おじさん、パチスロになる。 | おじさんの依存症日記。

おじさんの依存症日記。

何事も、他人に起こっている限り面白い。

イメージ 1

 この画面の左上を見て欲しい。 ちょうど、画像・アバターの上。 そこにおじさんのブログバナーが貼ってある。 「おじさん」 の文字が、ステージ・カーテンに囲まれているのがわかるだろう。 「おじさん」 は、プロセニアム・アーチ (額縁舞台) に格納されている。 

 つまりこういうことだ。 おじさんは若い頃、演劇の俳優をやっていた。 その象徴として、このブログバナーをつくった。 おじさんに、やたら芸能人の友人が多いのもそのせいだ。 と書くと、おじさんのブログに長く付き合ってくださっている方たちからは、「あれれ、若い頃はフリー・ライターやってたんじゃないの」 という疑問の声も出るだろう。

 おじさんの、しかしてその実体は…。 俳優が閑なときにライターをやり、ライターが閑なときに俳優をやっていただけなのだ。 ま、農地の二期作、二毛作みたいなもんで、それでバブル期に小ガネを稼いでいた。

 この前提を知っておいて貰わなければ、話は先に進まない。

 先日、東京の広告代理店から電話が入った。 久々のCM出演の依頼かと思ったら、違った。 かつておじさんが出演した映画の、肖像権使用を許諾してもらいたいということだった。 もう20年以上前の作品だ、別におじさんに異論はない。 むしろビンボーなおじさんにとって、この不労所得は干天の慈雨だ。

 のちほど送られてきた肖像権使用の許諾書を見て愕いた。 なんと、その映画がパチスロになるのだという。 代理店の封筒には、あの目ン玉マークが。 フジ・サンケイグループの連結子会社らしい。 とりあえず承諾のハンコを押して送り返した。

 さて、実現するのかしないのか。 まだ正式な契約書が送られてこないので映画のタイトルは内緒にする。 おじさん、いまはギャンブルは一切しない。 かつて、賭け麻雀で食っていた時期もあったんだけどね。 だからパチンコ発祥の地・名古屋にいても、まるでパチンコホールには縁遠い。 

 もしこの企画が実現した暁には、肖像権料握り締めて、若き日の自分に出会いにパチンコホールへ行ってみようか、なんて思ってる。