健康生活アドバイザーの米田です。
今回はあなたの今後の生活を左右するかも
しれない正常血圧範囲について書いて
いきます。
正常血圧範囲は高血圧者にとってバイブルと
言える大切な数値です。それを越えれば、
食事での減塩、運動の実施や降圧剤服薬など
の治療が始まってしまいます。
人により大きく異なるでしょうが、毎月の薬代が
約3,000円、半年毎の精密検査が、1回あたり
1万円から3万円位掛かることにもなります。
この費用も年金生活ではバカになりません。
また、降圧剤の副作用も気になりますね。
あなたは血圧正常範囲とは医学的検知から
定められた権威ある揺るぎない数値と思って
いませんか?以前、私はそう信じていました。
これから色々な数字がでてきます。
途中で何を言いたいんだ、といった突っ込み
が入りそうなので初めにお断りしておきます。
医学に詳しくもない私が、この数値は変だ
とか間違っている等という積りはありません。
血圧正常値に対する豆知識のご案内程度に
お考えください。

正常血圧範囲は、診察室測定値では、74歳
までは一律、
上(収縮期)の血圧が140未満
下(拡張期)の血圧が90未満
単位はmmHg(血圧計の水銀柱の高さ)
となっているのは、ご存じでしょう。
75歳以上の後期高齢者では150/90です。
以下の説明でA/Bと表記がある場合には
上の血圧/下の血圧 とお考えください。
なお家庭での測定値では、135/85が
正常値ですね。
何十年か昔には上の血圧が年齢+90という
時代もありました。
しかし直近でも変更されそうになった事が
あったのを覚えて居られる方もいるのでは
ないでしょうか...
2014年4月、日本人間ドック学会が従来の
数値を緩和した、148/95 を新基準として
定めました。
根拠は、人間ドックで正常と判断した人の
95%が、血圧147/94以内だったということ
でした。
一方、日本高血圧学会は従来の数値を堅持
したため、正常血圧値がダブルスタンダー
ド状態となったのです。
この新基準値は、瞬く間に、各種メディアで
取り上げられ、
「皆さんは健康になりました!」とか
「もう降圧剤は飲まなくてよい!」などの
誤報が広がったうえに、医師や病院関係者を
も混乱も陥れる事態になりました。
このため両学会間で話し合いがもたれ、結論
的には従来の数値継続となりました。

では米国ではどうなっているのでしょう。
アメリカ共同国内委員会(JNC)が、降圧剤
投与等の治療開始血圧目標値を、これまでの
140/90から150/90に緩和する指針を出した
そうです。
厳し過ぎるから必要もないのに降圧剤の服用
者が増え続けているという意見もあります。
今回の記事では正常血圧値の範囲に関する
最近の動向をお知らせしました。
纏めますと、
ステップ1
・正常血圧範囲は変わることがある
・国や機関により数値が異なることがある
という事を先ず知っておきましょう。
ステップ2
従って、血圧の病を抱えるあなた(私もです)は、
TVニュースや雑誌の見出しなどを注意深く
みて、正常血圧範囲の動向に関心をもち
続けましょう。
ステップ3
そして正常血圧範囲に変更が生じた場合には
医師に今後の服薬に影響しないか確かめ
ましょう。
この3ステップを行えば、
あなたは血圧を下げ、
爽快な毎日を送れる様になる近道です。
私見ですが、利権や損益ではなく、純粋に
健康年齢向上や生活品質(QOL)向上の
観点で見直して欲しいと思っています。
次回は血圧測定の落とし穴を予定して
います。お楽しみに。
最後までお読み下さり有難うございました。
健康生活アドバイザー 米田
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