学もそのような「無駄」であるような気がします。その一番の理由はアメリカの大学の授業料の莫大な金額にあります。私立の大学であれば年間に4万~5万ドル(500万円程度)、UCLAのような公立であっても外国人の場合は2万ドルかそれ以上になります(200万円)。さらに生活費も高く、年間で1万~2万ドル(100万~200万円)もかかります。しかも1年間で学位を取るのは無理なので、数年間行くとなると、普通の日本人がPayできるような金額ではありません。正規留学の場合、確かに力はつくと思います。ただ、実際に労働VISAをもらいアメリカの会社に就職できる日本人はかなり少ないので、卒業後アメリカに残り高い給料を稼げる可能性も低いわけです。更にアメリカの会社は外国人に対してはVISAのスポンサーなど面倒なことがあるので、アメリカ人学生と同じ条件ではないことが良くあります。私はUCLAのMBAをHonorで卒業しましたが、同じ会社でも同期のクラスメイトの給料の約半分でした。私はUCLAから奨学金を頂き、授業料が無料だったので、アメリカに残り就職をするという選択ができましたが、借金をして留学をしていたら、そのようなオプションはなかったと思います。アメリカでは学生ローンが次のサブプライムローンと言われていますが、通常のアメリカ人であっても授業料を払いきることはできないほど高騰しています。ただ、アメリカ人であれば奨学金がもらえるというメリットもあります。ただ、大学側はそのぶんどこからか負担していて、それが海外からの留学生ではないかともいわれています。最近では、中国人留学生が増大していて、アメリカの各大学は彼らの授業料に経営を依存しているという批判さえされています。つまり、アメリカ留学は奨学金をもらったり、交換留学でもない限り、賢い投資ではない時代になったのだと思います。

 

アメリカ留学の利点

でも留学自体の価値は低くはありません。CVSの卒業生でも留学した人は全員、かなり良い会社に就職できています。日本においても、グローバルの時代、国際派の若者の市場価値は高いようです。だから毎年ボストンキャリアフォーラム(ボスキャリ)などに多数の企業が高い費用をかけて留学生を採用するために参加するのです。でも、日本に帰国してしまうのであれば、高い授業料を払ってアメリカに留学する必要はないでしょう。CVSではメキシコ留学を勧めています。英語でクラスもあるので、スペイン語と英語が鍛えられ、更にラテンアメリカは、次の中国。これからの成長が著しいのでチャンスです。CVSでもコア期間にモンテレイ工科大学で正規のプログラムとしての国際ビジネスコンテストがあり、授業も受けれ、証明書も出ます。なので、そのままそこに3か月ほど残って授業を受け続けることもできます。CVSの卒業生でメキシコに留学した学生がボスキャリで内定をもらったと喜んでいましたが、採用する日本の企業の視点からも、アメリカで三流の大学に留学するぐらいだったらメキシコの名門校に行ったほうが価値があるちお判断されるでしょう。なのでアメリカ留学の利点は通常の留学でなくても得ることはできます。ポイントは投資効果ですので、投資が少く、リターンが高ければ問題はないのです。

 

アメリカ起業

私はアメリカに住んで今年で24年と、もう「移民」になってしまいました。1~2年アメリカで働いてから帰国しようとしていたのが、24年もたってしまいました。でも相変わらず私は日本に帰りたいと思っています。おそらく、アメリカの年金で日本で暮らす日々になると思います。ただ、アメリカでは移民は珍しくありません。ロサンゼルスでは住んでいる人の約50%が外国生まれ、そして、カリフォルニア州全体でも28%になります。外国人の起業家も少なくありません。TESLAやSPACEXの創業者のイロン・マスク氏は南アフリカの出身、私のデロイトの同僚だったインド人も自分で会社をたてています。以下の図にあるように、世界中から来た人が起業をしてアメリカでの成功を得ています。そこに日本人はいません。ソフトバンクの孫正義氏はアメリカでも有名な投資家ですが、彼は以前アメリカ留学の際にアメリカで会社を立ち上げた経験があると述べていました。

 

移民のほとんどはアメリカに「お金を稼ぐ目的」で来ています。その気持ちが短期間で英語力を増したり、積極的にアメリカ社会に働きかけようとするので、留学よりむしろ効果があるのではないかと思います。起業をすること自体はVISAがなくてもできるし、もしそれなりの売り上げ、資本投資があれば、投資家VISAも出ます。労働VISAがなくても会社の利益から、経費で渡航費や自動車、パソコンなどの費用は出せます。留学の場合はお金は減る一方ですが、起業であれば逆にお金を増やすチャンスがあります。実際、起業という観点であれば、日本に比べアメリカの方が将来的な成長率や、リターン率を考えるとはるかに魅力があります。アメリカ入国も3か月であれば、VISAのWaiverがあります。ただ、あまりリピートすると入国が面倒になるので、その際には商用ビザ(B1)を取ることも可能です。留学に何百万もかけるのに比べ、起業の場合は投資金と会社の登記にしてもカリフォルニア州であれば10万円前後でできるし、ネバダなどでは更に安くできます。私もCVSを含め2社ほど会社の登記をしたことがありますが、大した手間ではないです。更に私がボスキャリで面接官をしていた時は、私のいたコンサル会社では、アメリカで働いている人はMBAと同じカテゴリーで面接をしていました。1000万かけて留学するのであれば、1000万投資をしたほうがまだ、チャンスはあるし、MBA留学と同じレベルの価値を見出すことができるのです。企業側として求めるのは、コンサルタントとしてのポテンシャルとアメリカなど英語で仕事がやっていけるかという点をみるので、失敗してもボスキャリには行けるのです。つまりダウンサイドはそこまで小さくはないのです。もう日本人は金持ちではありません。アメリカにぼったくられるのではなく、アメリカを効果的に活用することが重要なのです。

CVSでの留学奨学金制度の見直し

私はCVSを創立した際にMBA留学奨学金として100万円程度の寄付をしたのですが、900名を超える参加者がいますが、その奨学金を使う人はまだいません。CVS卒業生に限定しているのですが、数年前にUCLAのMBAの学生から応募がありました。ただ、実際問題として100万円は少なすぎて、大したインパクトではありません。なので、今後その奨学金はアメリカ起業の奨学金として活用したいと思います。私がメンターとしてアメリカ起業の指導と、登記などのサポートをします。NPO法人だと投資はできないので、資金が不足する場合は個人的に投資をしても良いと思っています。CVSの卒業生も資産家が多いのでそのほうが盛り上がるでしょう。3か月単位でベンチマークをしていくので、留学の場合だと1年以上の期間を有しますが、3か月から始めることができますので、時間を無駄にしなくてもいいという利点があります。CVSではベンチャーキャピタルのオウナーのサポーターもいますので、留学よりむしろ起業の方がリソースをうまく使えます。私自身、留学以上にアメリカで働いたことのほうが学習価値が高かったので、奨学金をそのように使うほうが正しい指導にもなるかと思います。更に私は過去、日系企業に対してアメリカへの市場エントリーや会社設立の支援をしていたこともあるので、その指導をしてあげることもできます。留学よりよりハンズオンで指導ができると思います。興味がある人は是非とも応募してください。アメリカでかなり行けそうなビジネスもあるので、コア期間滞在中にビジネスプランの書き方や市場調査などの指導もしたいと思います。つまり、コア期間でたてたビジネスを実行するためにアメリカに来るという流れで、留学に代わる貴重な体験を提供したいと思っています。

 

サンタモニカファンハウスの廃止

CVSでは過去、海にも近く、サンタモニカでも高級地区とされるサンビセンテ通りにアパートを借り、それを学生に安いコストや無償で滞在をさせていましたが、それを12月をもってやめることにしました。利用者が少なく無駄にしているということもありましたが、一番の理由としては年頃の若者が男女同じアパートにいるとハネムーン状態になり、私の目も届かなくなり、教育的に良くないということです。ただ、今後とも奨学金制度は続けますので、皆さんご活用ください。過去数十名にわたる学生がそこからUCLAなどに留学しましたが、学生に良い機会を提供できたことは良かったかと思っています。

 

人生が変わるチャンス

私は日本でサラリーマンをしていたこともあります。その当時の一番の不安であったのが、サラリーマンとしての将来が見えてしまい、そこには冒険も希望も見出すことができませんでした。確かにアメリカ留学は成長をさせてくれましたが、人生が変わったのは、アメリカに残り、就職したり、起業をしたり、そして全く日本とは生活環境とカルチャーが違う生活環境で別な自分を発見できたことです。別に日本が嫌いではありませんが、人生の冒険としてとても価値があったので、そういう体験を求めている学生がいたら今後とも支援を続けたいと思います。

 

テクノロジーの時代とカリフォルニアにいる利点

最後に、UCLAはインターネット発祥の地、シリコンバレーはハイテクの新しいビジネスができる震源地、起業をする場合はカリフォルニアにいることは刺激があります。私は90年代後半にテクノロジー関連のコンサルティングをしました。その恩恵で今も生きています。カリフォルニアにある独特のベンチャーの夢を皆さんにも体験してもらいたいです。

CVSでは夏のプログラムではヨセミテ国立公園の後、シリコンバレー、サンフランなどを回りたいと計画しています。CVSの卒業生でシリコンバレーで活躍するプロ達も訪問し、皆さんにも刺激を受けてもらいたいと思います。CVSの29期は来年の夏8~9月に実施します。既に応募者も出て、合格者もいます。更に3月まで参加確定であれば300ドルの割引も実施しています。

 

 

英語のリスニング試験#2

最後にこのビデオを見てください。CVS28期生にとっては英語のリスニングの2つ目の試験になります。今回は短いのですが、基礎知識が必要になります。アメリカで仕事や留学でわからないときは実を言うと基礎知識の不足ということもあります。それも重要な領域ですので、雑学的な基礎知識も用いつつ、この問題を解いてください。つまり、短いけど何度も見て、わからないことは調べ、理解力を増すという姿勢でこの試験に臨んでもらいたいです。是非とも良い点数をGETしてください。それぞれの回答はMOODLEに1月20日までにUPしておいてください。

 

1.       Good enough is dead とはどういうことを言っているのでしょうか?

2.       以下のうち、あなたは中心にいますが、現代のビジネスのどういった中にいるといっているでしょうか?含まれないものを選んでください。

   a. テクノロジーの陳腐化が激しく、短期間に価格が大きく減少すること。 b.Amazonが通常の流通などを使わずに直接販売すること。

   c. Googleなどがあっという間に世界にプラットフォームを提供し、USERが短期で飛躍的に増えること。 d. スマホの普及でどこにいても誰かとつながっていて、仕事などがどこにでもついてくる時代になったこと。

3.       Self-Driving Car やComputers that can think というのは何のことでしょうか?

  a. IT Mobilization の発達 b. Connectivityの増加  c. 人工知能の発達  d. 宇宙産業の民営化

4.       Are you driving change?  Or are you being driven by it?とはそれぞれどういった人のことを指すのか?具体例を入れて説明してください。

5.       Disruptionとはテクノロジーの進化における何を意味しているのか?

6.       テクノロジーがEXPONENTIALなスピードで変化をする中で、何が最も大切になるかと言っているか?

   a. 新たな資源  b. プログラミングなどのIT技術 c. アート、カルチャー、宗教など数値化、デジタル化できないもの d. ITに対する投資

7.       Machines are not good at beingとはどういうことか?

8.       Human represents why?  とはどういう意味か?

9.       The technologies represent “how”; the human represents “why” とはどういう意味か?

10.   Transcending Technology とはどういうことか?具体的に説明しなさい。

“何かしなければならないと誰しもが思う、でも何もされていない。誰も何もできない。これはばかげたことではある。そして希望を失う。私も今どうしていいかわからない。でも希望を失ったら終わりだ。悪を前にして希望を失うことはできないから。”コメンディアンのStephen Colbert

 

銃社会アメリカ

先月のラスベガスの銃乱射に続き、先週はテキサスの田舎の教会で銃の乱射があり26名も犠牲者が出ました。私がアメリカに来てからもうどれだけこのような恐ろしい事件があったでしょうか?小さい無実の子供たちや妊婦が、まったく関係ない他人にむざんにも殺されるという異常な事件が「またか」という頻度でおきるアメリカ社会には大きな疑問を感じます。日本でもクレイジーな人が車で突入したり、ナイフで次々さすという問題はありましたが、明らかに銃がない分その被害はアメリカに比べ低く収まっています。1992年にAFSの留学プログラムで、ルイジアナ州バトンルージュでホームステイをしていた留学生の服部君が間違って射殺されるという事件がありました。裁判になりましたが、射殺をした人は無実になり、日本人にとて衝撃的な事件でした。その後、服部君のご両親は150万人以上の署名を集め、銃規制を請求しましたが、アメリカは結局変わっていません。2012年のSandy Hook小学校での銃撃事件は、精神病(自閉症)を抱えていた若者が小学校に入り、20名もの子供たちを射殺するという恐ろしいものでした。オバマ大統領が涙を流し、銃の規制を本格的にすると言っていたのを覚えています。最近のラスベガスのSHOOTINGでも軍隊レベルの武器でホテルの部屋からコンサート会場を乱射するなどむしろエスカレートしています。今回のテキサスのケースでは本来銃を持てないはずの精神病の有罪判決を受けた人が銃を持っていて、銃のコントロールがワークしていないのがわかります。トランプ大統領は、今回の問題に関しては「銃を持った近所の人が戦った」ということを理由に全体的な銃規制には否定的です。世界で最も豊かな国であるアメリカで、このようなばかげた社会問題はいつまで続くのでしょうか?そして銃規制以外でどうやって食い止めるのでしょうか?

 

Bill of Rights と銃を所有することの政治哲学

銃規制に関してはアメリカでは以前から警察や軍隊、そして多くの市民団体がサポートしています。銃がなくなれば警察官の死者も減るし、毎年ある子供が間違って銃を撃ってしまう事件なども減り、社会的には多くのメリットがあります。ではなぜ銃規制ができないのでしょうか?日本のメディアなどではNRA(全米ライフル協会)という大きなロビー団体の力でなかなか銃規制が進まないというようなことを報道されているようですが、実をいうともっと大きな根本的な問題があります。それがアメリカ憲法修正1条と修正2条があります。(First and Second Amendment to the United States Constitution)、通常はBill of Rights(権利章典)といわれる重要な規定にあります。そこには議会が、宗教の自由、言論の自由、集会の自由などを規制する法律を作ってはならないという条文で、連邦政府(国家)が人々に対する力を持ちすぎないように規制する項目なのです。武器を持つ自由(Freedom to Bear Arms)は1条に続いてできた第二条であり、国家が力を持ちすぎることに対する牽制をする思想があります。それらは、Patrick HenryやSamuel Adamsなどの独立の功労者が、アメリカが帝国主義的な方向に行かないように規制をした背景があります。彼らはAnti-Federalistと言われ、その主義主張の中に、アメリカ人民の力、州の力をバランスさせ、圧政を防ごうという意図があります。アメリカの自由を大切にする文化的背景には、この政治思想があるのでとても大切にされているAmendmentです。つまりこの憲法がある限り、完全な銃規制はできないので、おそらく最高によくて、銃をもっていいライセンス強化をするぐらいしかできないのです。では日本の憲法9条のように、「憲法を改定すればいいろう!」と単純に言ってしまう人がいるかもしれません。ただ、「政府の権力が強くなりすぎないようにする人民の国という発想」はアメリカの社会哲学として定着しています。実際今回のテキサスでも、警察はかなり離れたところにいたので、教会の反対側に住む人が銃で応戦しました。つまり、自衛の権利はアメリカの権利であり、そこに武器が必要になるという考えです。私も大学時代アメリカの農場にしばらく宿泊したことがありますが、動物なども多く、アメリカの田舎の生活に銃は不可欠という印象を持ちました。なので、銃規制はあるにしてもライセンスの取得強化をすることぐらいで、まずは消えることがないと思います。

 

Amishで起きた銃撃事件とそこから学べること

ペンシルベニア州のランカスターという町はAmishといわれるCommunityがあります。通常Mennoniteと言われる彼らは宗教改革の後のオランダで徹底したAnabaptist(再洗礼派)のキリスト教を信じるグループです。ペンシルバニア州はQuakerをはじめ、欧州で迫害にあっていた敬虔なクリスチャンのグループが多数ヨーロッパから移住した背景があります。戦前、国際連盟事務次長で5000円札にも載っていた新渡戸稲造氏は留学中に影響を受けQuakerになりました。Quakerとはやや異なりますが、Amishも同様にかなり敬虔な人たちで、独特のCommunityをもっています。Amish伝統と、現代社会からの誘惑を排除する生活をし、自動車にも乗らず、電話やネットもなく、ボタンのついた服さえ着ないという昔ながらの生活を続けるグループです。私は学生時代にアメリカのCommunity研究をした際に訪問したことがあり、非常に大きな影響を受けました。実をいうと2004年頃仕事で1か月ほどいたこともあります(ちょうとCVS1期の頃です)。コンサルの仕事が早く終り、空港に行く途中で疲れたので車を止めていたら、そこにツアー用のAmishのロバのワゴンがあったので、昔を思い出しそれに乗せてもらって、あまりにも平和的でその中で寝過ごしてしまったことを覚えています。2008年にそのCommunityの学校に若者が拳銃をもって入り、そこで子供たちを射殺し、自分も死ぬという痛ましい事件がありました。女の子が主に犠牲になったのですが、この映画に出てくる助かった妹は実は、Amishは昔ながらのドイツ語を話すので、犯人が言っていることがわからずに男の子と一緒に外に出て助かったと言われています。今銃撃事件が多い中、教会も含め、ガードマンを雇わなければならないといった恐ろしい状況になりつつあります。今改めて、このAmishの銃撃事件に対する対応については考えさせられます。その時の本当にあった話を映画にしたのがこれです。是非とも見てください。CVSの合格者は答えを記載してMoodleの所定の欄に提出してください。1問正解につき、10CVS出ます。何度も見て英語が理解できることを目的にしています。YOUTUBEなのでわからない場所があったら、何度も見て、単語を調べ辞書をひくなどして理解をする工夫をしてください。英語を上達させるのは繰り返すこと、徹底的に聞くことが重要なので、安易に日本語バージョンを見ないようにしてください。学習の疎外になるので。ポイントとしては被害者、加害者の心理状態になり見ると言っていることや行動がわかりやすくなると思います。

 

Q1:Amishのコミュニティーのリーダーは、自分たちを社会から隔離する理由は何だと言っていますか?

Q2:Mary-Bethは将来どういう仕事につきたいと言っているか?

Q3:以下の内映画で言っていりことと異なるものを選びなさい

A)      レポーターはAmishは銃をもつことをよしとしないので、銃撃事件はおかしいと言った。

B)      襲撃の犯人がなぜ銃撃事件を起こしたのかその理由は誰もわからなかった。

 

C)      写真を要求されたが、Amishは写真をよしとしないので、写真がないとCadyが答えた。

D)      学校の先生は銃撃の際に子供を残して自分は子供の一部と逃げたので、後悔していた。

E)      1週間以上前に襲撃に必要な物を購入したので、犯人は計画して襲撃をしたと警察は家族に告げた。

 

Q4 AmishのCommunityの代表者(被害者の父親も含む)は何の目的で、犯人の奥さんを訪問したのか?

Q5 被害者の父親はどうやって、自分の娘が死んだとわかったのか?

Q6妹が「もうおねえさんはこのベッドに寝ない」というと父親は”She sleeps in a better place now.” と答えるがそのBetter Placeとはどこでしょうか?

Q7 Mary Bethの母親Aidaは娘にする最後の仕事は何だと言っているか?

Q8  AIDAはAmishのCommunityが犯人を許すことに関して、矛盾があるとしているが、どういった矛盾を指摘しているのか?映画で言われている背景を理解して理由を書いてください。

Q9 父親が犯人の家族を許すことに関して母親は納得していませんが、父親は許すと何がくるから神がそうするように言っていたと言っているか?

Q10 犯人を憎いという妹に対して、人を憎むことはどうだと父親は説明しているか?

Q11 テレビ局のプロデューサーは。AmishのForgivenessに関して何をなぜレポートし、何が“Different Story”であると言っているのか?

Q12 Aidaはなぜ自動車にのせてもらい、なぜ途中でおりてしまったのか?

Q13犯人の子供は、自分の父親が子供たちを殺したことに関して何だと言っているか?

Q14犯人はなぜ銃撃事件を起こしたのか?

Q15妹のKADYは、お姉さんの葬儀のためにクッキーを焼こうとして焦がしてしまうが、その際に泣いてしまいます。なんといって泣いているのでしょうか?

Q16 Puppet to my faith?とはどういうことか?この会話のContextで答えなさい。

Q17 ShunnedとはAmishのCommunityではどのようなことを言うのか?

Q18 Forgiving is not forgettingとはどういうことか?この会話のContextで答えなさい。

Q19意識が戻ったレベッカは何と言い、なぜそれがAidaにとって衝撃的だったのか?

Q20犯人の葬儀では妻が通う教会の人はあまり来ませんが、被害者であるAmishのCommunityが来ます。それは何を意味しているのでしょうか?葬儀で牧師さんが言う言葉と重ねて説明してください。

Q21(ボーナス)残された加害者の妻(映画でないほうの実際の妻に対するインタビューのビデオ)は自分の夫がしたことでかなり苦しむことになりますが、それをどのようにして克服しているでしょうか?

 

https://www.

 

 

 

youtube.com/watch?v=bGegB-JwekA

Fiduciary Dutyとは組織の長が自分の個人的な利益以上に組織の利益を優先することを言います。米国の公認会計士の倫理試験のところに細かく説明がありましたが、弁護士、会計士、政府の高官、会社の経営者などはFiduciary Dutyを有します。会社の経営者の場合は会社の利害を優先し、弁護士や会計士などプロフェッショナルな仕事はクライアントの利害を最優先とします。なので、必然的に守秘義務なども生まれます。ファイナンシャルアドバイザーなどにもこのことが言えます。なので、ファイナンシャルアドバイザーが高いコミッションをもらうために、クライアントに投資物件を売りつけることはFiduciary Dutyの違反になるのです。リーダーは組織の代表であるので、高潔である必要があります。その代表的な倫理基準としてあるのがFiduciary Dutyであり、それを違反した場合は犯罪に問われる可能性があります。

 

Equifaxのケース

Equifaxはアメリカで8億人にも相当する人の信用情報(所得、過去のローンの返済記録、SS#、などの個人情報のデータベースを持つ)を持つ会社であり、クレジット情報の重要性が増す現代社会では欠かせない存在です。アトランタに本社を置き、14か国に拠点を置き、9000人以上も従業員を持つ重要な会社です。その会社のデータベースにハッカーが入り込み、今年の5月から7月まで主にイギリスとカナダの消費者情報がリークしました。この事件は大変大きなスキャンダルになり、Equifaxの経営者はワシントンの公聴会にまで招集され責任追及がされました。なぜ被害者であるEquifaxが責任追及をされなければならないのでしょうか?そこにはハッキングをされた事実の告知の遅れ、そして何より、経営者が株式を売却していたという問題がありました。私も公聴会をテレビで見たのですが、議員は厳しく株式売却の事実に関する追及をしていました。役員側の言い分としては「その株式売却は以前から決まっていたこと」「売却の際に役員はハッカーの被害にあったことを知らなかった」ということを言っていました。ただ、被害者である会社の役員が個人的に利益を得ていたということであれば、それはハッカー以上に罪が大きいという雰囲気はアメリカのFiduciary Dutyの重要性の表れでもあります。今回のケースだけでなく、Enron事件や、サブプライムローンの問題に際しても、アメリカでは組織の上に立つ人、責任者、リーダーの倫理観に対する厳しい追及があります。

 

ドナルドトランプの日本訪問とFiduciary

今回のドナルドトランプの日本訪問は日本ではどのように報道されているでしょうか?私の予想だと、北朝鮮問題が主な焦点になっているのかと思います。今回のドナルドトランプのアジア訪問は、アメリカにとって国益を代表した重要なアジェンダがあります。それは彼が選挙の際にスローガンにあげた「America First(アメリカの国益を優先する)」である経済的な問題が背景にあります。ドナルドトランプはビジネス出身だけに非常にわかりやすい大統領です。ドナルドトランプの大統領としての問題行動にもその特徴が出ています。まずは、国務長かのティラソンとの衝突があります。これはトランプは外交を交渉ととらえていて、早くアジェンダを進めたいのに、外交プロセスの遅れや官僚化にいら立ちを感じていることに原因があります。国務省の職員を減らしたことにもそれは表れています。トランプは自分のビジネスで外部との交渉に力をもっていたので、ついつい外交にも口出しをしたくなります。司法に対する批判(3権分立の国では当たり前なのですが…)もその勘違いから起きています。ドナルドトランプはロシアンゲートの問題で、FBIそしてFBIが属するDept of Justiceに関する批判があります。ビジネスの世界なら、顧問弁護士など法律のエキスパートも経営責任者である自分のために動きますが、国のシステムだと自分をコントロールする側にまわってしまうので、目の上のたんこぶのような存在です。ただ、ドナルドトランプは国益を最優先するというビジネス的なFiduciary Dutyに関してはよくわかっているので、今回のアジア訪問では、アメリカを相手にぼろ儲けしている日本、韓国、中国に対してそれなりのアメリカの国益を優先する交渉をしに行っているのです。なので、記者会見でも阿部さんは北朝鮮問題や安倍政権の中枢にある日米安保体制の確認に関して主張していたのに対して、トランプはアメリカの武器を日本が輸入するという「商談」の成果を主張していたのです。ただ、民間の作り出す貿易黒字を政府の借金の防衛予算で埋めることはできません。そもそも自動車のような高付加価値のアイテムをアジア諸国がアメリカに輸出しているのに対して、アメリカの主な輸出は農産物で、人口の差もある中で二国間での貿易収支をイーブンにすることは無理なことです。Appleのようなアメリカ製品でさえ、中国で生産されているグローバル化の時代です。アメリカに頭があがらない安倍政権としては、「アメリカ側の言い分」をある程度聞き分ける必要があるかもしれません。これは韓国、中国も同様で、おそらくトランプの影響力が大きければ、経済面に関してはアメリカに対する直接投資を増やし、アメリカの雇用を促進するということが考えられます。中国であれば、中国国内の人件費高騰もあるので、メキシコにアメリカ市場をターゲットとした拠点を移し、二国間の貿易収支を是正するといったようなことも考えられます。アメリカの地方の労働者が「America First」を信じてトランプに投票したので、そのFiduciary Dutyの観点から今後ともトランプはそのアジェンダを押し込んでくるでしょう。

 

弁護士、会計士のFiduciary Dutyと日米のFiduciary Dutyの差

私がビジネススクールに行って驚いたのが倫理が必修で、倫理に対する教育にかなり力を入れていたことです。更に公認会計士の世界では倫理基準が厳しく、独立性のチェックが常にされるだけでなく、毎年倫理のトレーニングがありました。高潔であることはアメリカの社会では高く評価されることであり、それはアメリカ人が深い宗教心をもっていることにも関連しているのではないかと思います。私は日本で政治の世界(安倍首相のお父さんである安倍晋太郎氏が会長をしていた自民党の団体)、ビジネスの世界にもしばらくいたことがあります。ただ、日本とアメリカを比較すると、この高潔さに対する期待値に関するギャップを感じます。日本では権力者がある程度個人的な便宜を図ることに関しては倫理的な問題をそこまで大きく取り扱わないような気がします。更にそれらが人にばれなければいい、「知らなかった」ということにしておけばいいといった暗黙の逃げ道のようなものもあります。なぜそうなっているのかと言えば、過去から政治の中での癒着や特別な便宜をはかることを当たり前としていた商習慣と、高潔さに対する文化的な期待値の低さがあるのではないかと思います。なので、みんながやっていれば自分もやっていい、法律にふれなければ何をやってもいい、といった倫理の枠外の言動が目立つのです。過去、学生に倫理観について聞いたときに、「自分は法律を守っているから」ということを倫理基準の説明として言っていた人が多かったので、日本では倫理に対する捉え方自体がまだ未熟なのではないかという印象をもっています。どうでしょうか?

 

リーダーに期待される高潔さ

CVSでは意図的にConflict of Interest (利益相反)の状態を体験させ、リーダーのFiduciary Dutyに対する考え方をチェックしています。CVSで個人優勝するためには個人の所得が最高である必要があります。チーム優勝をするためには、チームの所得を最高にする必要があります。なので、自分に対して高い給料を払えば、それで優勝できるし、観光旅行などにもただで行ける大きなメリットがあります。ただ、それをしてしまうと、チームの支出が増えてしまうので、チームが負けてしまうリスクもあります。前回も個人優勝者のチームは2位になってしまいました(これは給与の問題ではなく、1位チームの自己資本比率が低すぎたことに問題がありましたが…)。CVSをやっていて非常にやりがいを感じるのが、学生の場合はかなり倫理に対して敏感で、高潔でいようという意欲が高いことです。それはアメリカの教会に行ったり、高潔さを主張するアメリカのベンチャーキャピタリストやビジネススクールの教授、そしてヘッジファンドのマネジャーなどと会ったりするからかもしれません。私がこれからの日本の企業や、リーダーに一番期待するのが倫理基準、高潔さです。競争が厳しい社会では倫理的なジレンマが多くついつい妥協してしまう現実があります。CVSの卒業生にはいつまでも高潔さ、高い倫理基準を持ち続けてもらいたいと思います。

昨日までロサンゼルスはとても盛り上がっていました。ハロウインの31日は、私も友人などと一緒で、Trick or Treatに行かずにテレビでDodgersの試合を観戦していました。そうです。MLBのワールドシリーズです。特に今年は接戦で、4番を打てる打者を多数揃えたアストロズとMLBでトップといわれるピッチャーを揃えたドジャーズの戦い。私は昨日はUCLAバスケのオープニングの試合を見に行ったのですが、ワールドシリーズを見たいのでキャンセルをしようかと連絡をしたら、なんと試合前は巨大な掲示板でずっとワールドシリーズを流していて、試合の途中も席の前に取り付けられている小さいテレビでワールドシリーズが見れると説得されたので行きました。これが写真です。本番のUCLAの試合以上にドジャーズが点数を入れたり三振を取ったりするほうが盛り上がっていました。MLBでは、各都市が野球チームを持っており、その街のチームの優勝は街全体で盛り上がります。今回のワールドシリーズは最初の2戦がLA、次の3戦がアストロズの地元ヒューストン、そして最後の2戦がまたLAという組み合わせでした。1戦はLAでも2、3はヒューストン、4戦はLA、5戦はヒューストン、そして6戦はLAと最終戦までもつれこみました。3-3で迎えた最終戦は統計的に地元のチームが有利とされていて、LAにとっては1988年以来の優勝に対する期待で盛り上がっていました。パレードなどの準備もしていたでしょう。

REDEEMすること!ダルビッシュ先発の意味

LAにとって悲願の優勝をかけた最も重要な試合の先発投手は日本人のダルビッシュでした。ダルビッシュがLAに来たのは8月で、防御率もそこまで高くなく、ファンにとってそこまでドジャーズとしての定着はありませんでした。エースでMLB一番の防御率を持つカーショー、或いは4戦の先発でアストロズを無得点に抑えたウッズを先発に持ってくることもできたはずです。特にカーショーは前回打たれたせいか最終戦の先発を希望していて、第6戦にドジャーズが勝ちそうな段階で、ブルペンに出入りをしていました。ところがそんな中でヘッドコーチのロバーツが第3戦で2回を抑えることさえできなかったダルビッシュを起用したことは彼自身の評価にも影響する重大なものだったのです。ただ、そこには彼のダルビッシュに対する個人的な気配りがあります。ダルビッシュは第3戦に先発し、2回にヒューストンの4番Yuri Gurrielに3ランホームランを打たれ、更には次の打者にも2塁打を打たれ、交代されました。ただ、その際にYuri Gurrielがアメリカでよくアジア人が差別をされるときにやられるつりめのジェスチャーし、さらにこれもアジア人がラテンの国で差別される際に言われるCHINITO(小さい中国人)というようなことを言われたのです。アメリカでは人種問題に敏感になっているので、MLBではすぐにこの問題を取り上げ、Gurrielは来年5試合に参加停止、更にオフの間に人種関係のSensitivityに関するカウンセリングを受けなくなりました。Gurrielはすぐに謝罪し、ダルビッシュに直接謝罪したいと申し出ました。それに対してダルビッシュは、「そんなこと気にしていないよ。失敗から学ぼう」というような人間として模範的な対応をしていました。ただ、6戦の際にチームメイトが「ダルビッシュ、君のために今日は勝つ!」と言ったように、「試合にすべてをぶつける」という野球選手としての問題解決に対してコーチを筆頭に、チーム全体で投資をし、ダルビッシュが野球の流儀で結果を出すことにかけたのです。ダルビッシュの先発に関してこちらのMediaなどは「Redeemするために」、というような表現をしていました。Redeemするというのはアメリカで良く使われる表現です。「償還する、埋め合わせる」といったような意味なのですが、宗教的な意味合いがあり、キリスト教での罪の「贖い」に相当する意味です。前回ボロボロに打たれ、更には差別的なことをされたダルビッシュにとって自分自身の存在価値を示す上でとても重要な場でした。ワールドシリーズでの優勝はチームやコーチにとってもかなり重要なものでした。ダルビッシュが自分自身をRedeemすることにチームが、ファンが、そしてLAがかけたのです。私もかなりそれに期待しました。

 

ダルビッシュのロテーションと給料

アメリカのプロスポーツでは資金力があるチームに良いプレイヤーが固まって行ってしまうという問題を回避するために全体で払えるサラリーを限定する(サラリーキャップ)があります。MLBでは給料が高いチームが税金のような形でPenaltyを受ける制度があります。ドジャーズはMLBでもトップクラスの給料を払っているので、そのチームも雇えるプレイヤーの数に限界もあり重要な投資になります。Dodgersの場合、一番給料をもらっているのがエースのカーショーで、なんと$35M(日本円で40億)も出しています。なので、第6戦で4失点を出したカーショーにとって、最終戦にでることは自分の価値を証明する上でとても重要だったのです。Hillもダルビッシュ同様にトレードされてシーズン途中から来た選手ですが、彼の給料は、$16M、若いWoodsはバーゲンで、2016年は0.5M、2017年は2.6Mというサラリーで、ダルビッシュより安い中でもワールドシリーズではそれ以上の活躍をしました。ちなみに前田は3mでそこそこです。ワールドシリーズの全試合にでて最終戦でダルビッシュの後、後続を抑えたMorrowは0.5mと破格です。ダルビッシュは年収13Millionというかなりの高額なプレイヤーです。彼を雇った以上、彼がスタメンで、そしてこういった重要な場で活躍するということに対する期待値がつくのは当然です。高い給料にはそれなりの責任が伴います。今回、ドジャーズで同様に期待されていていてダメだったのが3番を打つ、ベリンジャーです。昨日も全打席三振だったのではないでしょうか?ただ、彼の場合はまだ新人で給与も安くRedeemする場はいくらでもこれからあるでしょう。今回のことはダルビッシュが言うようにまさに「学習の場」になると思います。「高い給料とそれに伴う責任」、それを「学ぶ場」がアメリカです。私もアメリカの経営コンサルの会社で14年間いましたが、毎年毎年、そんなプレッシャーがあり、それがとても自分の成長になりました。リスクを背負い、期待と不安の中での大きな賭けができるのがアメリカの魅力です。ダルビッシュは「学びの場」としてどうやって今回の経験を生かすことができるでしょうか?

 

ダルビッシュは給与を減らしてでもDodgersに残るべき!

私はUCLAのホールでたくさんのDODGERファンと一緒に試合を見ていたのですが、ダルビッシュが連打され、2回にホームランをされた時の全員の失望、そしてダルビッシュは「なんて期待外れなプレイヤーなんだ!彼は何人だ、日本人か!」と言われているのを聞いて、同じ日本人としてとても悲しい気持ちになりました。特に息子のノアはよくCHINITOとヒスパニック系のクラスメイトからバカにされたりするので、一生懸命声をあげてダルビッシュの応援をしていました。なので、彼がアストロズにボロボロに打たれ、またも2回で交代されたとき、我々も、とてもいにくい雰囲気になり、思わず会場をでざるをえませんでした。フリーエイジェントで高額のダルビッシュとの契約継続はするのでしょうか?ドジャーズにとって今回の失望はとても大きかったので、予算的にも精神的にもダルビッシュの契約を好まないと考えられます。彼のエイジェントは、ダルビッシュがいくらで売れるかで自分たちの収入が決まるので、価格を下げることには興味がないでしょう。でも、ダルビッシュにとって、まだ残されたことがあります。それはRedeemすることです。今回2回も全員を失望させたこと、LAのファンを失望させたこと、それは給料以上の問題ではないかと思います。ダルビッシュぐらいの選手であれば、MLBで活躍できなくても、日本に帰ればいくらでもWelcomeしてくれるでしょう。金に問題がないなか、エイジェントに言われるまま金についていくのは情けないです。私が最も尊敬する日本人のMLBプレイヤーは野茂英雄です。まだ日本人の野球選手の価値が評価されていない時代に日本の給料の10分の1でアメリカに来て、メジャーリーグ(ドジャーズ)で新人王、ノーヒットノーランなどの記録をつくり、日本人選手がMLBに来れる基盤を気づいた人です。ただ、彼が最も尊敬できるところは、力が弱くなりどのチームも雇ってくれなくなっても、アメリカのマイナーリーグで最後までプレイしていたことです。日本には帰りませんでした。そんな野茂のようにダルビッシュにはなんとしても自分自身をRedeemしてもらいたいと思います。人間が最後に死を迎える時に重要なのはそういうことです。お金は残りません、でもどういう人間であったのかというLegacyは残るのです。

 

凄い選手と普通の選手の違いに秘めた精神力

昔、ライス大学の教授が、マイケル・ジョーダン、ヨーギ・ベラ、タイガー・ウッズなどの研究をして、すごい選手と普通の選手の差は、練習量ではなく、一番きついときに特殊な集中力であるということを書いた本がありました。その本にもありましたが、人間には、知(頭脳)と体だけでなく、精神(心)の部分があり、そのバランスが人間の能力を最高にするのです。昔からお寺などで座禅を組み、精神の部分を高める重要性を知っている日本人にとってこれは新しいことではないのではないでしょか?マイケルジョーダンが一番きつい、優勝をかけた奇跡的なショットを決める。まさに緊張感が最高でアドレナリンが頂点に達する時に力を出せるというのが精神の部分だそうです。ワールドシリーズでも前田や、ダルビッシュ、そしてその他の選手の表情にもその独特のプレッシャーを感じることはできました。そのプレッシャーの中で成果を出す、更に上の力を見せるのが精神力の部分です。子供の時からスポーツばかりしてきた人にとって、知と体はかなり鍛えていると思いますが、精神の部分、心の部分はどうでしょうか。これに関して、結果だけみると、ダルビッシュはまだまだだったのではないでしょうか?ただ、精神力も安定したものを持たないと崩れます。例えばタイガーウッズに関してはお父さんとの関係が「精神力」として大きかったようですが、お父さんがなくなると、夫婦関係での問題なども出て、プレイも含めて崩壊しました。NBAやNFLのプレイヤーでも麻薬に走ったり、犯罪に関与したり、崩れる選手も少なくありません。ダルビッシュと同じく13Mを稼いだハーフの日本人メジャーリーガーの伊良部秀樹選手を思い出します。伊良部はヤンキーズで活躍し、Japanese Nolan Ryan ともいわれてました。ただ、結果がでなくなると、強いと思っていた精神部分も崩れます。なので、タイガーウッズ同様に急速に成果がダウンするのです。彼はMLBの後、日本に戻り、かなり稼ぎます。莫大な財産を持っていたので、ビジネスのSuper Udonの失敗があたにせよ、経済的に大きく困っていたことはないと思います。失敗があたにせよ、パロスベルですの高級住宅地に住んでいたので、経済的にそこまで困ってはいなかったと思います。彼がなぜ自殺をしてしまったのかは不可解です。でもこれも精神的な何かがあたのでしょう。精神の部分はとても重要であり、そのバランスの上に高いパフォーマンス、そして人生を切り開いていく秘訣があるので、何らかの精神的な支えは重要です。

 

スポーツ選手と精神力とFaith

クレイトン・カーショーは敬虔なクリスチャンで、祈ることで精神的な安定をはかっているとのことです。実をいうとスポーツプレイヤーの中にクリスチャンの数は多く、LAだけでも、ドジャーズのオウナーの一人のマジック・ジョンソン、テニス選手の錦織を名選手にしたコーチのマイケル・チャン、NFLのチャージャーズのPhilip Rivers、クリッパーズのChris Paulなど数えきれないほどいます。以前俳優のデンゼルワシントンや元大統領のロナルドレーガンに教会で会ったこともありますが、アメリカ社会の中でFaith、そしてそれに基づく安定した精神の力はとても重要です。大統領にも顧問の牧師もつくほどです。「精神力」の重要性はスポーツプレイヤーや理解しているので、宗教を持たない日本人プレイヤーの中には、精神力を高める謎のネックレスやブレスレットのようなものをしたりする人もいます。でも間違った占いや、新興宗教などに入るとかえって精神どころか、その後の生活や家族まで悲惨な状況になるので、どのような場所で、どう精神を高めるかということはよく考えなければならないことです。私は2018年の1月から10月Mission Valley Free Methodist Churchという日系の教会でインターンをするので、日本語で話をするので、LAにいるのであれば是非ともダルビッシュさんにも来てもらいたいです。

 

私が今言っているFuller Theological Seminaryは心理学でも有名で、今のクラスでもExamenという自分自身へのMeditationや振り返りということをやっています。ちょっとヨガっぽいのですが、効果はあるような気はします。この振り返りはクラスの学習内容なども振り返るので、精神集中をしながら、復習をすることで学習効果が高まるようなので、短時間での学習効果を鍛えるのがCVSなので、次回のセミナーでそれを実験的に用いてみて、学生の学習成果があがるかチェックしてみたいと思います。

 

さて、読者の皆さん、ダルビッシュはどうしたらよいと思いますか?野球を見ていた皆さんはダルビッシュの何がダメだったのだと思いますか?ロバーツがダルビッシュに先発をさせた判断はどうだったでしょうか?精神面の話では、皆さんは知と体と心についてはどう考えますか?どうやったら、知の成長とそれを鍛えること、体の成長とそれを鍛えることはわかりますが、精神の成長とそれを鍛えるということはどういうことなのでしょうか?意見交換を期待しています!

このブログを読んでいてCVSに参加したくなった人がいたら、お問い合わせはwww.cvsli.staff@gmail.comまで。私とのビデオ面接で、奨学金から合格まで決まります。良い機会ですので、皆さんチャレンジしてみてください。

まで気軽に連楽をください。

報酬:~30万円

期間:2017年2月初旬~3月末

場所:2月米国ロサンゼルス、3月上旬、メキシコ市、3月中旬米国ロサンゼルス及びメキシコへのクルーズ(終了後、ラスベガス、グランドキャニオンに打ち上げ旅行)

募集人数4名

受け入れ企業:米国カリフォルニア州NPO法人CVS Leadership Institute

 

ビジネスで意味をなすのが、座学の知識ではなく、現場での力です。その現場での「仕事力」をアメリカで長年コンサルタントを育成した実績のある講師から学びましょう。この春、ロサンゼルス、メキシコに滞在しスタッフとしての給料・手当をもらいながら学び成長できるのがCVSスタッフプログラムです。CVSは今回で28回目を迎えます。優秀な参加を多数生み出しているプログラムを支えているのがスタッフです。CVSでは1000名に上る卒業生が出ていますが、スタッフの経験者も総勢100名を超えています。スタッフは「もうひとつのCVS」で、実際にかなりのリーダーシップが鍛えられます。スタッフは仕事で給与が出るだけでなく、リーダーとして成功をもたらすことができればMAGIとしてCVSの歴史に名前を残し、更には特別手当をもらうこともできます。オンラインの無料トレーニングもあり、そのトレーニングを終えるとボーナスも出ます。お金がもらえて学べる、それがCVSスタッフです。

 

1.       スタッフ給与・手当とトレーニングと指導:CVSスタッフは成果に応じて手当が出るので、それ以上のリターンも可能です。スタッフがインターンの指導などを担当すると、指導手当ても出ます。現場での「仕事力」にあわせて給与をもらうことをモチベーションにし、自分を成長させることができます。報酬は以下の期間とそれぞれの役職に応じて異なります。

a.       訓練期間・選考期間:

                                                              i.      期間:本日~2017年12月31日

                                                             ii.      報酬:スタッフ選考はその訓練の結果により異なります。10月~11月の期間に訓練が行われ、課題と試験をパスし、必要とされる単位を獲得した段階で契約金が日本円にて支給されます。CVS卒業生の場合は、各課題の成果に応じて追加の手当てがもらえます(各セクション毎に最大3000円)。

                                                           iii.      トレーニング内容:トレーニングはオンラインで自分のペースでできます。更に毎週講師がアメリカからSKYPEにてクラスをします。日本時間で土曜の夜11時~12時。是非とも参加ください。

1.       スタッフの仕事オーバービュー(SKYPEクラス10月28日)

2.       スタッフの影響力と営業力(Skypeクラス11月4日)

3.       目標管理制度と報酬の仕組み(Skypeクラス11月11日)

4.       プロジェクトマネジメントと企画力(Skypeクラス11月18日)

5.       CVSのマクロ経済とファイナンス(Skypeクラス11月25日)

6.       スタッフのリーダーシップ(Skypeクラス12月2日)

7.       CVSにおける各種ルールと経済制度(Skypeクラス12月9日)

8.       エンターテイメントと広報(Skypeクラス12月16日)

9.       会計(Skypeクラス12月23日)

10.   人事と総務(Skypeクラス12月30日)

                                                           iv.      選考方法:CVSの選考は実力式、生き残り式です。チーフは上記全セクションを終えた人がなり、その他は上記1~5の必修に加え、自分の担当分野のトレーニングを終えた人から正規スタッフを選びます。まずは講師がチーフをノミネートし、そのチーフがその他のスタッフを選びます。最終的にはスタッフ全員をチーフを承認してチーフが決定します(過去、初期に選ばれたチーフが最終的なスタッフ全員の投票でチーフにならなかったことが2回あります)。スタッフトレーニングを誰も終えなかった場合は、暫定でのスタッフが決まります。暫定スタッフの場合は、スタッフトレーニングと試験を終えるまで給料の支払いはありません。

                                                             v.      スタッフ決定と契約金

1.       スタッフ決定:1月上旬に本人に告知され1月21日の半期総会にてCVSメンバー及び28期生に対して公式発表されます。

2.       契約金

a.       チーフ:5万円

b.       その他:3万円

b.      事前準備期間:1月1日~1月31日までは事前準備期間です。この期間は主にスタッフチームとしてのチームBuilding,事前ミッションの指導、そしてコア期間の準備をします。

                                                              i.      報酬:この期間はコア期間と同様にMBO(目標管理制度)で成果に応じた報酬が出ます。チーフは全体のMBO及び、各スタッフに対するMBO評価にて決まります。

1.       チーフ:最高8万円

2.       その他スタッフ:最高5万円

                                                             ii.      仕事内容:仕事内容はMBOのセッションでカバーします。1月は大学の試験機関にもなるので、これらの仕事は選考期間に前倒しでしておくことを勧めます。

                                                           iii.      支払い:日本円で銀行振り込みとなります。遅れた場合は渡米後のドルでの支払いになることもあります。

c.       渡航費支援:スタッフは渡航費は出ませんが、渡航費のローンは可能です。但し、ローンを受けることが可能なのは、スタッフトレーニングを完全に終えた正規スタッフのみで、暫定の場合はローンはできません。

d.      コア期間の支給:正規スタッフはアメリカ及びメキシコ滞在中は2週ごと(Biweekly)に手当が出ます。この期間の手当はそのポジションにより異なります。通常チーフは基礎手当にスタッフに対する指導、インターンに対する指導といった指導手当てが支給されます。同様に他のスタッフもインターンが部下としている場合にはその指導手当てが支給されます。総額で基礎支給額の最高が800ドル相当(10万円程度)、指導手当ての支給額が最高で1800ドル(21万円程度)それぞれ評価に応じて支給されます。二週毎に支払われます。

                                                              i.      チーフ:最高1500ドル(2週毎最高500ドルXMBO評価)

                                                             ii.      その他スタッフ:最高750ドル(2週毎最高250ドルXMBO評価)細かい仕事とあそれぞれのゴール、評価方法などはスタッフのトレーニングで説明します。

e.       渡航費の返金としての給与の位置づけ:スタッフは通常の観光ビザ(ESTA)で米国に行くので、労働は認められていません。なので、アメリカでの支給は給与ではなく、渡航費の清算金という位置づけでの支払いとなりますので、ご了承ください。

f.        その他特別ボーナス:スタッフチームはプログラム終了時点でそれぞれ通算6割を超える評価を得た場合はMAGIやMAGIJRといった資格が与えられます。MAGIは200ドル相当のボーナス、500ドル相当のMAGIエンブレムの入った純銀のリング、そしてその後、定期的にMAGI DIVIDENDと言われる予算を毎年FORCEに合わせてもらえます。MAGI JRの場合は100ドル相当のボーナスのみ支給されます。

g.       参加者の変動による予算の変動:スタッフ予算は参加者が24名いることを前提に計算しています。手当ては参加者の参加費から出るので、参加者が定員割れした際などは総額がその比率で減額します。原則、正規スタッフはメキシコへの 渡航費、クルーズ代も出ます。但し、暫定スタッフの場合はそのようなコストは自己負担になりますので、くれぐれも、スタッフトレーニングをしっかりと受け、試験と課題を終わらせ正規スタッフとして参加ください。

2.       スタッフ経費予算:スタッフは仕事をしながら学習をするプログラムなので、交通費、事務費、食費といった費用が発生します。それらの費用は事前期間は福島キャンプ、会計キャンプなどの利益、コア期間はDEPOTの利益を活用して良いことになっています。予算が余った場合は、自分たちの渡航費に充てることも許可されています。なのでスタッフはそれらの活動をしっかりと実施し、予算を確保することが重要です。

3.       スタッフのコア期間の過ごし方:コア期間、スタッフは参加者へのミッションの指導、そして管理の2つの側面で貢献してもらいます。滞在先が別になったとしても1日1回の打ち合わせは必ず実施します。自分の担当ミッションに関しては、クラスの内容を熟知し、参加者に指導をする立場になります。インストラクターから事前に資料をもらい、過去期の引き継ぎ書なども見ながら、担当ミッションの内容を熟知し、そのミッションの盛り上げ、学習効果の最大化に徹します。ミッション以外には、それぞれの役割毎に仕事があります。詳しくは、トレーニング資料に記載されています。

4.       コア期間のスタッフ滞在先

a.       LA期間(2月2日~3月1日)

                                                              i.      滞在場所:いろいろな場所に滞在はできますが、チーフは講師とのすり合わせが重要なので、原則講師の自宅に滞在してもらいます。それ以外のスタッフは自由に選べますが、それぞれ費用など異なるのでよく考えてから決めてください。

1.       無料滞在場所:講師萩原の家にスタッフ部屋があり、そこに2名、別な部屋に女性のみ2名滞在できます。1日原則2食がつきますが、約2時間半のチョア(仕事)がありますので、それを朝と夜にしてください。

2.       大学寮(1泊30ドル):William Carey大学の寮に参加者などのルームメイトがいる場合のみ滞在できます。食事はつかないので、自分で近くのスーパーで購入するか、大学のカフェテリアで食べてください。

3.       ホームステイ(1泊40ドル):参加者と一緒にホームステイもできます(誰かルームメイトがいる場合のみ)。1日2食つき、アメリカ人家庭なので、英語の勉強もできます。

b.      メキシコ期間:正規スタッフの場合、チーフと人事スタッフは優先的にメキシコに行けます(渡航費、滞在費はCVSで持ちます)。その他のスタッフはLAに残る場合はサンタモニカのファンハウスにスタッフの仕事をする人に限り無料で宿泊できます。休暇にする場合は宿泊費がかかります。チーフと人事スタッフ以外は、ホテルと渡航費は実費となりますが、それらはスタッフ予算がある場合は、そこから負担することもできます。

c.       クルーズ期間:正規スタッフで、更にクルーズまでにMBOが通算で6割を超えている人はクルーズ費用をすべてCVSが負担して参加できます。それ以外は実費を払ってもらいます。(400ドル程度)

d.      卒業旅行:DISNEYLANDの滞在費はCVSにて負担します。ラスベガス、セドナへの旅行は空きがある場合のみ一緒に行くことができます。但し、参加者同様に参加費を支払ってもらいます。運転手のみ無料になります。

5.       応募方法:CVSのスタッフトレーニングはかなり価値あるものです。CVSのスタッフとしては来れない人も含め、トレーニングには参加してみてください。

a.       メールでの応募:興味がある人はEメールでCVSLI.STAFF@GMAIL.COMに、住所、氏名、メールアドレス、電話番号、大学名(社会人の場合は最近までの勤務先)を記載して申し込んでください。

b.       メンバーシップ費用の支払い:CVSのメンバーでない人はメンバーシップ費用3000円を支払ってもらいます。支払い方法などを記載したメールを送るのでそれに従って支払いをしてください。メンバーの人はそのままでいいです。卒業生でメンバーシップが切れている人も同様に会費の支払いをしてください。

c.       Moodleでのトレーニング:申し込みがあった人をMoodleでのStaff Training28のクラスに招待しますので、教材、課題、試験などを自分のペースで進めてください。上記1にトレーニングの予定があるので、そこに参加してください。

d.      部分参加:スタッフは原則すべての期間参加できる人を優先します。ただ、状況によってはスタッフとしての部分参加も認めます。

 

 

では多数の皆さんの応募を待っています。凄い春になりそうです。皆さんにとっても思い出深いものになるでしょう。スタッフにチャレンジしてポイント、お金をかせぐだけでなく、大学時代の貴重な夏を意味あるものにしましょう!

 

2017年10月萩原

 

私はUCLAでMBA取得後、直接アメリカの監査法人のデロイト&トウシュに就職し、そこでコンサルティングを社内ベンチャーとして始めました。その後、デロイトコンサルティングに移動となり、長年アメリカで働くことになりました。「日本人の若者がアメリカで働けるようになるようなトレーニングをしてほしい」といい熱烈な依頼を日本人の学生から受け、それでCVSをスタートしました。CVSは今回で27回目で900名に及ぶ卒業生を出しています。卒業生たちが作った会社がNHKの情熱大陸に出たり、卒業生の平均所得が日本人の平均所得の倍以上であったりと、それなりの実績は評価されています。ただ、その中で実際にアメリカ企業に就職し、働いてる人は1名、アメリカで起業した人は1名のみです。アメリカに日系企業の社長として働いている人は5名程いますが、アメリカの会社に就職させるという当初のビジョンの方向には向かっていません。原因としては、前例の少ない海外就職に対する恐れと、最近の若者特有の「日本が一番ええんちゃう」現象かと思います。確かに、日本でも起業するにしても隙間がたくさんあり、所得水準も高いので日本での方が活躍できるチャンスがあったのは事実です。ただ、今後日本の経済が衰退し続けることを想定すると、給与の面や家族を築く将来のことなどを考えるとアメリカで働いたほうが圧倒的に有利な時代も来ると思うので、アメリカで働く場を提供する働きは続けていこうかとも思っています。

 

アメリカで就職をしようと思ったきっかけ:中満泉さんとの出会い

私が学生時代は、皆さん同様に私はアメリカで就職することは全く念頭にはありませんでした。特に当時の日本はバブル最盛期、Fortune 500世界のトップカンパニーでトップ10の約半数が日本の企業という時代です。更に売り手市場で、内定者を拘束するために海外旅行に連れていく企業もあったほどの時代です。私は大学3年で、ワシントンDCにあるジョージタウン大学に留学していたのですが、その当時アメリカで就職をするなどということはこれっぽちも思っていませんでした。ただ、当時、日本人の留学生で一緒にNHKワシントン支局でインターンをしていた学生が、いきなり国連に就職したのです。それに喚起されたのか、上智大学から交換留学で来ていた学生も現地で就職し、慶応大学から来ていた交換留学の学生はアメリカ人の彼氏と結婚してしまいました。アメリカ留学をアメリカでの就職のステップとするということは、発展途上国の学生などにはよく見られたのですが、まさか日本人がそのように、羽ばたいていくとはかなりの驚きでした。

 

当時国連に就職したジョージタウンの学生というのは中満泉さんという人で、彼女はなんと今年国連事務次長になられたようです。おめでとうございます。日本人女性として最初の事務次長というだけでなく、彼女は、ジョージタウンを出てからずっと国連で働き、まさに実力でスタッフから今のポジションまで登って行ったのだと思います。私が中満さんと会ったのは、ジョージタウン大学留学時代、1988年にロナルドレーガン大統領がジョージタウン大学に来てスピーチを聞いていた時でした。その当時NHKでインターンをしていた中満さんが、私に何かインタビューしてきて、その後で、「NHKでインターンしない?」と誘ってくれたのです。それを留学生仲間全員に伝えて、結果的にみんなでNHKでインターンをしたのですが、「ただの留学」ではなく、「ワシントンDCでインターンをしながらの留学体験」という金銭的にも、経験的にも価値ある体験ができました。アメリカの留学というのは「留学体験」としてはもったいなすぎるもので、まさに国際的キャリアの登竜門的な要素があります。そういう世界に飛び込んでいく冒険の魅力を感じました。アメリカで働くのは日本で働くのと世界が違います。新しい人生と想像もできないチャンスがあります。若い間に是非ともそのような世界に飛び込んでもらいたいものです。

 

日本企業でアメリカに来ることと、アメリカで就職することとどちらが良いのか?

前述した通り、日本人の留学生仲間が現地で就職をする中、私は別な留学生と一緒に、「日本の企業が一番、日本の企業から海外に送ってもらったほうが良い」と言って帰国しました。私は、ブリヂストンの海外部門に行き、その友人は輸銀からOECDに派遣されました。ただ、日本企業から海外に送られる場合は、海外に行っても日本の延長であり、数年で日本に戻されるので、常に日本を見ながら、日本を気にしながら仕事をすることになります。私はブリヂストンをやめ、MBA留学をしてからアメリカの会社に就職をしました。主に日系企業をクライアントにして働いていましたが、海外にある日本企業での労働環境を観察すると、そこに感じるものは「日本」でした。日本から来た駐在員は時差を越えて長時間労働、日本との対応、日本人通しの飲み会、日本から来る社員やお客さんの対応に追われ、アメリカにいてもその文化は「日本企業」であることに変わりはありません。日本の親会社が海外でさぼっているとでも見張っているかのような緊張した雰囲気もあります。アメリカの会社に就職することと、日系企業から海外に派遣されることはちょうど、独自で海外にバックパッカーで旅をするのか、パッケージ旅行で海外にいくのかの違いのようです。パッケージツアーは簡単に申し込め、安心できるという部分はありますが、海外での体験になると非常に限られたものになります。両方経験した私にとっては、できればバックパッカー(自力で海外就職)を最初にして、それがしんどいと思ったら、パッケージツアー(日本企業から海外派遣してもらう)を選ぶのがよいかと思います。海外、特にアメリカのトップ企業で現地就職できた場合は、日本に戻っても再就職に苦労することはないと思います。ポイントとしてはトップ企業に就職するということです。

 

アメリカでトップ企業に入るためのポイント

日本での就職活動が他の日本人との競争であるのに対し、アメリカでの就職活動はアメリカ人との競争になります。留学生で現地就職する人も多いので、その他の留学生との競争もあります。なので、まずはアメリカ人、そして世界中から集まる留学生との競争に慣れておかないとトップ企業に入ることは厳しいでしょう。なので、通常はアメリカでの大学と学位が要求されるのです。VISAでまずはF1からH1Bをもらい、そしてグリーンカードに切り替えるという小手先のことばかり考える人がいますが、そういう問題ではないのです。優秀な人間であればVISAはついてきます。まずは「海外でもやっていける人間」でなければならないのです。これはアメリカのトップレベルの大学に留学をすればわかるのですが、アメリカ人との競争はなかなか過酷です。但し、その競争を通じ自分は大きく成長します。競争をする際に自分にとっての「売り」となるのが、日本人であるということです。日本は、世界的に認知度も高く、活躍している人も多く、日本企業の国際的な進出のお陰で、ビジネスで接することもおおいので、就職に関しては他国の学生よりやや有利だと思います。さらに、日本人特有の「数字・テクニカルに強い」、「勤勉で努力をおしまない」という日本人としてのイメージと重なれば、就職面接の際に良いイメージを持ってもらえる可能性もあります。なので、まずはアメリカの良い大学に留学するなどして「強いレジュメ」を持つことで、初期のスクリーニングをクリアし、そして面接までもってくれば自分の強みをしっかりと表現できれば内定をもらうことも難しくはありません。

 

アメリカの会社に就職してからのポイント

競争原理があるのがアメリカの会社なので、就職してからも競争があります。そしてその競争に敗れると首にされることもあります。だからといってむやみに長時間労働をするような日本的なカルチャーがあるわけではありません。努力している姿は評価はされますが、日本ほどではありません。むしろ、しっかりと会社のゴールを意識して、積極的にイニシアチブをとっている姿が評価されます。むやみに残業ばかりしていると、「仕事ができない」と逆に思われてしまうリスクもあるので、むやみに残業はしません。仕事が追い付かないときは、自分のキャパが小さいと思われないように密かに仕事を家に持ち帰るなどしてこなすこともあります。更に、自分の実績や貢献をしっかりと上司に対してアピールしておくことも重要です。アメリカ人はバーバルコミュニケーションを好みます。なので、上司との会話、Meetingの場などでしっかりと自分の存在価値を示すことをしておくことも重要です。コミュニケーションイン関しては上司だけではなく、横とのつながりも重要です。他の社員からしっかりと存在意義や、貢献を認識してもらうことで、自分のPositionの安定を図ります。日本人の中にはコミュニケーション能力が低い人も多いので、これは要注意です。特に、日本人が学生の間に鍛えたほうがよいのが、英語によるコミュニケーション能力と外国人とのチームワークです。この能力がないと海外での就職は難しいでしょう。CVSではホームステイとアメリカの学校での教員体験などを通じて、このコミュニケーション能力を鍛えます。更にメキシコのビジネスコンテストでは、メキシコ人とチームを組んでコンテストに臨むので、そこで外国人とのチームワーク力が図れます。

 

アメリカの会社に就職をしてからのキャリアプラン

日本人の多くは日本が大好きで、いつかは日本に戻りたいと思います。私も同様ですが…海外で働いていた経験は決してマイナスにはなりません。私はデロイト時代によくHead Hunterから電話がかかってきました。主に日本での外資企業の管理職が多かったのですが、日本の企業でも外国人とやっていける人材を必要としている会社も少なくないので、日本に帰る先はあります。ただ、どのタイミングにで日本に帰るのか、それは難しいです。特にグリーンカードを取ってしまうとアメリカに住んでいる期間が短いと没収されてしまうこともあるので、グリーンカードを取った後では、家族のことや将来のことなどを考えながらどちらを選ぶのかを決めてもいいです。ただ、アメリカに住んでいても日本には簡単に、頻繁にかえることは可能です。私の知っている人で、日本人でありながら莫大な駐在員手当をもらって日本に駐在している日本人もいます。外国企業に働きながら日本に派遣されるというこのモデルもあるので、アメリカのトップ企業で働くことはキャリアとしてマイナスではありません。

 

最後に

若い間はチャンスがあります。なので、日本人の大学生は、目の前の就職活動などに追われるのではなく、もっと大きく飛躍するチャンスを海外に求めてはどうでしょうか?結局就職活動がうまくいかないのも、若者がそのような体験やスキルを有さないからなので、大学生の間は上記のようなチャンスを求めて海外にはばたくことが重要です。羽ばたけ日本の大学生!CVSを通じて私は、留学支援、奨学金の支援、インターンの支援もします。過去、CVSの卒業生にビジネススクールなどの推薦状なども書いて、彼らの成功にも貢献しています。私は自分が若いころに、奨学金をもらい、海外での留学、そして就職と、色々な人の支援を受けました。なので、その恩返しとして、今の学生の支援をしています。CVS27期が始まります!27期の皆さん、私をしっかり利用してくださいね。皆さんに指導ができること、そしてキャリアのアドバイスができることを楽しみにしています。

 

(写真はジョージタウン大学留学時代にNHKでインターンをしていた時の私です!)