こんにちは。
本日は8日(土)に行われたアキバキャンサーフォーラムの報告です。このフォーラムは27種類ものがん情報から、在宅医療や医療費など治療を取り巻く情報までを取り上げたセミナー、その他に、がんをテーマにした映画上映、がん体験者のためのヨガ、メーク&フォトプログラム、などなどが行われるイベントです。
ワンステップ!はそこにブース参加してまいりましたよ。今回はその模様を写真で紹介します。そして、なんと!同じ肺がん患者で、会員の清水さんが体験記を寄せてくれました。
さまざまな患者会や関連団体のブース会場です。休憩所、イベント会場も兼ねていたので、いつも人がいました。
こちらレモネードスタンドです。白血病を患ったアメリカ人の少女が、同じ病気の子を助けたいと、自宅の庭にレモネードスタンドを設け、募金活動をしたのが始まりです。世界に広がっているようです。
こんな感じで患者団体のブースが並んでいます
ワンステップ!はこちら。チラシを配り、9月5日おしゃべり会を宣伝しました。
お手伝いしていただいた皆様、ありがとうございました。
では、清水さんの体験記です。どうぞ~。
アキバキャンサーフォーラム2015 体験記
8月8日土曜日に行ってまいりました、アキバキャンサーフォーラム2015。
僕はお昼前から参加させてもらいました。もちろん参加するのは今年が初めて。
まず秋葉原というところに15年ぶりぐらいに来たので、街の変わり様と外国人の多さにビックリ。興味があったので秋葉原の街をぶらぶらしてみることに。マニアックなお店がたくさんあり僕にとっては新鮮で、メイドカフェのチラシをかわいいメイドの子が配っていたので思わず入りそうになったが、後ろ髪を引かれつつキャンサーフォーラムの会場へ無事到着。
会場の中に入ると、たくさんの人がいて、がんに関係するたくさんの団体がブースを出していてちょっとドギマギしつつ、ワンステップのブースと長谷川さんを見つけ安心。
長谷川さんやワンステップではお馴染みのMIRAさんと一緒にブースの番をしました。ワンステップのチラシを配り、興味がありそうな人には活動内容を話たり、アンケートに答えてもらうのが仕事。もちろん次回おしゃべり会の案内もしてきましたよ。
でも、正直なところブースにずっと人が来てくれる状況ではなく、プログラムには肺がんの患者やご家族がたくさん来てくださっていたとは思うのですが、なかなかワンステップまでは足を運んでもらえないみたいで・・・。それは次回への課題ですかね。
テーマごとに最新の情報をその分野でのエキスパートが講演してくれるプログラムはどれも人気があり、部屋に入りきれず立ち見になっているプログラムもあるほど。
日本肺癌学会共催プログラムも4つあり、それぞれ「肺がんの外科治療」、「肺がんの薬物治療」、「がんの臨床試験」、「がん免疫療法」も一番大きい会場だったのにも関わらず、どれもほぼ満席でした。
ちなみに僕はブースの番などもあり参加できたのは「がん免疫療法」だけでしたが、こちらも大人気で僕も立ち見でした。300人~400人ぐらいいたのかな。
内容はがん免疫療法のこれまでの歴史を20分ぐらい、免疫チェックポイント治療薬(ニボルマブ)について20分ほど、Q&Aを10分ほどでした。
免疫チェックポイント治療薬(ニボルマブ)については肺がん患者の方は興味があると思うので、聞いた内容でよければ次回おしゃべり会で話したいと思います。
もちろん、「がん免疫療法」の話もとても勉強になりました。また、ほかの団体の方と話すことで刺激をもらいました。
しかし、今回一緒になった長谷川さんやMIRAさんとわりと長い時間話すことができ、患者として生の情報を共有できたことが非常に有意義だったし、勇気をもらうことができました。ありがとうございました。
来年、また参加できる機会があるならば、メイドカフェ体験記も書こうかな・・・。
清水
清水さん、ありがとうございました!
★お知らせ!
ワンステップ!次回の「おしゃべり会」日時変更と場所決定です。
9月5日(土)15:00~17:00 2Hくらい
場所は日本肺癌学会の会議室です(東京駅近く)
今回、お借りできることになりました。ありがとうございます。
おしゃべり会は、普段は話せないことでも、自然と話すことができる、そんな場だと思っています。同じ肺がん患者です。不安や苦しみ、同じ体験をしています。
ぜひ参加してください。お会いしましょう。
肺がんの患者さん、家族、お知り合いなどなどでも参加可。
来てくださる方は一本メールくださいね。
飛び入りでもOKです。
肺がん患者の会 ワンステップ!
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みなさんのためにある患者会です。
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